☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

5月の雪

2020-05-09 | 日常の出来事
予報通りではありましたが。。。


雪が降りました


寒そうな鯉のぼりたち。。

明日も降るらしいですよ!

来週後半からは 暖かくなる予報ですが、夏の気候が少し気になります
ちゃんと、それなりに夏らしく、日射量もしっかりあるといいなあ

息子は家庭菜園のプランターへの植え替えを心待ちにしています。

ギューギューです。そろそろ、広い場所へ移してあげたい。

もし異常気象で6月や7月にまた雪が降ったり、雹が降ったり、冷夏で日射量がなかったら

家庭菜園では大した量ではないけれど、農家の方達にとっては一大事。

今は製品化が追いつかなくて、小麦など品薄な物があるけれど、夏に作物そのものが育たなくなったら、本当の食料危機になってしまうわ。。
次の冬も同じような状況になって、こもる生活になったら、もっと大変だね。

十分な日差しと、適度な雨に恵まれる夏でありますように

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親も助けが必要

2020-05-09 | 子供の発達関連
発達障害は、育て方が悪かったからなるのではありません

本を読んでいて、そうそう私もそう思います。と感じた部分、本からそのまま抜粋させていただきます

”キレる子供は発達障害を併せ持っている事が少なくありません。実は発達障害が基底にあるということは、問題に取り組む糸口がある。という事でもあるのです! 親や教師は、暴力を振るったり、嘘をつく子を”反抗的な子” ”困った子”という視点で観ています。だから、厳しいしつけや教育をしなければいけないと考えるのです。
この観点を変えるためには”発達障害”という視点を与える事が有効です
発達障害という視点の導入で、親は子供が何度も同じような間違いを繰り返したり、人の気持ちを逆なでするのは「仕方がない」ことであり、「子供が悪いわけではない」と考える事ができます。子供は子供で、悪いのは自分ではなくて脳の働きだったと考えることができる。”

「キれる」はこころのSOS 第8章より


だけど、子供に対して育てにくさを感じる事があるのは事実です
そこで、どうやって親自身と子供の自尊心を傷つける事なく
その子の発達に合ったペースで寄り添えるか
そこでの「育て方/関わり方」には、その子の将来に大きく関係してくると思います

もちろん、いけない事は いけないと伝えなくてはなりませんが
「何度注意しても変わらない」
「言われた事をすぐに忘れる」
など、親や先生的にはイライラしてしまう事も
子供側の気持ちとしては「親や先生を困らせようと思って悪意でそうしてるわけではない」事も多く
もっというなら、衝動性を押さえたり、注意された事を記憶し 繰返さないように学習する脳の機能障害が原因である事が考えられるわけです

なので、子供自身も口にはしないかもしれないけれど、困っていると感じている。だけど「怒られたくない。でも またやっちゃった」という事に心を悩ませている事が何度もあるわけです。 

それなのに、親から、先生から、周りの人達から 
「何で何度言ってもわからないんだ!何でできないんだ!どうしてこういう事をするんだ!なんて乱暴な子だ!もっと頭を使え!」と、きつく高圧的に叱られ続け、冷たい視線を送られてしまったら。。。。小さい頃からそういった環境で育ったその子の精神状態を考えれば、いつか「キレたくなる」気持ちに繋がってしまう事も想像できます

我が子を犯罪者にしたい親は
よほど精神がおかしくない限りいないと思います

子供のしつけ=親のしつけ方/責任 に注目されがちだけど

大人だって完璧ではないし、表面には見えない心の問題を抱えていたり
親自身が虐待、愛着問題、発達障害を抱えて生きてきた場合
親にも心のサポートが必要
自分の仕事や交友関係などでストレスがあったり、その時の自分の精神状態にゆとりがない日もあるだろうし

気難しいお子さん、衝動性の強いお子さんとの日々の生活に
親御さん自身も 疲れてしまたり、困っている
子供からであっても暴言を言われ続ければ、我慢の限界に達する事もあると思います
中には、イライラが募り虐待ギリギリのところで、踏ん張ってる人達もいると思います

解決には長い年月もかかり すごく忍耐のいることです

親を責めても解決にならないし
親だけに責任を求めても解決にならない
親への共感、心のケアも必要

特に発達障害がある場合は、関わる専門の方達との連携
その子の発達特性を軸にした子供の理解と共通認識を持って対応を協議する事も 大切だと書いてあります

なので「子供を育てる」ことは、親だけで頑張る必要はないんです
どうしていいかわからない/しんどいと感じたら、助けを借りる
もしその相手が、子供の気持ちや発達、精神について理解があまりないと感じれば
別の相談相手を探す(お医者さんに対しても同様)

家族、学校の先生、小児科の先生、精神科の先生、保健師さん、スクールカウンセラなど一緒に向き合ってくれる
存在を見つける事。

子育てに他人の力を借りること、頼ることは悪いことでも恥ずかしい事でもありません

でも、そういったお子さんを抱える親御さん達の中には、自分から問題を相談する事を躊躇してしまう方達も珍しく無いようですね
そういう場合は、周りの人が「困っていることはないか。何か手伝えることはないか」気にかけて話を聞いてあげることから始めても良いのだと思います
ただ。。。長期戦な上に繊細な話題なので、ネガティブに受け止める親側の精神状態によっては
自分が傷つく事もあるかもしれません。。。。

「年齢が上がればそのうち 成長して変わるだろう。。」と思っている間に
子供の中の負の感情は蓄積されてしまう
「キレる」状態になる前に、「怒り」を自分でコントロールできるやり方を
教えてあげられる事が、その子の精神の発達にとって必要な事だと私は思います


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病院で日々働いて下さっている方達へ

2020-05-09 | 日常の出来事
お散歩中、あちらこちらで、いくつかのサインを見かけます


これは、$10から上限なしでドネーションができます。
寄付されたお金は、市内の病院で今回の新型コロナに携わって下さっている方達が必要とする物の費用に
使ってもらえるそうです

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発達障害とキレる行為の関係

2020-05-09 | 子供の発達関連
発達障害があるかないかは、専門医が様々な角度から観察、問診を繰り返した上で診断されることなので
専門のお医者さんへ連れて行ったことが無いお子さん達に関しては、問題を抱えていそうであっても診断されることはありません
なので、学校関係者の方達は感じた事があると思いますが、グレーゾーンと言われる子達が実際多く存在します

発達障害に関する本を読むといつも思うのですが、子供の困った言動のレベルは異なっても
丁寧に向き合う接し方などは一般的な子育てにも活用できる方法が沢山あると感じます
なので うちの子は発達障害に直接関係ないわと思う方も、そういった情報を一読してみると
普段の子育てに活用できる情報に出会えるし、我が子以外のお子さん達と接する機会が少ない方は
たまに出会う我が子とは異なるタイプの子達への理解も深まると思います

”「キレる」はこころのSOS”の本によるとADHDと診断されている子の30%ー50%は「反抗挑発症」を
25%ー32%は「素行症」を合併しているというデータがあるようです

早い子は、10歳前の幼少期からその特性を表す子もいるし、10歳以上の思春期にかけてひどく発症する子もいるそうです

ただ、本にも書いてありますが、必ずしもADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)の子達が、同じ道をたどるわけではありません

しかし、その子達と日々関わる大人達(親、兄弟、担任の先生、サポートの先生方、近所の人達、親せきの人達、友達の親)から、その子が持つ気質や特性の理解を得て、気持ちの共感や受け入れをしてもらえる環境で育つ事ができた子達と

理解を得られず、きつく叱られ、冷たくあしらわれ、高圧的にしつけられ、気持ちを共感してもらえずに育った子では、将来の様子が変わってくると思いませんか

本によると
「反抗挑発症」とは 
頻回で持続する怒り、イライラした気分、癇癪を起こす
他人に対して好戦的/挑発的な言動をする
要求や規則に反抗や拒否
わざと人をいらだたせる
自分の失敗=他人のせい
意地悪で執念深い
というような行動のうち、兄弟以外の人間関係の中で 
5歳以上で週に1回以上/4つ以上が少なくとも6ヶ月にわたって見られる場合 1つの診断基準になるようです

「素行症」とは、さらに問題状態が深刻化して
他人の基本的人権、社会的規範を侵害することが反復し、持続する行動様式
いじめ、脅迫、身体的な喧嘩、武器の使用、リンチ、動物虐待、強盗、強姦、放火、器物破損、嘘、窃盗、不法侵入、夜間の外出、家出、無断外泊、怠学
など、犯罪に関わってしまうレベルです
これらの行為に対し、1年間のうちに3つ以上の行為が見られる場合が診断基準になるようです

もちろん、診断とその治療や取り組みに関しては、それらの行為だけでなく、育った環境、愛着の有無、育てられた親の精神状態、子供が抱える発達障害の状態など色々な事を総合して判断されるようです

我が子や友達が、「素行症」にまでなってしまう ずっとずっとずーーーーっと前に
身近な大人達が その子の特性を理解し
一緒に向き合って好ましい言動へ導ける事が理想ですね


紹介した本の中では、

キレる子達と日常の関わりで気をつける姿勢や必要な事

「怒り」という気持ちについて 子供自身が気持ちのコントロールをするトレーニング方法
子供の気持ちが落ち着いている時を使って、その子と”キレる”気持ちについて向き合い方(どういう事で 怒りたくなるのか)
怒った時のクールダウンの仕方
寄り添い方
落ち着いてからの話の聞き方
などの具体的な関わり方と、トレーニング方法

ペアレントトレーニング(両親向けの家庭での子供との向き合い方)の方法に関する資料なども書かれています

お子さんが「キレる」事でお悩みの方は一読おすすめです
また、子供の「怒り」が制御不能になる前に 親、または先生などの関係者が
どうアプローチすると良いのかを知りたい方も一読おすすめです

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「キレる」とは

2020-05-09 | 子供の発達関連
タイトルに惹かれて読んでみました
とても興味深い本でした



私自身も長年こうなのではないかと感じていた事が書いてあり
腑に落ちることが色々ありました

内容は、一般向けというよりは どちらかというと
困った問題を抱えている子供達と関わる役割や仕事をしている人達向けの解説と実践的な内容が多いです
少し発達や心理に関する予備知識が必要かもしれませんが、実例を取り上げながら、わかりやすく解説されているので
自分のお子さんが発達障害やキレる行為がなくても、読んでみると周りの子供達への理解が深まると思います


「怒り」という感情は人間の基本感情の1つと定義されており、この気持ちを否定する必要はないのですが
「周りが見えなくなるくらい/自分を含む誰かや物を傷つける怒り方」は
良いとは言えません

「キレる」とは
”怒り”という情動が脳をハイジャックし、制御不能になった状態。
と本に書いてありました

「怒りが爆発する過程」には2つのタイプがあって
1、自分の中に抱えている怒りそのものが大きい子
2、小さな怒りでも抑えるのが難しい子
と大まかに分けられるそうです

「キレる」要因は
ありのままの自分”発達特性/性格/個性/気質”などを
受け入れてもらえないと感じる気持ちの蓄積や自尊心の低下

親の離婚
親がいつも喧嘩をしている
虐待
愛着形成ができていない
発達障害

なども関係してくるそうです

発達障害に関しては、しつけや養育の難しさから、親や先生のイライラが募り、きつく叱りすぎたり、最悪の場合は虐待やネグレクトにつながる可能性がある事と、そこから生まれる負の気持ちの蓄積、ADHDなどにみられる衝動性に問題を抱える子は、脳が刺激に対して感情的な反応を起こしやすく、脳がハイジャックされやすいため、結果的キレやすい
というメカニズムがあるようです

また、子供は「自分を見て欲しい/わかってほしい」アピールに、必ずしも良い行いをする子ばかりではなく
悪い行いをすることで、結果的には叱られるんだけど、親や先生からの注目を浴びる状態を作り出す子達もいます

以前読んだ「学級崩壊」に関する本にも似たような事が書かれていました


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