グリムスソン現大統領が突然の六期目出馬宣言をしたので、前回はそちらの方に話しが行ってしまい、庶民の私の車買い替えという、しょうもない誰にも何の影響もない話しはお休みになりました。ですが、今日はカムバックです。
私がなんで車の買い替えのようなトピックを、わざわざブログネタにしているのかを理解していただくには、「アイスランドでは車は高いのだ!」ということを知っていただかなくてはなりません。
新車を買う場合は、最長七年間までのローンを組めるのが普通です。金融会社によってはそれより長いローンもあるようですが、七年が基本です。中古の場合はもっと短くなります。
以前は「車の年齢+ローンの年数=7以内」という公式があったのですが、経済恐慌後は多少ルールが変わっているように思われます。そのうちまた調べます。悪しからず。
アイスランドでは車はどのくらい高いのか?例を挙げてみたいと思います。ただ、車のディーラーでもなんでもない私ですので、もしかしたら比べ間違いがあるかもしれません。間違いを発見した場合は、叱らずにそっと耳打ちしてください。お願いします。
ちょっと先に言い訳しておきますが、国境を超えて車の比較というのは、そう簡単なことではありません。車の名称が違うのは年中ですが、同じ車種でも、機能が変わっていたり、付属するサービスの付き方が異なっていたりということが珍しくはないのです。
多少苦労して比較をしてみたのですが、部分的には「まさか?」「ありえない!」というのが事実のようです。「アイスランドいい国だなあ」という幻想をお持ちの方も、これを知ったら「やーめた」となるかもしれませんよ。
さて、日本の国民的自家用車といえばカローラですね。価格をトヨタの公式サイトで調べてみたのですが、まあ、いろんなカローラがあるのでびっくりしました。その中でも一番平均的な1.5Gはメーカー希望の価格が約1.800.000円。それに相当するカローラの、アイスランドでの価格は3.900.000kr。二倍? 比較する車種を間違っているのを願います、いきなり。
ついで同じトヨタのRAV4。ハイブリッド、4WDのAT車を見てみると、アイスランドでは7.120.000kr.(七百十二万クローナ) この車の日本版は?とみるとなかなか見つからない。この車種、日本では「ハリアー」と変身しているようで、同等車と思われるものは4.590.000円します。その差たったの二百五十万。
おっと。円とクローナの違いがありますから、円に換算すると6.360.000円。その差は約百八十万円です。
こちらのToyotaのサイト 値段を見るのはちょと難しい?
今、世界で売れているホンダのNew HRV。FF、1.5Lペトロのこちらの価格は4.590.000kr。日本では「Vezel」というようですが、2.390.000円。これもずいぶん違います。
この違い、何か正当な理由があるんでしょうかね?パナマ文書的にきちんと調べてもらいたい気がします。ただ「ぼったくり」で売値付けてるんじゃないかと疑わざるを得ません。
マツダ。一番小さい「デミオ」。日本では概ね二百万円台前半のようですが、これはこちらでも2.400.000から2.900.000の間のようで、そんなに差はありません。
面白いのは日本でのマツダのラインアップは「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」のように命名されているようですが、こちらでは(ヨーロッパ、北米でも同様)単に「Mazda2」「Mazda3」「Mazda6」のように番号だけです。意味のない語感だけの名前より、むしろすっきりして新鮮な感じがします。
ところでデミオの中でも一番ベーシックな車は、最低の価格で1.350.000円とマツダの公式サイトの価格表にあります。正直言ってびっくりしました。マツダの新車が百万ちょっとで買える!? さすが日本です。最敬礼。
アイスランドでは、その値段(百五十万クローネ前後)で買えるのは、相当な中古だけです。「相当な」というのは二十万キロくらい走り終わった代物です。
と、いうわけで、ここでは自動車は真剣になって買うものなのです。少なくとも庶民にとっては。
私はマツダのCX3に決めたのですが、それは同時に、向こう七年間ローンを払い続ける運命に同意したことになります。まあ、いいか、と思って。もう子供も成長したし、伴侶はいないし、趣味はないし。仕事の合間に楽しめるものといったら車くらいのものでしょう。
もう注文したのですけどね、日本からわざわざやってくるそうで、会えるのは六月二十日の予定です。待ち時間、二ヶ月半以上というのも日本ではあり得ないでしょう?それがアイスランドです。
その間、YouTubeでレビューのビデオを見ながら、車に付けてあげる名前を考えてあげています。いつもマイカーには命名しています。名古屋で乗ったシビックは「ウラフ」(暗殺されたスウェーデン首相)、こちらで少し乗ったスバルのジャスティは「フェリペ」(スペインの元首相)、こちらで自分で買った最初のカローラは「野茂」(説明不要)、今乗っているカローラは「ザナポテ」(スペインの元首相)。
次は「イチロー」かな...?? (*^^*)
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
私がなんで車の買い替えのようなトピックを、わざわざブログネタにしているのかを理解していただくには、「アイスランドでは車は高いのだ!」ということを知っていただかなくてはなりません。
新車を買う場合は、最長七年間までのローンを組めるのが普通です。金融会社によってはそれより長いローンもあるようですが、七年が基本です。中古の場合はもっと短くなります。
以前は「車の年齢+ローンの年数=7以内」という公式があったのですが、経済恐慌後は多少ルールが変わっているように思われます。そのうちまた調べます。悪しからず。
アイスランドでは車はどのくらい高いのか?例を挙げてみたいと思います。ただ、車のディーラーでもなんでもない私ですので、もしかしたら比べ間違いがあるかもしれません。間違いを発見した場合は、叱らずにそっと耳打ちしてください。お願いします。
ちょっと先に言い訳しておきますが、国境を超えて車の比較というのは、そう簡単なことではありません。車の名称が違うのは年中ですが、同じ車種でも、機能が変わっていたり、付属するサービスの付き方が異なっていたりということが珍しくはないのです。
多少苦労して比較をしてみたのですが、部分的には「まさか?」「ありえない!」というのが事実のようです。「アイスランドいい国だなあ」という幻想をお持ちの方も、これを知ったら「やーめた」となるかもしれませんよ。
さて、日本の国民的自家用車といえばカローラですね。価格をトヨタの公式サイトで調べてみたのですが、まあ、いろんなカローラがあるのでびっくりしました。その中でも一番平均的な1.5Gはメーカー希望の価格が約1.800.000円。それに相当するカローラの、アイスランドでの価格は3.900.000kr。二倍? 比較する車種を間違っているのを願います、いきなり。
ついで同じトヨタのRAV4。ハイブリッド、4WDのAT車を見てみると、アイスランドでは7.120.000kr.(七百十二万クローナ) この車の日本版は?とみるとなかなか見つからない。この車種、日本では「ハリアー」と変身しているようで、同等車と思われるものは4.590.000円します。その差たったの二百五十万。
おっと。円とクローナの違いがありますから、円に換算すると6.360.000円。その差は約百八十万円です。
こちらのToyotaのサイト 値段を見るのはちょと難しい?
今、世界で売れているホンダのNew HRV。FF、1.5Lペトロのこちらの価格は4.590.000kr。日本では「Vezel」というようですが、2.390.000円。これもずいぶん違います。
この違い、何か正当な理由があるんでしょうかね?パナマ文書的にきちんと調べてもらいたい気がします。ただ「ぼったくり」で売値付けてるんじゃないかと疑わざるを得ません。
マツダ。一番小さい「デミオ」。日本では概ね二百万円台前半のようですが、これはこちらでも2.400.000から2.900.000の間のようで、そんなに差はありません。
面白いのは日本でのマツダのラインアップは「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」のように命名されているようですが、こちらでは(ヨーロッパ、北米でも同様)単に「Mazda2」「Mazda3」「Mazda6」のように番号だけです。意味のない語感だけの名前より、むしろすっきりして新鮮な感じがします。
ところでデミオの中でも一番ベーシックな車は、最低の価格で1.350.000円とマツダの公式サイトの価格表にあります。正直言ってびっくりしました。マツダの新車が百万ちょっとで買える!? さすが日本です。最敬礼。
アイスランドでは、その値段(百五十万クローネ前後)で買えるのは、相当な中古だけです。「相当な」というのは二十万キロくらい走り終わった代物です。
と、いうわけで、ここでは自動車は真剣になって買うものなのです。少なくとも庶民にとっては。
私はマツダのCX3に決めたのですが、それは同時に、向こう七年間ローンを払い続ける運命に同意したことになります。まあ、いいか、と思って。もう子供も成長したし、伴侶はいないし、趣味はないし。仕事の合間に楽しめるものといったら車くらいのものでしょう。
もう注文したのですけどね、日本からわざわざやってくるそうで、会えるのは六月二十日の予定です。待ち時間、二ヶ月半以上というのも日本ではあり得ないでしょう?それがアイスランドです。
その間、YouTubeでレビューのビデオを見ながら、車に付けてあげる名前を考えてあげています。いつもマイカーには命名しています。名古屋で乗ったシビックは「ウラフ」(暗殺されたスウェーデン首相)、こちらで少し乗ったスバルのジャスティは「フェリペ」(スペインの元首相)、こちらで自分で買った最初のカローラは「野茂」(説明不要)、今乗っているカローラは「ザナポテ」(スペインの元首相)。
次は「イチロー」かな...?? (*^^*)
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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