☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

でも、でも But! みんなどうしてるの3、4歳の反抗期。

2013-09-27 | 子育て
今日は息子が通う学校でTerry Fox Runというイベントがありました。Terry Foxというのはカナダの英雄の1人で、癌で足を失い義足生活をしていた中、その足でカナダを走って横断することに挑戦した人物。
でも残念な事に、横断の途中で症状が悪化し亡くなってしまいました。そんな彼のその行動力に心打たれた人達が沢山いて、今では各地でチャリティーマラソンなどが開催されています。今日の学校イベントも、1人$2のチャリティを持って行き、校庭をみんなで走ったんだって。募金は癌の研究費などに使われる『はず』
息子の話によると、大きいお兄さん、お姉さん達も一緒にみんなで走ったと言ってました。
息子も頑張ったそうです。

そんな息子君ですが、3歳半くらいからでしょうか。私達を時々イライラさせる発言として『でも~』『But』による言い訳があります。
今朝はそれで私がぶち切れてしまいました。

朝、7:30頃から起こし、8:00頃ようやく起きるモードになった息子。
『今日は花火の甚平を着ていく』と。。
日中は温かくなったけど、朝の気温は寒いからね。。。
『もう夏じゃないから甚平じゃ寒いよ』

『でも甚平着ていきたいの~!甚平を着て、その上からシャツを着れば寒くないじゃん!』
『その格好は変だよ』
『でも甚平着ていきたいの~』
『紐はどうするの?自分でできない服は幼稚園に着ていけないよ』
『でも、この花火の甚平がだ~いすきなの!』
『大好きなのは知ってるし、着ていきたいのはわかるけど、自分で着られない服は幼稚園に着ていけないよ』
『わかってるー!でもこの甚平大好きなの。だから今日着たいの~』
そして大きな声で泣き出す。

『学校から帰って来てから着ればいいんじゃない?』
と言ってもしばらくの間、泣きながら今日着ていくと言い張り、、、ようやく少し落ち着いたかと思ったら泣きながら
『そしたらこの甚平はどこに置いておけばいいの?』と言うので
『クローゼットの置いてあった場所に戻せばいいでしょ』と言うと

『でも、学校から帰って来たら、すごーーーーく、すごーーーーく疲れて眠たいから、クローゼットを開ける事ができないの~!』と言ってさらに大泣き。
泣く事45分。
もう家を出ないといけない時間で、朝ご飯食べる時間も無くなってしまい、それでも泣きやもうとも、支度をしようともしない息子、しかも『疲れてクローゼットが開けられない』と言うアホな発言。ここで私限界に達してぶち切れました。
歩いて行く時間等もちろんなく、車の中で林檎と小さなおにぎりを1つずつ。

遅刻をすることも、朝ご飯を抜く事も、私に取っては許せないことであって、でもこの状況をどーにもできなかった自分に、笑顔で息子を送り出せなかった自分に腹が立つし、朝からどっと疲れました。

そして、気を取り直して放課後。今日は夕方も一悶着。
お友達が遊びに来てくれて、絵本を読んで、ママ達も一緒にトランプで遊び、最後は子供達で楽しく遊ぶ時間を作ったんだけど、放課後だからね。。。すぐに夕飯の時間になってしまう為、子供達の遊びたい気持ちに対して、それを満たしてあげられる程の時間が無いのが残念な所。そんな事にフラストレーションがたまる気持ちもわかる。

だけど、やって良い事と悪い事はあるのよね。
今日は本当にショックだったんだけど、片付けの時にまだ遊びたい息子は『もっと遊びたい』と主張。そしてさらに地下室でも遊ぶ!と言って、部屋から出ようとしたので『そっちへ行くならまずここを片付けてからにしよう』と言うと「でも、今ベースメントで遊びたいの~!」と主張。また出たよ。。。『でも』

少しの間やり取りをした後、それでも言う事を聞かないので『それならこのおもちゃはマミーが片付けて、ドネーションに持って行く』と言うと、逆切れ。
泣き叫びながら、私の首を絞めようとし、顔を爪でひっかき、髪の毛もひっぱられました。←どこで覚えたのだ?

こんな事をされたことは今まで無かったし、お友達にだって、口で『やめて』とか『嫌』とは言うけれど、自分から怒って叩いたりする事は滅多になかったし、私達だって息子にこんな事したことないのに。ショックでした。
痛かったし、倍返ししてやろうかと一瞬思ったけど、そんなことしてもきっと意味が無い。。ひとまずダディが帰って来るのを待つ事にしました。

息子なりにストレスがあったであろうことは理解できます。きっと幼稚園は楽しいけれど、集団生活で我慢する事も多数あるだろうし、金曜日だし、疲れてるし、寝不足だし、朝は最近毎日私から「早くしないと遅れる!」とせかされるし。
息子からも『わかってるけど、早くできないの~!』と言われた事があるので、なるべくその分時間をたっぷり取るように、夜も早く寝られるように準備をしても、本人がなかなかそれに対して応えてくれず、そして『でも~』の言い訳時間による損失も多く、食べるのも、準備するのも時間がかかるし、結局最後は『早く!』とせかされてしまう日々。

『自分が同じ事言われたら嫌だな。。』と思うから、なるべく彼のペースも尊重してあげたいと思うけど、私にも限界はあって、でもこんな風に毎日せかされたりしたら子供にとってストレスになるだろうな。。。と感じていたから、今日の息子の私に対する行為は、そんな息子なりにたまっていたストレスが爆発したのかなと。。。感じてしまいました。

でもさ、どうしたらいいんだろうね。育て方を間違えたかな。。。とも感じてしまった程。
怒りよりも、悲しい気持ちになりました。

お友達ではなく、私に対してだったからまだよかったけど、今日息子がした事はしてはいけないこと。

どうしたら良いかと、、、ダディも含めて話し合い

『おもちゃを1週間しまう』事にしました。

まず息子には、今日の出来事を思い出すようにもう一度話し、『してはいけなかった事』を自覚してもらいました。
そして『もうしない』と『ごめんね』を言ってくれたんだけど、息子のその言葉は別の時にも何度も聞いている言葉でもあって、今回はちょっとした罰を与えることにしました。

全てに対して、『でも、But』を頻繁に使わずに、マミーとダディの言う事を聞いて実行してくれれば良いのですが、まーそんな全てに対して従順な子供も珍しいよね。。逆にそんな子がいたら、ちょっと心配。

多少の反抗は成長の証でもあるし。そこまでは求めないけれど、今日の事に関して言えば、おもちゃの片付けに引き金があり、おもちゃがあるから『もう片付ける時間だよ』『でもまだ遊びたいの!』でもめ事ができるわけで、おもちゃで楽しく遊べるだけならいいけれど、おもちゃが原因で誰かが痛い思いをしたり、怒ったり、悲しんだり、それはおかしいよね。とちょっと強引な展開かもしれませんが、おもちゃを1週間しまってしまうことにしたのです。

もちろん息子は半泣き顔で訴えてきましたよ。『おもちゃはどれもだ~いすきだから、1週間もないのは困る』と。
でも、人を傷つけたということはいけないことであり、その事をちゃんと自覚して欲しいから、何か形として反省できるようにしてみたのです。

そして、さらに1週間経って、またもし同じ事をする事があれば、今度はおもちゃをドネーションに出すと。大事に使って、ちゃんと片付けの時間に片付けが出来る子にあげる。という事も伝えました。

このやり方が正しいかどうかわからないし、効果があるかどうかもわからないけれど、暴力に暴力で返すよりは平和的解決法かなと思って。

口が達者になると、言い訳も一丁前で、カチンと来る事も増えてきますね。そして、そういう事の繰り返しは、会話力の向上と受け止めればポジティブだけど、時間を無駄にして、結果的に自分がしたいことをできなくしている。ここまで4歳児に気がついてもらうというのは、、難しいかね。

そんなお兄ちゃんと比べると、いつも笑顔でニコニコの赤ちゃんにとっても癒されます。でもそんな赤ちゃんも、きっと3~4年したら、今のお兄ちゃんのようになるんだよね、きっと。

冬になったら、毎朝の支度に、スノーパンツを履いて、ジャケット着て、手袋と帽子、ブーツを履くという作業が加わるんだよ~!!!!!気が狂いそうだ!



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コメント (2)
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