こんにちは/こんばんは。
前回書きましたように、レイキャビクでは先週EU議会の首脳会議が開かれ、ものものしい警戒体制が引かれる一方で、お祭り騒ぎの感がありました。今週は後遺症というか「祭りの後の静けさ」「倦怠感」のような空気が漂っています?
って、いうのはワタシだけかもしれません。確かに私は今週は気が抜けています。ですがそれはEU首脳会議の後遺症なのではなくて、この一週間私はミニ夏休みなのです。
清涼感アップ用ピック1
Myndin er eftir Andrzej_kryszpin@unsplash_com
「この時期に丸一週間休みとは、なんと怠惰なことよ!」と思われる方もありましょうが、それは社会全体の仕組み、文化、生活習慣等々と切り離して論じることはできず、別に個人の徳・不徳に帰せられるものではありません。
こんな注釈をわざわざ付けるには理由があって、実はこれを書き始めたそばから、日本のニュースで「教員の行き過ぎた時間外労働」についてレポートしていたからです。
ある教員の方の話しでは、残業と臨時労働が絶えることがなく、月150時間にも達しているとか... しかも残業手当というものは、時間に関係なく月に均して給与の4%と定められているそうな。これが「低賃金、働かせ放題」の元凶という批判も強いそうで。
そういえばしばらくの間「サービス残業」という無給の残業がはびこっていたようですが、これは今でも続いているのでしょうか?
労働観とか、働き方というものは、世界のいろいろな地域で違うものだと思いますし、一概に「良い」「悪い」と決めつけることはできないでしょう。私に限っていえば、日本とアイスランドしか知りませんが、まあ違いが相当あることは事実だと思います。
本文とは無関係 近所のカトリック教会 見え方がカッコ良い?
撮った人 ワタシ
なんとなく「モグモグ」口調ですが、大雑把にいって労働条件とか環境については、日本は改善すべき点が多いと言わざるを得ないでしょうね。女性の労働条件や昇進機会とかも含めてです。その反面で、日本人「一般」の勤労意欲と仕事に向き合う姿勢は優れているものが多々あると考えます。
「一般」とはなんぞや?というのが確かにありますが、これは私の独善と偏見で「一般」だとみなすものです。例えば、町の商店主の人たちが、ウクライナ問題の影響で小麦を始めとする原材料の価格が上げっているにもかかわらず、小売価格の値上げを避けるべく、経営を切り詰めていく努力をする、みたいなことがあります。こっちではさっさと値上げしますよ、際限もなく。
話しがずれました。話しの正道は私が今週はミニ夏休みだということです。なぜこの時期に少々早めのミニ夏休みなのか?というと、疲れたからです。年末年始以来、ほとんど休みなくやってきたので多少の休みが必要。
教会の牧師職というのは -これは日本とアイスランド双方に共通することだと思いますが- 仕事のOn/Offが極めて不明瞭な仕事です。はたして仕事中なのか、オフなのか、その牧師さん自身が自分の中で線引きをするしか決まりはない、と言っても差し支えないでしょう。
自分自身が一番例に挙げやすいのですが、私の場合は毎日曜日は労働日です。土曜日はほぼ例外なく日曜日の準備というものがあります。この点は多くの牧師さんに共通。
本文とは無関係 先日の教会での披露宴の飾り付け キレイ!
撮った人 ワタシ
よって、教会内では月曜日が振替休日というかOff dayとして認められています。でも実際には、そんなことを知らない教会外部の人たちは月曜日を「待って」連絡してきます。(週末に連絡するのは良くないと思っているからか、週末は自分たちにとって都合が悪いからか?)
連絡を「しかと」(死語か?)することもありますが、それがそれで後味が悪いもの。というわけで、月曜日を「Off day」とするために変な努力が必要になったりします。
それに関連して、ちょっと補足しておきますが、レイキャビクの教会の多くには、二人以上の牧師さんがいます。そういうところでは、ひとりの牧師さんが隔週で日曜日の礼拝を担当します。つまり平均月二回の礼拝。二人合わせて。毎日曜の礼拝をカバー。
この場合、当然、非番の日曜日の次の月曜日が振替休日になる必要などないはずなのですが、それでも「お休み日」として認められているのです。つまり、礼拝担当でない週末は、土・日・月の三連休。
贅沢のように思えるのですが、実際には多くの牧師さんが、土曜日や礼拝担当ではない日曜日でも、洗礼式や結婚式を執り行うことが多いので、そういうことを引っくるめて「月曜休日」が定着しているようです。(その陰で週末三連休を楽しんでいる輩も少なからずいます)
日常の仕事外時間というものも曖昧になります。非常によくあるのですが、ある人が相談事があるので会いたい、と連絡してきます。「水曜日の午後3時はどうですか?」とか答えます。すると「仕事があるので、5時以降でないと行けません」
5時以降はこちらが仕事時間外になるのですが、普通そういうことには考えがまわらないようです。(^-^; まあ、実際に融通をつけやすいのはこちらの方なので、こういう場合は大体受け入れるようにしています。
清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Shawnanggg-aLTMjX79Dpw@unsplash_com
というわけで、とにかくワタシはミニ夏休み最中です。やっぱ、気が楽。
何をしているか?というと、今回はまずいろいろと調べ物に時間を費やしています。何の調べ物か?というと主にサプリメントです。
今年は「筋トレ」熱が復活して、ここ一ヶ月はほぼ週6で一時間から1時間半の筋トレに励んでいます。ですが「高齢者ゾーン」に入ってきているので、やはり生理学的に成長ホルモンとかは低レベルになっていますから、補えるものはサプリで補わなくてはなりません。
幸か不幸か?世は筋トレ、フィットネスブームで、サプリは周囲に五万とあります。何が信用できて、何が本当に効用があるのか?どれだけの期間、どのように摂るべきなのか?
というようなことを、Youtubeを駆使して調べ漁っているわけです。まあ、これはこれで時間がかかりますが、はっきり言ってこれも筋トレのお楽しみの範疇です。
ついでに言うと、お金も相応にかかります。あれもこれもと手を出した結果、思いがけない出費になってしまいました。これも勉強のうち。始めのうちはそういう経験も必要でしょう。
なんというか、女性の皆さんが、なぜあれほど多くの化粧品や美容品に囲まれているのかが、多少理解できるような気になっています。またひとつ、人生の謎が解明されたかな?歳を重ねているのも無駄ではないようです。(*^^*)
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki
前回書きましたように、レイキャビクでは先週EU議会の首脳会議が開かれ、ものものしい警戒体制が引かれる一方で、お祭り騒ぎの感がありました。今週は後遺症というか「祭りの後の静けさ」「倦怠感」のような空気が漂っています?
って、いうのはワタシだけかもしれません。確かに私は今週は気が抜けています。ですがそれはEU首脳会議の後遺症なのではなくて、この一週間私はミニ夏休みなのです。
清涼感アップ用ピック1
Myndin er eftir Andrzej_kryszpin@unsplash_com
「この時期に丸一週間休みとは、なんと怠惰なことよ!」と思われる方もありましょうが、それは社会全体の仕組み、文化、生活習慣等々と切り離して論じることはできず、別に個人の徳・不徳に帰せられるものではありません。
こんな注釈をわざわざ付けるには理由があって、実はこれを書き始めたそばから、日本のニュースで「教員の行き過ぎた時間外労働」についてレポートしていたからです。
ある教員の方の話しでは、残業と臨時労働が絶えることがなく、月150時間にも達しているとか... しかも残業手当というものは、時間に関係なく月に均して給与の4%と定められているそうな。これが「低賃金、働かせ放題」の元凶という批判も強いそうで。
そういえばしばらくの間「サービス残業」という無給の残業がはびこっていたようですが、これは今でも続いているのでしょうか?
労働観とか、働き方というものは、世界のいろいろな地域で違うものだと思いますし、一概に「良い」「悪い」と決めつけることはできないでしょう。私に限っていえば、日本とアイスランドしか知りませんが、まあ違いが相当あることは事実だと思います。
本文とは無関係 近所のカトリック教会 見え方がカッコ良い?
撮った人 ワタシ
なんとなく「モグモグ」口調ですが、大雑把にいって労働条件とか環境については、日本は改善すべき点が多いと言わざるを得ないでしょうね。女性の労働条件や昇進機会とかも含めてです。その反面で、日本人「一般」の勤労意欲と仕事に向き合う姿勢は優れているものが多々あると考えます。
「一般」とはなんぞや?というのが確かにありますが、これは私の独善と偏見で「一般」だとみなすものです。例えば、町の商店主の人たちが、ウクライナ問題の影響で小麦を始めとする原材料の価格が上げっているにもかかわらず、小売価格の値上げを避けるべく、経営を切り詰めていく努力をする、みたいなことがあります。こっちではさっさと値上げしますよ、際限もなく。
話しがずれました。話しの正道は私が今週はミニ夏休みだということです。なぜこの時期に少々早めのミニ夏休みなのか?というと、疲れたからです。年末年始以来、ほとんど休みなくやってきたので多少の休みが必要。
教会の牧師職というのは -これは日本とアイスランド双方に共通することだと思いますが- 仕事のOn/Offが極めて不明瞭な仕事です。はたして仕事中なのか、オフなのか、その牧師さん自身が自分の中で線引きをするしか決まりはない、と言っても差し支えないでしょう。
自分自身が一番例に挙げやすいのですが、私の場合は毎日曜日は労働日です。土曜日はほぼ例外なく日曜日の準備というものがあります。この点は多くの牧師さんに共通。
本文とは無関係 先日の教会での披露宴の飾り付け キレイ!
撮った人 ワタシ
よって、教会内では月曜日が振替休日というかOff dayとして認められています。でも実際には、そんなことを知らない教会外部の人たちは月曜日を「待って」連絡してきます。(週末に連絡するのは良くないと思っているからか、週末は自分たちにとって都合が悪いからか?)
連絡を「しかと」(死語か?)することもありますが、それがそれで後味が悪いもの。というわけで、月曜日を「Off day」とするために変な努力が必要になったりします。
それに関連して、ちょっと補足しておきますが、レイキャビクの教会の多くには、二人以上の牧師さんがいます。そういうところでは、ひとりの牧師さんが隔週で日曜日の礼拝を担当します。つまり平均月二回の礼拝。二人合わせて。毎日曜の礼拝をカバー。
この場合、当然、非番の日曜日の次の月曜日が振替休日になる必要などないはずなのですが、それでも「お休み日」として認められているのです。つまり、礼拝担当でない週末は、土・日・月の三連休。
贅沢のように思えるのですが、実際には多くの牧師さんが、土曜日や礼拝担当ではない日曜日でも、洗礼式や結婚式を執り行うことが多いので、そういうことを引っくるめて「月曜休日」が定着しているようです。(その陰で週末三連休を楽しんでいる輩も少なからずいます)
日常の仕事外時間というものも曖昧になります。非常によくあるのですが、ある人が相談事があるので会いたい、と連絡してきます。「水曜日の午後3時はどうですか?」とか答えます。すると「仕事があるので、5時以降でないと行けません」
5時以降はこちらが仕事時間外になるのですが、普通そういうことには考えがまわらないようです。(^-^; まあ、実際に融通をつけやすいのはこちらの方なので、こういう場合は大体受け入れるようにしています。
清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Shawnanggg-aLTMjX79Dpw@unsplash_com
というわけで、とにかくワタシはミニ夏休み最中です。やっぱ、気が楽。
何をしているか?というと、今回はまずいろいろと調べ物に時間を費やしています。何の調べ物か?というと主にサプリメントです。
今年は「筋トレ」熱が復活して、ここ一ヶ月はほぼ週6で一時間から1時間半の筋トレに励んでいます。ですが「高齢者ゾーン」に入ってきているので、やはり生理学的に成長ホルモンとかは低レベルになっていますから、補えるものはサプリで補わなくてはなりません。
幸か不幸か?世は筋トレ、フィットネスブームで、サプリは周囲に五万とあります。何が信用できて、何が本当に効用があるのか?どれだけの期間、どのように摂るべきなのか?
というようなことを、Youtubeを駆使して調べ漁っているわけです。まあ、これはこれで時間がかかりますが、はっきり言ってこれも筋トレのお楽しみの範疇です。
ついでに言うと、お金も相応にかかります。あれもこれもと手を出した結果、思いがけない出費になってしまいました。これも勉強のうち。始めのうちはそういう経験も必要でしょう。
なんというか、女性の皆さんが、なぜあれほど多くの化粧品や美容品に囲まれているのかが、多少理解できるような気になっています。またひとつ、人生の謎が解明されたかな?歳を重ねているのも無駄ではないようです。(*^^*)
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
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