24日(木).昨夕は金曜日でもないのにテナントFのIさん,S監査役,E部長と仕事の打ち合わせでHCビル地下のKで飲みました 仕事であれ何であれ2日連続で飲み会はしんどいです。昨夕は2次会には行かなかったものの解散が9時半過ぎだったので,やっぱり疲れるなあ
閑話休題
今日5月24日はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」が初演された日です.1803年のこの日でした
ピアノが主体だった従来のヴァイオリン・ソナタに対して,”あたかも協奏曲のように,合い競って”(ベートーヴェンの言葉)ヴァイオリンが演奏されます この曲が書かれたのは作曲者が32歳の時で,交響曲では第3番「英雄」を作曲していた頃に当たります.彼はヴァイオリン・ソナタを10曲書いていますが,第10番を書くのは第9番”クロイツェル・ソナタ”から10年後のことです
曲名の”クロイツェル”は,献呈されたフランスのヴァイオリニストのルドルフ・クロイツェルに由来しますが,本人は一度もこの曲を演奏することはなかったと言われています
いつもならアルチュール・グリュミオーのヴァイオリン,クララ・ハスキルのピアノによるCDをお薦めするのですが,今日は敢えていつもと違う演奏をご紹介します.ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリン,ロベール・カサドシュのピアノによる演奏です.フランス人同士の演奏ということもあってエスプリの利いた自由な演奏です