口をはさもうとする真面目派を制すると、
ヒネクレ派は続けた。
「そいつ、
俺みたいなひねくれた奴は嫌いなんだ。
どっちかというと、
行動派タイプがいいんだナ。
といって、
俺を遠ざけるわけでもない。
話は良くしてる。
嫌いな筈なのに、
だ。」
「フーン。
わかるような気がする。
結局、
若いというか、
幼いというか、
そんな所だろうナ。
多分我々が、
母親に対して抱いてる感情に近いんだろう。
母親には、
“女”という意識を持たないよナ。
それがわかるのは、
もっと大人になってからだろう。」
「そういえば・・。
お前のお母さん、
駆け落ちしたんだったナ。
ということは、
無理矢理に
“女”であることを、
意識させられたんだ。
中二だったっけ?」
「うん、
中二の冬さ。
でも、
その前から雰囲気はあった、
何となく。
父親との間もギクシャクしてたみたいだし。
やっぱ、
化粧も派手目になってたような気もするし。
だからかな、
男のような女子に弱いんだ。
女を意識させない女の子に。」
ヒネクレ派は続けた。
「そいつ、
俺みたいなひねくれた奴は嫌いなんだ。
どっちかというと、
行動派タイプがいいんだナ。
といって、
俺を遠ざけるわけでもない。
話は良くしてる。
嫌いな筈なのに、
だ。」
「フーン。
わかるような気がする。
結局、
若いというか、
幼いというか、
そんな所だろうナ。
多分我々が、
母親に対して抱いてる感情に近いんだろう。
母親には、
“女”という意識を持たないよナ。
それがわかるのは、
もっと大人になってからだろう。」
「そういえば・・。
お前のお母さん、
駆け落ちしたんだったナ。
ということは、
無理矢理に
“女”であることを、
意識させられたんだ。
中二だったっけ?」
「うん、
中二の冬さ。
でも、
その前から雰囲気はあった、
何となく。
父親との間もギクシャクしてたみたいだし。
やっぱ、
化粧も派手目になってたような気もするし。
だからかな、
男のような女子に弱いんだ。
女を意識させない女の子に。」
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