13日(火)。当ビル地下1階W薬局のHさんと当社S氏がたまたま誕生日が同じ(もちろん生年には隔世の間あり!)なことから、昨夕、Iビル地下のベトナム料理YBで「ジョイント・バースデー・パーティー」を開きました 参加者は、先日虎ノ門のカレーショップで会食した(目的は今だ不明)メンバーで、W薬局のHさん、Kさん、当社のS氏、K君と私の5人です
一応午後8時集合ということでしたが,W薬局の早番・遅番のローテの関係で5人が揃ったのは8時半を過ぎていました まず,誕生日のHさんに花束贈呈のセレモニーがあり,次いで南店長ご推奨のシャンパンで乾杯して,Hさんがケーキの蝋燭の火を消しました
S氏も主役の一人ですが,”今日はHさんが主役ですから,私は居ないものと考えてください”と言って,Hさんを引き立てていました.さすがは人生経験の一番長い人徳者,スターウォーズで言えばヨーダのような存在です
ベトナム料理のコースをひと通りいただき,最後にHさんがケーキに入刀して食べられる分だけ5人で分けて食べ,残ったケーキをHさんに持ち帰ってもらうことにしました
話題はもっぱら,K君が独立して住むには都内のどこがいいかということに集中しました K君は当社管理部に所属していますが,大地震が起きた時は歩いてでも当ビルに駈け付けなければならないので,出来るだけ交通の便が良いところが望まれる訳です
Hさんは今,都内某所で一人マンション住まいをしていることから,一人暮らしの先輩としてアドバイスをしていました
中目黒がいい,谷根千がいいんじゃない,神楽坂ではどう,といろいろ候補地が挙げられましたが結論は出なかったようです
プレゼント贈呈のセレモニーがありましたが,Hさんは祝福される立場なのに,”いつもお世話になっていますから”と言って,ワイン漬けのいちじくをビターチョコでくるんだ”いちじくチョコ”をくださいました なんて優しいんでしょうか,涙チョチョ切れそうです
チョコレート大好き人間の私にとっては最高のプレゼントです
Hさん,ありがとうございました.とりあえず神棚に飾って・・・・あっ,なかった
とにかく大事にいただきます
ところで,Hさんはいちじくが大好きだとのことですが,まったくお酒が飲めないのにワイン漬けのチョコは大丈夫なのかな
解散間際にS氏が「次回はカラオケ大会ということで,よろしくっ
」と言っていましたが,軽く聞き流しておくことにします
閑話休題
ヒューマントラスト有楽町で映画「チキンとプラム」を観ました コンサートのチラシに混じっていた映画のチラシに「チキンとプラム」があり,サブタイトルに「あるバイオリン弾き,最後の夢」と謳っていたので,「これは絶対クラシック音楽が使われているのに違いない」と思って観ることにしたものです
天才ヴァイオリニスト,ナセル・アリ(マチュー・アマルリック)は,夫婦喧嘩の末,妻ファランギース(マリア・デ・メディロス)に大切なヴァイオリンを壊されてしまいます 絶望したアリは死ぬことを決意します.最後の8日間で彼はこれまでの人生を振り返ります
「技術は完ぺきだが,音楽はカラッポ」と師匠に言われた修業時代,絶大な人気を博した黄金時代
間違いだった結婚
,怖くて優しくタバコが大好きだった母親(イザべラ・ロッセリーニ)の死
,大好きなチキンのプラム煮
そして最後に,相手の親の反対で叶わなかったイラーヌ(ゴルシフテ・ファラハ二)との恋
を・・・・・・
この作品はマルジャン・サトラビというイラン出身の女性監督が,自身のコミック「鶏のプラム煮」を実写映画化したもので,映画の中にはアニメも出てきてファンタジックな味を出しています
「技術は完ぺきだが,音楽はカラッポ」のアリは,忘れられない恋の相手イラーヌのことを思い出すことで奇跡の音色を奏でます コミカルであると同時にロマンティック,またファンタジックでもあります
さて,ストーリーとしては面白くそれなりに楽しめましたが,どうしても不満が残ります.それはクラシック音楽がたったの一曲も使われていないからです 西田佐知子の東京ブルース”泣いた女がバカなのか,騙した男が悪いのか”ではありませんが,”泣いた私がバカなのか,騙したコピーが悪いのか”と言いたいです
もちろんこの映画は音楽に溢れています.しかし,すべてがこの映画のために作られたオリジナル曲なのです
こういうのを日本語で「当てが外れた」と言います.とは言うものの,この映画を観て,私は最後の8日間で何を思い出すのだろうか,と思ったのも事実です.この映画にクラシック音楽を求めない人にはお薦めします
閑話休題
飯野ビルで毎月第3木曜日に開いている「ランチタイムコンサート」が明後日15日(木)12時5分から飯野ビル1階エントランスロビーで開かれます
出演は名古屋市出身で現在東京藝術大学4年在学中の森島嘉奈子さんです プログラムは①リスト「愛の夢 第3番」、②ショパン「幻想即興曲」、③ハイドン「ソナタ 変ホ長調」、④ラフマニノフ「コレルリの主題による変奏曲」です。ハイドンを取り上げるところは、今までの出演者と異なっています
自信の表れと考えてよいのでしょうか?仕事の関係で、後半しか聴けないかも知れませんが、楽しみです
お近くにお勤めの皆さん,昼休みのひと時,ベーゼンドルファーの美しい音色に耳を傾けてみてはいかがでしょうか
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