昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

映画 [母なる証明]

2012-07-22 13:59:39 | よもやま話
またまた、韓国映画の話です。
深夜に録画していた、[母なる証明]を観ました。
ひと言。相変わらず
「凄絶!」でした。

精神薄弱児を子に持つ、母親の話です。
母子家庭で、漢方薬の材料を取り扱っていました。
無認可ではあるものの、鍼灸治療もできるようで…。
この鍼灸治療をできることが、後々重大な要素を含んでいます。

ある夜、女子高生殺害事件が起きます。
警察のずさんな捜査でもって、精神薄弱児が犯人として逮捕されます。
犯行時間前に、スナック(でしょうね、日本的には)で飲みつぶれてしまいます。
店のママに起こされた息子、とぼとぼと帰ります。
その息子の前を、女子高生が歩いていました。
声をかけようとする息子ですが、無視されてしまいます。

母親は必死になって、息子の無実を訴えます。
息子に対しては、事件当夜の記憶を辿らせます。
拘留中に、「バカ」と詰られた息子、相手に殴りかかりますが
逆にやられてしまいます。
そしてその後に、母親に「思い出した!」と。

「白髪の爺さんを見た。」
その爺さんが廃品回収業者だと知り、その家に単身乗り込む母親。

まさか……
もういい、もういい。ここで終わってくれ。
その願いもむなしく、事の真相が!

母の愛とは、それ程に深いのか!
母の愛とは、それ程に盲信なのか!
母の愛とは、それ程に排他的なのか!

ラストの、母親の踊りが哀しい……

是非にも観て欲しい、映画です。



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