人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ダニエル・ハーディング,映画「魔弾の射手」で指揮~音楽が先,演技は後

2012年02月21日 06時32分53秒 | 日記

21日(火).昨日の日経夕刊文化欄に「ダニエル・ハーディングさん 映画”魔弾の射手”で指揮」という記事が載りました 記事を要約すると,

「スウェーデン放送交響楽団音楽監督,ロンドン交響楽団首席客員指揮者等を務める気鋭の英国人指揮者ダニエル・ハーディングが,3月10日から公開されるオペラ映画”魔弾の射手”(ウェーバー作曲)でロンドン響を指揮,音楽を担当した ノイベルト監督がイメージした演奏はカルロス・クライバーが指揮した”魔弾の射手”.ハーディングは監督の要求に挑戦することにした.劇中の音楽は撮影の前に録音された 歌手は声の調子に気をとられることなく,演技に集中できた.この映画のユニークなところは先に完成した音に合わせて,現場で演じた点.歌手たちが役になりきって素晴らしい演技を見せていた ハーディングは,日本では新日本フィルの”ミュージック・パートナー・オブ・NJP”(主席客員指揮者に相当)を務めて2年目に入った.楽員からの信頼も厚い

通常,オペラ映画を作る場合には,METライブビューイングのように生の舞台をそのまま録画する方法を採るでしょう.また,普通の映画では,先に情景や演技を撮ってから,それに音楽を付けるでしょう それが,この映画では先に”音楽”を録音しておいて,後からそれに合わせて演技するというのです つまり,歌手たちは予め歌って録音した歌に合わせてクチパクで演技する訳です.歌を歌う必要がないので演技しやすいかもしれません.出演している歌手陣は,ドイツ・オペラ界を代表するユリアーネ・ヴァンゼ,ルネ・パーぺなど錚々たるメンバーですこれは見逃せません

3月10日から,東京では,ヒューマントラストシネマ有楽町(有楽町イトシア4階)で上映されるとのこと.万難を排して観に行きます

 

        

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