先日の同期会の話の続き。
今回、この会を企画してくれてのは
学園に残って、今は要職にいるIくん。
そして、みんなに電話をかけまくってくれた、Hくん。
二人の接点が、どこにあるのか、不思議に思っていた。
二次会の時、Hくんが、話してくれた。
玉川には、中学部から塾があった。
遠方で、通学が無理な人用の、宿泊施設である。
そこは、24時間の教育の場。
Iくんは、九州柳川出身、当時往復に29時間かかったそうだ。
そして、Hくんは、北海道足寄、往復が36時間。
新幹線ができる前である。
塾にいても、週末家に帰って、門限の6時に帰れる人は
かなりいる。
ところが、この二人は、遠くて家に帰るのは
長期休暇のときのみ。
12歳の子供にとって、故郷を離れての生活はやはり
厳しかったそうだ。
特に、日曜の昼間、皆が出払って、
し~んとした部屋で、自分達だけ帰れなかった時、
よけい、寂しさがつのるのだそうだ。
そうだろう。
二人とも当時はそんなことをおくびにも出さなかったが
そこに、共通の思いがあったらしい。
Hくんのおかあさんが、
余りにお金の請求をしてくるので
担任の福水先生に問い合わせたらしい。
すると、
「大丈夫、食べているだけです。」
と、先生から返事があったと、それは、笑い話。
塾の先輩が、坂本先生で、
クラス担任も、坂本先生になったときは、
「風邪で欠席します」と、欠席届を塾の責任者としての先生が書き、
学校で、同じ先生が検印を押したんだよ、と話す。
玉川の生活で、あこがれたのは、
塾の生活だった。
塾の人の結束が固いのが、うらやましかった。

29時間と36時間! クリック!
写真は、小学部のとき、黒板の字は山本先生の字。
懐かしい、先生らしい字。
今回、この会を企画してくれてのは
学園に残って、今は要職にいるIくん。
そして、みんなに電話をかけまくってくれた、Hくん。
二人の接点が、どこにあるのか、不思議に思っていた。
二次会の時、Hくんが、話してくれた。
玉川には、中学部から塾があった。
遠方で、通学が無理な人用の、宿泊施設である。
そこは、24時間の教育の場。
Iくんは、九州柳川出身、当時往復に29時間かかったそうだ。
そして、Hくんは、北海道足寄、往復が36時間。
新幹線ができる前である。
塾にいても、週末家に帰って、門限の6時に帰れる人は
かなりいる。
ところが、この二人は、遠くて家に帰るのは
長期休暇のときのみ。
12歳の子供にとって、故郷を離れての生活はやはり
厳しかったそうだ。
特に、日曜の昼間、皆が出払って、
し~んとした部屋で、自分達だけ帰れなかった時、
よけい、寂しさがつのるのだそうだ。
そうだろう。
二人とも当時はそんなことをおくびにも出さなかったが
そこに、共通の思いがあったらしい。
Hくんのおかあさんが、
余りにお金の請求をしてくるので
担任の福水先生に問い合わせたらしい。
すると、
「大丈夫、食べているだけです。」
と、先生から返事があったと、それは、笑い話。
塾の先輩が、坂本先生で、
クラス担任も、坂本先生になったときは、
「風邪で欠席します」と、欠席届を塾の責任者としての先生が書き、
学校で、同じ先生が検印を押したんだよ、と話す。
玉川の生活で、あこがれたのは、
塾の生活だった。
塾の人の結束が固いのが、うらやましかった。

29時間と36時間! クリック!
写真は、小学部のとき、黒板の字は山本先生の字。
懐かしい、先生らしい字。