24日(日)。わが家に来てから今日で3603日目を迎え、兵庫県議会調査特別委員会委員長の奥谷謙一県議は22日、X上で「うそをついたりマスコミに圧力をかけたりした」という趣旨の投稿をされ名誉を傷つけられたとして、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏を名誉棄損容疑で刑事告発し、県警に受理されたと発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
立花は兵庫県南あわじ市長選に立候補する こんな無法者をいつまで野放ししておく?
昨日、ティアラこうとう大ホールで東京シティ・フィル「第79回ティアラこうとう定期演奏会」を聴きました プログラムは①プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26」、②ラフマニノフ「交響曲第2番 ホ短調 作品27」です 演奏は①のピアノ独奏=上原彩子、指揮=藤岡幸夫です
オケは12型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつものシティ・フィルの並び コンマスは特別客演コンマス・荒井英治です
1曲目はプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26」です この曲はセルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)が1917年から21年にかけて作曲、1921年に亡命先のシカゴで初演されました 第1楽章「アンダンテ ~ アレグロ」、第2楽章「アンダンティーノ」、第3楽章「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」の3楽章から成ります
ピアノ独奏の上原彩子は3歳からヤマハ音楽教室で学ぶ。2002年に第12回チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門で日本人初の第1位となる リサイタルや内外のオーケストラと共演し好評を博す
藤岡の指揮で第1楽章に入ります 冒頭のクラリネットによる寂寥感漂う演奏が素晴らしい ヴァイオリンの高速演奏に導かれて上原の歯切れのよいピアノがリズミカルに入ってきます オケとのコラボによる疾走感が堪りません 第2楽章では独奏ピアノの粒立ちの美しいリリカルな演奏が際立ちました 第3楽章では再び疾走感あふれる演奏が展開し、華麗なフィナーレになだれ込みました
満場の拍手に上原は、ラフマニノフ「13の前奏曲」より第5曲をロマンティックに演奏、再び大きな拍手を浴びました 上原彩子はもう一度聴きたくなるピアニストです
プログラム後半はラフマニノフ「交響曲第2番 ホ短調 作品27」です この曲はセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)が1906年から07年にかけて作曲、1908年1月26日にペテルブルクでラフマニノフの指揮により初演されました 第1楽章「ラルゴ ~ アレグロ・モデラート」、第2楽章「アレグロ・モルト」、第3楽章「アダージョ」、第4楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ」の4楽章から成ります
藤岡の指揮で第1楽章に入ります 冒頭のチェロによる重心の低い演奏が素晴らしい その後もチェロとコントラバスの低弦による”通奏低音”が、甘美なメイン・メロディーをしっかり支えます 曲想の転換を図るイングリッシュホルンの演奏が素晴らしい 第2楽章はホルンを始めとする金管楽器の輝かしい演奏が印象的です 第3楽章は、プレトークで藤岡氏が「恥ずかしいくらいの甘い音楽」と表現した甘美な音楽が繰り広げられます こういうのを「ロマンティシズムの極致を行く演奏」と言うのでしょう クラリネット、フルート、オーボエといった木管楽器群が大活躍します 第4楽章はオーケストラ総力を挙げての躍動感あふれる演奏が展開、ラフマニノフ独特の歯切れのよい演奏で曲を閉じました
満場の拍手の中、カーテンコールが繰り返されました 藤岡 ✕ シティ・フィルらしい熱演でした
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