日本のテレビ界に復帰して(視聴するだけです)三週間余りになります。毎晩せっせと二年間弱のブランクを埋めようとしています。というか、そういう事になってしまっています。
結果チョクで生活に変化がもたらされました。それまで毎日読んでいたシリーズ小説の「イブ&ローク」が三週間前に読んでいたところでフリーズになっています。さすがにテレビを見て小説を読む時間はありません。(^-^;
で、テレビといっても私が見るのは限られたバラエティ的番組が主体で、「正直さんぽ」「怒り新党」「モヤモヤさまぁ〜ず」などが基本。前にも書きましたが割と有吉ファンです。
先に進み前に一言。私が日本のテレビをネット見れるのは、いわゆる「フリーネット動画サイト」が存在してくれるからなわけですが、最近はキビシイですねー。
DailymotionやFC2では、アップされる先から「削除」のオンパレード。9TSUでは削除こそされてませんが、「正直さんぽ」などは「プレミアム」指定されていることが多く、Pay会員でないと視聴できません。
「じゃあ、Payしてやろうじゃないか」と思って登録しようとしていたら、カード支払いの段になってVisaカードは使えないことが判明。なんという時代錯誤だ? さらにPayPal等の迂回路も用意されてなく、あえなく沈没。
まあ、9TSUに改善を求めますが、それよりもも少し日本のテレビ局にゆとりをもって欲しい気がします。ドラマなどのようにDVDや有料配信でアフター儲けを考えている番組ならわかりますが、「散歩もの」「バラエティ」なんかは別にいいではないか?というのがわたしの意見です。
前置きが長くなりました。毎度ながら。さて、ご覧になっている方はご承知でしょうが「マツコ有吉の怒り新党」はマツコさん、有吉くんが視聴者からの「怒りメイル」をもとに勝手にトークしていく番組です。このトークは、面白いですし、私にインスパイアの良いヒントを与えてくれます。
日本の今日の「共有感覚」とは?
例えば先日見た回で、職場で休息中でのノンアルコールビールはありか?
なしか?というのがありました。社内の自販機には置いてないかもしれませんが、外回りの人などはいくらでも手軽に購入できるでしょう。
「アルコールがゼロなのだから、ジュースと同じ。勤務時間中だからと言って飲んでいけない理由はない」というのが投稿者のお怒りだったと記憶しています。(もしかしたら「そういう意見はどなもんでしょうか?」が投稿者さんだったかも。うろ覚え。m(_ _)m )
マツコ幹事長、有吉政調会長の意見では「アルコール分があろうとなかろうと、飲む側はビールの『つもり』で飲んでいる。その限りで『終わった〜!』感にひたってしまう。だから時間中のノンアルコールビールは『なし』!」
マツコさん、有吉さんは「アルコールがないんだからいいんじゃないの〜?」とくるのではないかと思ったのですが意外な反応。もちろんトークを盛り上げなくていけませんから、真意はわかりませんが、いずれにせよ、この理屈は私には「チョウ日本的」に思えて、「ああ、やはりずれてきてるかな?」と感じさせられました。
マツコさん、有吉さんの言っていることはよくわかります。私も新橋のサラリーマン経験がありますので。ポイントはやはりそれは日本的感覚で、アイスランドにはそういう「共有感覚」はないか、あっても非常に希薄だろうと考えます。基本、ルールの中でなら個人の勝手です。
実は役に立つ「怒り新党」
「怒り新党」が私にとって面白いのは、この他にも日本の皆さんが「これはアリかナシか?」という題材を持ち出してきて、いうならば今時の「共有感覚」はどんなものであるのか?を論じるからだと思います。
日本の皆さんにとっても面白いでしょうが、私のような日本文化圏外に住むものにとっては、なんというか自分が日本から持ってきている部分と、現地で適応している部分を考えたりするための、非常に良い材料を提供してくれるものになっています。
番組はさらに、先の春から総裁秘書が夏目アナに替わって青山愛アナになり、彼女が米国からの帰国子女であることが加わって、外世界の空気も加味されてきました。これも私的には面白いです。ちなみにアメリカとアイスランドでは文化的·社会的感覚はまったく違います(と思います。アメリカに住んだことはないので...)
で、「怒り新党」を見ながら、改めて自分がアイスランドのセンスに同化した部分と同化できていない、あるいは同化したくない部分というものについて考えてしまいました。結構あるんですよ、日本式から抜けられない、抜けたくないという部分が。二十四年以上こちらに暮らしていても。
そういうものを少しまとめて次回はご紹介してみたいと思います。個人的なトピックではありますが、世界慣れしている若者ではない、平均的な日本のおじさんがアイスランドでどんな具合になっているか、というのもむしろ何かの参考になるのではないかと。
「怒り新党」って、結構ハイレベルな番組なのではないかという気もしてきました。海外在住者、また日本語を学んでいる学生さん等必見かも?
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
結果チョクで生活に変化がもたらされました。それまで毎日読んでいたシリーズ小説の「イブ&ローク」が三週間前に読んでいたところでフリーズになっています。さすがにテレビを見て小説を読む時間はありません。(^-^;
で、テレビといっても私が見るのは限られたバラエティ的番組が主体で、「正直さんぽ」「怒り新党」「モヤモヤさまぁ〜ず」などが基本。前にも書きましたが割と有吉ファンです。
先に進み前に一言。私が日本のテレビをネット見れるのは、いわゆる「フリーネット動画サイト」が存在してくれるからなわけですが、最近はキビシイですねー。
DailymotionやFC2では、アップされる先から「削除」のオンパレード。9TSUでは削除こそされてませんが、「正直さんぽ」などは「プレミアム」指定されていることが多く、Pay会員でないと視聴できません。
「じゃあ、Payしてやろうじゃないか」と思って登録しようとしていたら、カード支払いの段になってVisaカードは使えないことが判明。なんという時代錯誤だ? さらにPayPal等の迂回路も用意されてなく、あえなく沈没。
まあ、9TSUに改善を求めますが、それよりもも少し日本のテレビ局にゆとりをもって欲しい気がします。ドラマなどのようにDVDや有料配信でアフター儲けを考えている番組ならわかりますが、「散歩もの」「バラエティ」なんかは別にいいではないか?というのがわたしの意見です。
前置きが長くなりました。毎度ながら。さて、ご覧になっている方はご承知でしょうが「マツコ有吉の怒り新党」はマツコさん、有吉くんが視聴者からの「怒りメイル」をもとに勝手にトークしていく番組です。このトークは、面白いですし、私にインスパイアの良いヒントを与えてくれます。
日本の今日の「共有感覚」とは?
例えば先日見た回で、職場で休息中でのノンアルコールビールはありか?
なしか?というのがありました。社内の自販機には置いてないかもしれませんが、外回りの人などはいくらでも手軽に購入できるでしょう。
「アルコールがゼロなのだから、ジュースと同じ。勤務時間中だからと言って飲んでいけない理由はない」というのが投稿者のお怒りだったと記憶しています。(もしかしたら「そういう意見はどなもんでしょうか?」が投稿者さんだったかも。うろ覚え。m(_ _)m )
マツコ幹事長、有吉政調会長の意見では「アルコール分があろうとなかろうと、飲む側はビールの『つもり』で飲んでいる。その限りで『終わった〜!』感にひたってしまう。だから時間中のノンアルコールビールは『なし』!」
マツコさん、有吉さんは「アルコールがないんだからいいんじゃないの〜?」とくるのではないかと思ったのですが意外な反応。もちろんトークを盛り上げなくていけませんから、真意はわかりませんが、いずれにせよ、この理屈は私には「チョウ日本的」に思えて、「ああ、やはりずれてきてるかな?」と感じさせられました。
マツコさん、有吉さんの言っていることはよくわかります。私も新橋のサラリーマン経験がありますので。ポイントはやはりそれは日本的感覚で、アイスランドにはそういう「共有感覚」はないか、あっても非常に希薄だろうと考えます。基本、ルールの中でなら個人の勝手です。
実は役に立つ「怒り新党」
「怒り新党」が私にとって面白いのは、この他にも日本の皆さんが「これはアリかナシか?」という題材を持ち出してきて、いうならば今時の「共有感覚」はどんなものであるのか?を論じるからだと思います。
日本の皆さんにとっても面白いでしょうが、私のような日本文化圏外に住むものにとっては、なんというか自分が日本から持ってきている部分と、現地で適応している部分を考えたりするための、非常に良い材料を提供してくれるものになっています。
番組はさらに、先の春から総裁秘書が夏目アナに替わって青山愛アナになり、彼女が米国からの帰国子女であることが加わって、外世界の空気も加味されてきました。これも私的には面白いです。ちなみにアメリカとアイスランドでは文化的·社会的感覚はまったく違います(と思います。アメリカに住んだことはないので...)
で、「怒り新党」を見ながら、改めて自分がアイスランドのセンスに同化した部分と同化できていない、あるいは同化したくない部分というものについて考えてしまいました。結構あるんですよ、日本式から抜けられない、抜けたくないという部分が。二十四年以上こちらに暮らしていても。
そういうものを少しまとめて次回はご紹介してみたいと思います。個人的なトピックではありますが、世界慣れしている若者ではない、平均的な日本のおじさんがアイスランドでどんな具合になっているか、というのもむしろ何かの参考になるのではないかと。
「怒り新党」って、結構ハイレベルな番組なのではないかという気もしてきました。海外在住者、また日本語を学んでいる学生さん等必見かも?
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is