25日(土)。わが家に来てから今日で2450日目を迎え、北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、韓国の文在寅大統領が国連総会の演説で提案した朝鮮戦争の終戦宣言を拒否するリ・テソン外務次官の談話を伝えた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
せっかく文ちゃんが声かけてんだから 金ちゃんたまには相手にしてやればいいのに
昨日、夕食に2週間に1度のローテ入りした「鷄の唐揚げ」を作りました もうすっかり作り慣れたので、ソフトで美味しくできました
昨日、すみだトリフォニーホールで新日本フィル「すみだクラシックへの扉」シリーズ第1回公演を聴きました プログラムは①モーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲、②チマローザ「オーボエ協奏曲 ハ短調」、③マルチェッロ「オーボエ協奏曲 ニ短調」、④メンデルスゾーン「交響曲第4番 イ長調 作品90 ”イタリア”」です
演奏は②③のオーボエ独奏=吉井瑞穂、指揮=大植英次です
この公演は当初、ハインツ・ホリガーがオーボエの演奏と指揮をする予定でしたが、コロナ禍に伴う入国制限により来日できなくなったため、ソリストと指揮者が変更となり、それに伴ってプログラムの一部が変更になりました
公演に先立って、ホール隣のホテルのチャペルで開かれた小室敬幸氏による60分ワンコイン講座を聴講しました テーマは「オーケストラにおけるオーボエ〜どう管弦楽を彩り、支えているか?」です
オーボエの仕組み、歴史から名演奏者に至るまで、映像を交えながら分かりやすく解説してくれたので、とても参考になりました
なぜオーボエはクラリネットとほぼ同じ長さなのに、クラリネットの方が音域が広いのか等については、恥ずかしながら初めて知りました
この講座は毎回聴講していますが、500円以上の価値があります
オケは左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつもの新日本フィルの並び。コンマスは西江王子です よく見るとその隣りは元クァルテット・エクセルシオの第2ヴァイオリン奏者の山田百子さんがスタンバイしています。因みに彼女のパートナーは首席客員オーボエ奏者・古部賢一さんです。ヴィオラのトップはカルテット・アマービレのメンバーでもある中恵菜が控えています
1曲目はモーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲です この曲はウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756‐1791)が1785年から翌86年にかけて作曲、1786年にウィーンのブルク劇場で初演されたオペラの序曲です
大植英次が登場し指揮台に上がります。久しぶりに見る大植は随分印象が変わりました 以前はギンギンギラギラでやる気満々でしたが、かなり落ち着いて渋い表情になりました
変わらないのは胸の真っ赤なチーフです
演奏は軽快な まさにモーツァルトのテンポで進みます。まずは挨拶がわりと言ったところでしょうか
2曲目はチマローザ作曲ベンジャミン編曲「オーボエ協奏曲 ハ短調」です この曲はドメ二コ・チマローザ(1749‐1801)が作曲したピアノ曲をベンジャミンがオーボエと弦楽オーケストラのために編曲した作品です
第1楽章「イントロダジオーネ:ラルゲット」、第2楽章「シチリアーナ」、第3楽章「アレグロ・ギュスト」の3楽章から成ります
オーボエ独奏の吉井瑞穂はシュトゥットガルト州立歌劇場管やマーラー室内管の首席奏者を歴任した実力者です
吉井のオーボエは音色が美しくオーケストラに溶け込んで、良く歌います 特に緩徐楽章の余情的な演奏が沁みました
3曲目はマルチェッロ「オーボエ協奏曲 ニ短調」です この曲はベネデット・マルチェッロ(1686‐1739 ?)が作曲したオーボエとチェンバロと弦楽オーケストラのための作品です。第1楽章「アンダンテ・エ・スピカート」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「プレスト」の3楽章から成ります
第1楽章はオーボエが良く歌います 第2楽章は哀愁漂う美しい旋律が強く印象にのこります
第3楽章は気品を伴う愉悦感に満ちた演奏が展開しました
満場の拍手に吉井は、コンマス西江王子、チェロ桑田、ヴィオラ中を呼び寄せ、モーツァルト「オーボエ四重奏曲」の第2楽章を思い入れたっぷりに演奏、再び満場の拍手を浴びました
定期会員継続特典CD💿です バッハ「ブランデンブルク協奏曲第3番」第1楽章他
プログラム後半はメンデルスゾーン「交響曲第4番 イ長調 作品90 ”イタリア”」です この曲はフェリックス・メンデルスゾーン(1809ー1847)が1年半にわたるイタリア旅行の印象をもとに1831年から翌32年にかけて作曲、1833年にロンドンで初演されました
第1楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ~ピゥ・アニマート」、第2楽章「アンダンテ・コン・モート」、第3楽章「コン・モート・モデラート」、第4楽章「サルタレッロ:プレスト」の4楽章から成ります
大植の指揮で演奏に入ります この曲は18日に鈴木雅明指揮読売日響で聴いたばかりです。当日の演奏を思い出しながら比べてみると、鈴木✖️読響がピリオド奏法による速めのテンポによるメリハリの効いた演奏だったのに対して、大植✖️新日本フィルの演奏は極めて現代的な重心の低い落ち着いた演奏です
前者が同じイタリアでも南の方、後者は北の方の音楽といった印象です
満場の拍手に大植✖️新日本フィルはメンデルスゾーン「夏の夜の夢」の序曲を軽快に演奏しコンサートを締めくくりました
いつものように、パトロネージュ部の登原さんとお話ししましたが、「パソコンが壊れたのでスマホでブログを書いているけど、凄く書きにくいでしゅ」と嘆くと「商売道具じゃないですか!大変ですね。読者の皆さんが待っているし
」と同情されました。パソコンを使って商売している訳ではないので、商売道具ではありませんが、私にとってブログを書くことが仕事みたいなものなので、言い得て妙だと思いました
新しいパソコンが届くまで7〜10日かかるので、それまでこ辛抱です。頑張らなくっちや🐯
大好きな曲になったので、今日の演奏会は大満足でした。
吉井さんの演奏を聴くのは多分初めてですが、
その音色の美しさに感激しました。
アンコールは同じくモーツァルトのオーボエ四重奏曲でしたが、今日は明るい感じの第3楽章だったみたいです(22列目で吉井さんの声が殆ど聞こえなかった)。
大植さんってかなりせっかちな人に見えましたが、
以前はもっと酷かったのですね。
ラストのアンコールは同じでした。
2日目の公演を聴かれたのですね。吉井さんのオーボエは本当に音色が綺麗でしたね。
大植氏は一昔前は はっきり言ってキザでした🐯
昨日も同じ会場でした。3階席はぎっしりでした💦
吉井さんのオーボエは真っ直ぐな感じでよく鳴っていて、心にスッと染み込んできました。
同じ会場でお聴きになっていたのですね。
まさに名曲名演奏でした🐯