うどんだけでは物足りなさを感じた彼は、小夜子の用意した餅を、砂糖のたっぷり入った醤油で三個ほど平らげた。
「うわあ、見るからに甘そう…」
呆れ顔で見る早苗に、
「良いんだよ、好きなんだから」
と、横を向く彼だった。
早苗は、そんな彼を後ろから覗き込むようにして
「お兄ちゃんこそね、太るよ」
と、悪態をついた。
「あゝ、もう 少しは静かに出来ないのか! さっきから、肘が当たったとか汁が飛んできたと . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
バックナンバー
アクセス状況
アクセス | |||
---|---|---|---|
閲覧 | 124 | PV | |
訪問者 | 106 | IP | |
トータル | |||
閲覧 | 1,180,066 | PV | |
訪問者 | 432,000 | IP |