人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

新日本フィル室内楽シリーズ「音楽家たちの饗宴2012-2013」定期会員継続

2012年07月07日 06時57分58秒 | 日記

7日(土).昨日の朝日朝刊・国際面に「投資の神様,地方紙買い ウォーレン・バフェット氏 米63紙 底値狙う? 地域貢献?」という記事が載りました

ウォーレン・バフェット氏(81歳)といえば,投資の世界では知らない人はいない有名な投資家です 割安と判断した優良企業の株式を買い,長期保有する方式を徹底的に貫いています

そのバフェット氏が最高経営責任者を務める投資会社バークシャー・ハサウェイが,昨年末にネブラスカ州の地方紙を買収し,今年5月にはバージニア州やノースカロライナ州など南東部4州で発行されている日刊や週刊の計63紙の買収を決めたというのです アメリカの新聞社が部数減と広告収入減に悩まされている中で,なぜバフェット氏が新聞を買収しようとしているのか,なかなか理解が出来ません

記事によると,ヒントは「地域密着」にあるといいます.彼が,買収した新聞社の発行人らに出した手紙には,「記事の量を保ち続け,地域生活のすべての面,特にローカルスポーツを十分に報道することが,あなたたちの仕事だ 読者と収益の双方を得るための,紙とデジタルの最適な融合をひねり出すための,最良の考えが欲しい.間違いなく,時代は新聞にとってかつてより厳しい.全米的な発行部数は,劇的に下がり続ける時もあるだろう しかし,米国の新聞が経営破たんしたのは①町に競合紙が2つ以上あった,②読者にとって大事な情報の主要な発信元としての立場を失った,③広く共有されている町のアイデンティティーがない・・・・いずれかの場合だけだ」と書かれています

この手紙の中には「町」という言葉が2回でてきます.一つは「地域密着」を意識していると言えると思います ただし,記事が指摘しているように,今回の63紙の1紙あたりの「市場価値」は2億円に満たないので,市場が地方紙を過小評価していると見たバフェット氏が割安と判断したのではないか,という説も説得力があります どちらにしても,部数減,広告収入減は日本の新聞界でも共通の課題です.バフェット氏が日本の新聞に興味を持って地方紙を買うとしたら,どんな新聞がどんな理由で選ばれるのか,非常に興味があります (実際には,日本の日刊新聞社の株式は公開されていません).

 

  閑話休題  

 

新日本フィルの室内楽シリーズ「音楽家たちの饗宴2012~2013」(前期4回分)の定期会員を継続しました 日程とプログラムは下の通りですが,時間はいずれも午後7時15分からです 毎回午後7時から,新日本フィル第2ヴァイオリン奏者・篠原英和氏による楽しいプレトークがあります これだけだけでも聴く価値がある

第1回 10月24日(水) ①ハイドン「弦楽四重奏曲第62番”皇帝”」,②ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第13番」

第2回 12月4日(火) ①ショスタコーヴィチ「弦楽四重奏曲第8番」,②チャイコフスキー「弦楽六重奏曲”フィレンツェの思い出”」

第3回 1月29日(火) ①ハイドン「フルート三重奏曲第1番~第4番」,②シューベルト「弦楽四重奏曲第13番”ロザムンデ”」

第4回 3月7日(木) ①ドボルジャーク「三重奏曲」,②ベートーヴェン「七重奏曲変ホ長調」

個人的に最も楽しみにしているのは第4回のベートーヴェン「七重奏曲変ホ長調」です.前のシリーズではクラリネットを重松希巳江,ヴァイオリンを山田容子が演奏して,最高に良かったのですが,次回はクラリネットを澤村康恵,ヴァイオリンを竹中勇人が演奏します.違った味が楽しめそうです

座席は,前のシリーズでは8列1番だったのですが,もう少し前の通路側席に変更しました

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