19日(水)。わが家に来てから今日で2838日目を迎え、ロシアの独立系メディア「重要な歴史」は12日、ロシア軍の戦死者や行方不明者など取り返しのつかない人的な損失は9万人以上に上っているとみられると報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
プーチン独裁政権の犠牲者は 増える一方で減ることはない 目を覚ませ!ロシア人
昨日の夕食は、娘が誕生祝にと注文してくれた黄金屋(こがねや)の「特選もつ鍋」にしました 誕生日は先週でしたが、ありがたくいただきました
モツは柔らかく、鶏肉団子もとても美味しかったです
〆はラーメンです 鍋スープも太麺もとても美味しくて満腹になりました
文京シビックホールから「2023-2024シーズン・シリーズセット券のご案内」が届きました 文京シビックホールは、改修工事のため2021年4月から約1年9か月にわたり休館となったため、同ホールで開催されてきた「響きの森クラシック・シリーズ」(東京フィル)も休演してきました
この度、同ホールがリニューアル・オープンしたことから、あらためて同シリーズが来年7月から再開されることになり、今回の案内になったものです
「響きの森クラシック・シリーズ 2023ー2024シーズン」は下のチラシの通り、2023年7月から2024年3月まで4回開催されます このシリーズの最大の特徴はポピュラーなプログラムにより、小林研一郎、アンドレア・バッティストーニといった東京フィルでお馴染みの指揮者や、服部百音、松田華音、阪田知樹といった人気のソリストを迎えながら、S席が全4回で17,500円(@4,375円)と低料金で楽しめることです
唯一の欠点は座席指定が出来ないことです 以前は毎回同じ席を指定して継続予約して聴いてきましたが、新シーズンは継続予約制度が廃止され、毎年抽選で席を決定するとしています
全4回は同じ席が確保されますが、年度が変わるとまた抽選により別の席が用意されるというシステムのようです
この点は、出来るだけ早く座席指定できるように改善してほしいと思います
申し込みはWEBか往復はがきとしており、双方とも10月28日(金)必着となっています 案内に記載されたWEBフォームのURLにアクセスし手続きを進めましたが、このURLはグーグルの登録を促すもので、その先の手続きがさっぱり分かりません
文京シビックはグーグル任せで不親切だと思います。仕方ないのでQRコードからフォームを呼び出しました
こちらはスムーズに入力が出来ました。最初からQRコードからアクセスすべきでした
東京都交響楽団から「2023年度都響会員券 継続手続きのご案内」が届きました すでに公演日程・ラインナップが発表されているので、Bシリーズ(サントリーホール)を予定に組み入れてあります
ただし、同じBシリーズのS席で席替えをしたいので10月26日(水)以降にネットで変更手続きをします
Bシリーズは大曲中心のプログラムになっています 大野和士指揮によるマーラー「交響曲第7番」(4月)、マルク・ミンコフスキ指揮によるブルックナー「交響曲第5番」(6月)、小泉和裕指揮によるブルックナー「交響曲第2番」(10月)、エリアフ・インバル指揮によるショスタコーヴィチ「交響曲第9番」&バーンスタイン「交響曲第3番」(2月)といったところです
このほか、サッシャ・ゲッツェル指揮ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Vn)によるベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」他(9月)、アント二・ヴィト指揮反田恭平(P)によるラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」も魅力的です
東京フィルから「2023シーズン定期会員継続のご案内」が届きました こちらも すでに公演日程・ラインナップは発表されているので、サントリー・シリーズを予定に組み入れてあります
ただし、同じシリーズのS席で席替えをしたいので11月12日(土)以降にチケットサービスに電話を入れて変更します
個人的に期待しているのは、チョン・ミョンフン指揮によるブルックナー「交響曲第7番」他(1月)、同・ヴェルディ「オテロ:演奏会形式」(7月)、アンドレア・バッティストーニ指揮によるサン=サーンス「交響曲第3番」(3月)、女性指揮者クロエ・デュフレーヌ指揮によるベルリオーズ「幻想交響曲」他(10月)といったところです
早稲田松竹でロベール・ブレッソン監督による1977年製作フランス映画「たぶん悪魔が」(97分)を観ました
裕福な家柄に生まれた美貌の青年シャルル(アントワーヌ・モ二エ)は、自殺願望にとり憑かれている 政治集会や教会の討論会に参加しても、違和感を抱くだけで何も変わらない
環境破壊を危惧する生態学者の友人ミシェルや、シャルルに寄り添う2人の女性アルベルトとエドヴィージュと一緒に過ごしても、死への誘惑を絶ち切ることは出来ない
やがて冤罪で警察に連行されたシャルルは、さらなる虚無にさいなまれていき、ついに銃を手に入れる
この映画の背景にあるのは、自然破壊が進み環境問題がクローズアップされていた1970年代の社会情勢です シャルルは、環境汚染をはじめとする社会の抱える諸問題は解っていながら個人では何も解決できない、という無力感・絶望感を抱いていました
これが彼の自殺願望に繋がっています
この映画の公開時、本国フランスでは終末論的な内容の悪影響を恐れて18歳未満の鑑賞が禁じられたそうです
映画のラスト近く、シャルルは友人の一人にお金と銃を渡し、自分を銃殺するよう自殺幇助を持ちかけます 夜道を歩く2人のバックにモーツアルト「ピアノ協奏曲第23番 変ホ長調 K.488」の第2楽章「アダージョ」冒頭の音楽が短く流れ、自分の力ではどうすることもできない運命の象徴のような悲しく絶望的な音楽として響きます
それからほんの数分後、銃声が聴こえシャルルの死体が映し出されます
ブレッソン監督にとって、この曲の使用は必然的だったのだと思います
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