昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (九十六)

2010-11-10 21:23:18 | 小説
急なんですが、
明日なんです。
明日は、
夜のバイトが休みらしいんです。
夜の方はね、
不定期らしいんです。
一週間毎に
提示されるらしいんです。

「悟くん。
明日の夜、
時間取れるかなぁ?
映画を観ようと思うんだけど、
一緒に行かない?
韓国映画なんだけど、
二重スパイ物なの。
『シュリ』って映画、
知ってるでしょ?
見損なっちゃったのよ、
あれ。
今度は、
絶対観なくちゃ。
でもさ、
一人というのはねえ。
ちょっと怖い気もするし・・。」

勿論、
二つ返事ですよ。
特段、
観たいわけじゃないですけどね。
話を聞いてみると、
恋愛物だと言うじゃないですか。
僕はどっちかと言うと、
SF物が好きなんですけどね。
へへへ・・。
期待するわけじゃないですけど、
ひょっとしてひょっとしたりして・・。

六時半の約束なんです。
ちょっと時間的にはきついですけど、
頑張りますよ。
退社時間ですか?
一応、五時です。
大体、
五時半には終わります。
この間みたいに、
急な大口出荷があると遅くなりますけどね。
でもまぁ、
滅多にそんことはないですから。

とに角明日は、
ソッコーで帰ります。
やっぱ、
シャワー位浴びなくちゃ。
汗臭くして会うわけには、
いかんでしょう。

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