昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

お千代さんのご冥福を…

2013-11-11 19:07:13 | よもやま話
島倉千代子さんが亡くなられたとか…少し寂しい気がします。
[東京だよ、おっ母さん]をBGMとして、今、打ち込んでいます。

中学二年、いや三年生頃だったか…
ラジオの前にテープレコーダーを置いて録音したりしたものです。

その頃では、ラジカセなるものはまだ無かった時代なのです。
で、歌の間奏中に、わたしが語りを入れたりしてました。

[からたち日記]だったかな、恋人になりきって答えるといった具合でした。
いやあ、青春真っ盛りでしたよ。

それにしても、無器用な女性でしたね。

他人に生き方を決めてもらうといった人生だったんじゃないですか?
お子さんの問題にしろ借金問題にしろ、端から見てると、振り回されたというか…

歌もそうでしたね。
中々、お嬢さん歌謡から抜け出せずにいられましたから。

浜口庫之助さんじゃないですか、変えたのは。
[愛のさざなみ]という楽曲で、ガラリ変わりましたもんね。

当時流行したサイケデリック調のレコードジャケットなんか、考えられませんでしたよ。

そして、[人生いろいろ]で、自分を解放されましたよね。
「笑い話に涙がいっぱい」なんて、まさにそれでしよう。

この曲を聴くと、涙が出てくるんです。
似通った性格というか、人にふりまわされた人生だったな、と考えるわけです。

いえいえ、恨みとか後悔とかは、まるでありません。
それらをふくめての全てが、わたしの人生なんですから。

おそらく、お千代さんもそうだと思いますよ。
でなきゃ「歌があってうれしい…」なんて、ステキな言葉は出てきませんて。

わたしも残したいものです、「小説を創ることができてうれしい…」と。

ご冥福をお祈りします。


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