歴史異聞 第一章 『 我が名は、ムサシなり!』 (七)京の地に、見参! 2020-06-01 08:00:12 | 小説 京の地にて。 野宿には慣れているムサシだが、京の地勢特有の底冷えのする夜はこたえる。 夜露をしのげる良い場所はないかとうろつくムサシの耳に、 「だれぞ、お助けくださいましい!」 と、悲鳴まじりの声が聞こえた。 . . . 本文を読む