昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

One Pass Way ~ブルー・ごしぃっぷ~ (十一)

2009-12-14 19:15:20 | 小説
村に残る者たちに分け与えることなく、
己たちだけで食したが為の事とされたのです。

人間の食に対する卑しさの恐ろしさを、村人たちは思い知らされました。

で、その村特有の土着宗教が見直されたのです。



人間の食に対する性は貪欲で業が深く憎悪の根源である


と言う教えが、村人たちに浸透したのです。


決して神々の崇りではなく、人間の為せる業のせいだと信じたのです。

*性=さが 業=ごう

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