☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

子供の感情コントロール

2024-11-03 | 子供の発達関連
子供の苦手と関わる時は、大人自身も頭、エネルギー、忍耐を使いますよね。
苦手分野は人それぞれ異なり、それを本人が困ったり、ストレスを感じないレベルに成長するにも、得意な人と比べるとさらに何年もかかることもある

感情のコントロールも人によって得意不得意があり、何十年と生きている大人でも難しい人はたくさんいると思います。
子供達は表現力、知識、経験、気持ちの回復力が全て未発達で乏しいので、これらが特に苦手な子達にとっては 感情や言動のコントロールはとっても大変なこと。
時に子供が抱えた膨大な負の気持ちのエネルギーをストレートにぶつけられると、大人も疲労困憊。

我が家も次男が感情コントロールがとても苦手のため、もう何年も親子で向き合っています。波があるので、その波と重なると 誰か助けて。。。。って心の中で叫んだ事が何度もあります

一度、心理の専門家に相談した事が4年前くらい?にありましたが、お金(約$500)と時間、個人情報の損失で、フィードバックゼロだった事があり、たまたまその人と合わなかったのかもしれませんが、セカンドオピニオンに再び費用と時間を費やす気持ちになれずに、自分自身が学んだ心理学や発達心理の知識と、それらの勉強をきっかけに知り得た専門家の方達が発信している情報を元に、今も試行錯誤の繰り返しです

一進一退、山あり谷ありの成長で、負の波がやってくると、私達もああ。。助けて。。。やっぱりダメなのだろうか。。と思う事もありますが、時々、「成長した場面に遭遇」する事があり、その積み重ねが方向性は間違えてないのだろうと感じる嬉しい瞬間です
その経験は困難を抱える本人にとっても、できた事として嬉しいし、自信につながっていると感じます

私は、子供達が大人になるまでに、困難や感情の波がやってきた時に 気持ちを落ち着かせ、自分が思い描いていたように事が進まなかった事に、一呼吸できて 気持ちを立て直し、ポジティブな気持ちで感情が消化できるスキルを身につけて欲しいと心から願っています

長男は割とこの分野は得意のようで、小さい頃から気持ちの立て直しも上手

同じように子供からの負の言動に 気持ちが振り回され、疲れてしまう親御さん達がいたら、残念ながら即効性はないのだけど、一進一退あっても確実に少しずつ、もしかしたら10年かかる根気が必要かもしれないし、理解に乏しい周囲から心無い言葉に傷つく事もあるかもしれませんが、私自身が我が子と、仕事で関わってきた子達(0ー10歳くらい)と接する中で 確実に効果を感じている事を共有させてください

低年齢のうちから丁寧に働きかけるのがおすすめです

実行ポイント3つ
1 子供の言動に隠された背景への理解と共感力

2 不適切な言動の代わりになる 適切な言動の提案をする導き

3 できたことの受け止めとポジティブな評価

そして、これらを実行する上で助けとなったのが「再評価」という考え方

私が数年間 子供の感情コントロールと向き合い、悩む中で、出会った情報の1つが、アメリカで小児精神科医/脳神経科学者をされている「内田舞さん」というお医者さんの研究テーマの1つである「再評価:Reappraisal」です。

とってもおすすめの考え方なので、彼女の本を読んだり、You tubeなどで検索してみると
今日から使える考え方です


気持ちの容認。今、どういう気持ちなのか
なぜそのような気持ちや考えになったのか
では本当にその気持ちと考えに、起こった出来事とズレはないのか
何が本当の問題で、大切な事は何か
どうすれば気持ちを立て直せるか

そんなスキルを身につけられる方法です

彼女の本はこちら。(大人社会で直面する状況も色々書いてあります)


内田先生の経験が含まれる参考になるYou tubeはこちら。


私と次男の再評価エピソードは次のブログで






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