18日(水)。わが家に来てから今日で1385日目を迎え、貿易戦争を背景に米中関係が悪化する中、米ロ首脳会談が開かれる一方、中国が親EUの態度を鮮明にしている というニュースを見て、現在は表面化していない日中問題について見解を述べるモコタロです
連日の酷暑には参っちゃうよ! こちとら毛皮だからたまんないよ 日中暑いねぇ
昨日、夕食に大学時代の友人で勝浦市在住のS君が送ってくれた「赤身魚」を煮つけ 「イカ」を丸焼きにし、「生野菜とササミのサラダ」と「マグロ、はまち、鮭の山掛け」を作りました 赤身魚もイカも美味しかったです 持つべきものは友だちです
昨日、神楽坂のギンレイホールで「15時17分、パリ行き」を観ました これはクリント・イーストウッド監督による2018年アメリカ映画(94分)です
2015年8月21日、アムステルダムからパリへ向かう高速列車タリスの中で、銃で武装したイスラム過激派の男が無差別テロを試みる その列車にたまたま乗り合わせていた米空軍兵のスペンサー・ストーン、オレゴン州兵のアレク・スカラトス、二人の友人であるアンソニー・サドラ―の3人が男を取り押さえ、列車に乗り合わせた554人の命を救う 3人は同じ街で育った幼馴染みだが、数年ぶりに再会しヨーロッパ旅行の途中だった
この映画では、実際の事件の当事者3人を主役に起用、さらに乗客として居合わせた人たちも登場させるという前代未聞のキャスティングによって、2015年に起きた事件を再現しています こんなとんでもないことを考えるのはクリント・イーストウッド監督ぐらいしかいないでしょう。「87歳、何がめでたい」とでも言いそうな気がします
この映画では、まず3人が小学校時代にいわゆる問題児だったことから描き、事件に遭遇するまでのヨーロッパ旅行の過程を描きながら、ごく普通の若者である3人がいかにしてテロリストに対峙したかを明らかにしています
最後に、フランスのオランド大統領(当時)から彼らに「レジオンドヌール」勲章が授与されるシーン(実写映像)が映し出されますが、テロに悩まされているフランスにとって彼らはヒーローなのでしょう また、エンドロールの途中で、オレゴン州での3人のパレードが映し出されますが、アメリカにとっても彼らはヒーローなのでしょう
3人は子供の頃、いつも問題を起こして校長室に呼ばれる常連だったが、そんな問題児でも大人になって多くの人の命を未然に防ぐことができた 世の中、いつ誰がどんな事件に遭遇しどんな役割を演じることになるか分からない そういう意味で、イーストウッド監督からのメッセージは「ごく普通の人でも何かあった時は立ち上がることが出来るし、立ち上がってほしい」ということだと思います