昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (二十四)

2010-06-03 19:15:19 | 小説
(独白)

もうねぇ、
うっとりしてるの。
お父さんなんか、
オロオロしちゃってさ。

「夫の浮気にショックを受けた人妻が、
雪深い別荘に行くの。
憂いを秘めた眼差しで、
眼下の湖に見とれてるわけ。

そこに、
過去がありそうな男が現れるの。
雪まみれで、
人妻に助けを求めるのね。

そう!岩城晃一なんか、
どう?
毛深そうじゃない?

それでね、
凍傷寸前のその男を介抱するの。
ところが間の悪いことに、
停電になってしまって。

暖房は、
もう暖炉しかないわけ。
ところが薪が、
少ししかないの。

意を決した人妻は全裸姿になって、
男を暖めるわ。
月明かりの下で、
一糸まとわぬ姿が浮かび上がる。

先ずスラリと伸びた足が、
画面に出るの。
少しずつカメラが引いて、
プルン!としたヒップまで。

そこで、
男が薄目を開ける。
『ここは・・天国か・・』
そんな言葉を漏らすのね。

それから今度は、
縊れたウエストを撮ってね。

そうねえ・・
少し斜め後ろにカメラが回って、
乳首が見えそうで見えない・・
その位置でカメラを止めてね。

それから一気に、
豊かなバストに行きましよう。

あまりの神々しさに、
男は目を閉じる。
『暖めてあげる・・』
そう囁くの。」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿