短い間ですが、また札幌に滞在しています。出てきた時のレイキャビクは気温が日中で十度を超えるかどうかというところでした。成田に着くと、なんか五月の夏日記録を更新中とかで、さらに東京は連日三十度を超える真夏日となっていました。
ところがその晩札幌に入るとぐっと涼しく気温は十一度。結局出てきた時と同じかー?
いえいえそんなことはありませんでした。翌朝は気持ちのいい初夏の朝。暑すぎず涼しくはなく、気持ちのいい風。日中は「夏」という感じで気温が上がりますが、夕方からはぐっとしのぎやすくなり、さすが札幌! 気温が上がらないままの涼しさは「しのぎやすい」とは言わず、ただ「夏がない」まんまです。(^-^;
さて、今回は息子(24)とのふたり帰省なのですが、着いた翌日のサッポロ初外食はJR札幌駅に寄り添う「エスタ」というビルの上階にある「ラーメン共和国」の中のラーメン屋さんでした。これはミニテーマパーク的に八店ほどのラーメン屋さんが形成しているレトロ調のラーメン屋さん街です。
塩チャーシューメンを美味しくいただいて「街」を出ようとした時、息子が「アイスランドの旗はないかな?」息子が言ったのは「通り」を飾っているミニ万国旗の飾りのことだったのですが、例のお祭りなのでよく使われる、世界のミニ国旗が数珠繋ぎになっているやつです。
見回すと確かにスウェーデンとノルウェーの旗はあるのですが、アイスランドのものはありません。うーん、でもまあ、デンマークもフィンランドもないし... というわけで、そのまま共和国を後にしました。
ところがその十分後に、札幌駅の地下街にある「北欧」というベーカリーの前を通り過ぎると、その店にも中に万国旗状の飾りがしつらえてあったのですが、これは「北欧諸国旗」でちゃんとアイスランドの国旗も飾られていました。あ〜、よかった。
先日、日本語教室のお母さん方と雑談していた時、北欧国の国旗の話しになり、多くの方が「アイスランドの国旗が一番カッコイイ」ということになっていました。ワタシもそう思います。
フェロー諸島の旗も結構好きなのですが、これは白地に青の縁取りの赤十字架。アイスランドはご承知(でありますよう)の如く青地に白の縁取りの赤十字架です。青は青空の青、白は雪の白、そして赤は火山の火の赤をシンボルしています。
アイスランド国旗は正式にはIslenski Faninnイースレンスキ•ファウニンと呼ばれ、意味は「アイスランドの旗」でマンマです。
1915年の6月19日にデンマーク王国の王決定により認められ、1944年6月17日の独立時の法によって国旗と定められ、8月の24日に発効しました。国旗ですので、その取り扱いについても定めがあります。
朝は午前七時より早く掲げてはならず、日没または午前零時を過ぎて掲げてもなりません。「日没まで」ではなく「日没または午前零時まで」としているのがいかにもアイスランド的でしょうか?旗の左右の比率なども規定されていますが、面白くもないので割愛します。
アイスランド大統領の旗
ところで国旗には兄弟旗があります。「アイスランド国家の旗」というものがあるのです。国旗と「国家の旗」とどこか違うのかいまいち不明なのですが、おそらく「国民の旗」に対しての「統治機構としての国家の旗」ということであろうと思います。機会をみてきちんと調べておきます。
形態的には「国家の旗」は国旗の右端の側が大きく三角にえぐられており、つまり旗が長方形ではなく、右側が魚の尻尾のようになっています。
もうひとつの兄弟旗は「アイスランド大統領の旗」で、これは「国家の旗」の真ん中にRikisskjaldarmerkiリーキススキャルダメルキという、昔から使われてきたアイスランドの公式エンブレムがあしらわれています。
このエンブレムは「スノリのエッダ」というアイスランドの歴史上重要な文学の伝説/神話/逸話に基いていて、「このエンブレムのおじさんは誰だ?あの牛はなんだ?ということになるのですが、それはそれで十分一回分のネタですので、いずれまた。
さらにもうひとつ国旗の兄弟旗。これは「国家の旗」と同じものの左上方に「T」の字が一文字大きく入っています。この「T」はTollgaeslanトットゥルギャイスランの頭文字なのですが、税関です。
アイスランド税関旗?!
税関が国旗もどきの旗を持っているとは今まで知りませんでした。なぜなんでしょうね?自らの正体を明確にしておかないと困るような、国際的な闘争?に接しているからでしょうか?きちんと調べてみないとわからないようです。
積み残し課題の多くなってしまった今回ですが、これも旅の出先上のことですのでご容赦を。
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
ところがその晩札幌に入るとぐっと涼しく気温は十一度。結局出てきた時と同じかー?
いえいえそんなことはありませんでした。翌朝は気持ちのいい初夏の朝。暑すぎず涼しくはなく、気持ちのいい風。日中は「夏」という感じで気温が上がりますが、夕方からはぐっとしのぎやすくなり、さすが札幌! 気温が上がらないままの涼しさは「しのぎやすい」とは言わず、ただ「夏がない」まんまです。(^-^;
さて、今回は息子(24)とのふたり帰省なのですが、着いた翌日のサッポロ初外食はJR札幌駅に寄り添う「エスタ」というビルの上階にある「ラーメン共和国」の中のラーメン屋さんでした。これはミニテーマパーク的に八店ほどのラーメン屋さんが形成しているレトロ調のラーメン屋さん街です。
塩チャーシューメンを美味しくいただいて「街」を出ようとした時、息子が「アイスランドの旗はないかな?」息子が言ったのは「通り」を飾っているミニ万国旗の飾りのことだったのですが、例のお祭りなのでよく使われる、世界のミニ国旗が数珠繋ぎになっているやつです。
見回すと確かにスウェーデンとノルウェーの旗はあるのですが、アイスランドのものはありません。うーん、でもまあ、デンマークもフィンランドもないし... というわけで、そのまま共和国を後にしました。
ところがその十分後に、札幌駅の地下街にある「北欧」というベーカリーの前を通り過ぎると、その店にも中に万国旗状の飾りがしつらえてあったのですが、これは「北欧諸国旗」でちゃんとアイスランドの国旗も飾られていました。あ〜、よかった。
先日、日本語教室のお母さん方と雑談していた時、北欧国の国旗の話しになり、多くの方が「アイスランドの国旗が一番カッコイイ」ということになっていました。ワタシもそう思います。
フェロー諸島の旗も結構好きなのですが、これは白地に青の縁取りの赤十字架。アイスランドはご承知(でありますよう)の如く青地に白の縁取りの赤十字架です。青は青空の青、白は雪の白、そして赤は火山の火の赤をシンボルしています。
アイスランド国旗は正式にはIslenski Faninnイースレンスキ•ファウニンと呼ばれ、意味は「アイスランドの旗」でマンマです。
1915年の6月19日にデンマーク王国の王決定により認められ、1944年6月17日の独立時の法によって国旗と定められ、8月の24日に発効しました。国旗ですので、その取り扱いについても定めがあります。
朝は午前七時より早く掲げてはならず、日没または午前零時を過ぎて掲げてもなりません。「日没まで」ではなく「日没または午前零時まで」としているのがいかにもアイスランド的でしょうか?旗の左右の比率なども規定されていますが、面白くもないので割愛します。
アイスランド大統領の旗
ところで国旗には兄弟旗があります。「アイスランド国家の旗」というものがあるのです。国旗と「国家の旗」とどこか違うのかいまいち不明なのですが、おそらく「国民の旗」に対しての「統治機構としての国家の旗」ということであろうと思います。機会をみてきちんと調べておきます。
形態的には「国家の旗」は国旗の右端の側が大きく三角にえぐられており、つまり旗が長方形ではなく、右側が魚の尻尾のようになっています。
もうひとつの兄弟旗は「アイスランド大統領の旗」で、これは「国家の旗」の真ん中にRikisskjaldarmerkiリーキススキャルダメルキという、昔から使われてきたアイスランドの公式エンブレムがあしらわれています。
このエンブレムは「スノリのエッダ」というアイスランドの歴史上重要な文学の伝説/神話/逸話に基いていて、「このエンブレムのおじさんは誰だ?あの牛はなんだ?ということになるのですが、それはそれで十分一回分のネタですので、いずれまた。
さらにもうひとつ国旗の兄弟旗。これは「国家の旗」と同じものの左上方に「T」の字が一文字大きく入っています。この「T」はTollgaeslanトットゥルギャイスランの頭文字なのですが、税関です。
アイスランド税関旗?!
税関が国旗もどきの旗を持っているとは今まで知りませんでした。なぜなんでしょうね?自らの正体を明確にしておかないと困るような、国際的な闘争?に接しているからでしょうか?きちんと調べてみないとわからないようです。
積み残し課題の多くなってしまった今回ですが、これも旅の出先上のことですのでご容赦を。
応援します、若い力。Meet Iceland
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