足元に布団を掛けて暖を取る。
君の冷たい足に、僕の足をそっと添えた。
耳まで真っ赤にして、君はうつむいた。
「ありがとう・・」
小さな、ホントに小さな、消え入るような声が耳に入る。
「ごめんな、プレゼントを買えなくて・・」
「いいの、何もいらないから・・。」
僕が、君の肩に手をまわす。
君が、僕の肩に顔をのせる。
フローラルな香が、僕の鼻をくすぐる。
「好きだよ、アコが」
「もっと、好き・・」
そっと、君に口づけした。
僕たちのイブの全てが終わった。
薄明るいろうそくの三本の火は赤々としている。
外には、
この四畳半の部屋のろうそくの火を見つめている、
青白い月の光。
その光にも増す明るさに目をとられているかの如くに。
今夜のろうそくの火は消えても、
僕たち二人の胸につく火は永遠に燃える続けるだろう。
君の冷たい足に、僕の足をそっと添えた。
耳まで真っ赤にして、君はうつむいた。
「ありがとう・・」
小さな、ホントに小さな、消え入るような声が耳に入る。
「ごめんな、プレゼントを買えなくて・・」
「いいの、何もいらないから・・。」
僕が、君の肩に手をまわす。
君が、僕の肩に顔をのせる。
フローラルな香が、僕の鼻をくすぐる。
「好きだよ、アコが」
「もっと、好き・・」
そっと、君に口づけした。
僕たちのイブの全てが終わった。
薄明るいろうそくの三本の火は赤々としている。
外には、
この四畳半の部屋のろうそくの火を見つめている、
青白い月の光。
その光にも増す明るさに目をとられているかの如くに。
今夜のろうそくの火は消えても、
僕たち二人の胸につく火は永遠に燃える続けるだろう。
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