愛の横顔 ~100万本のバラ~ (十五) 2023-11-01 08:00:03 | 物語り 栄子と正男のふたり、こぢんまりとした5、6人の客が入れば満席となってしまう小さなバーに入った。 「水割りでいいわね」。くわえ煙草で、顔をしかめながら氷を割るママに「いいかげんに割れた氷を買ったら」。 . . . 本文を読む