toty日記

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ABCDのD

2012-10-05 00:00:34 | グループホームについて
ABCDのDは夜勤である。

これは本当に大変そうだし、一人で過ごすので
何かあった時の対応を含め、すべてに責任が生じるので、
誰でもができるわけではない。

まず、その時間に勤務すること自体、家庭があれば家族の理解が必要だし
明けて家にたどり着いても、その日は疲れて寝る。

それにしても、身体の体内時計が狂いやすいので
休んでいても、十分に身体が回復してくれない。
過酷な労働条件である。

だから、夜勤の人を私は本当に尊敬している。

夜勤の時の時間の使い方には、結構個人差がある。
マニュアル通りでなく、その人の個性がでる。

Aさんは、仕事を早目に片付け、
入居者の人に、30分くらいお話を読んでいる。

はじめは簡単な話の本だったのだが、
続けるうちに、かなり難しい本も読むようになってきた。

最後の片づけをしながら、一緒にその話を聞くのが最近の私の楽しみの一つである。

このところは、堺屋太一の「日本を創った12人」を読んでくれている。
取り上げている人物を見る視点が面白くて、また、読む間にさしはさむ

皆の感想も面白く、ふだん余り反応を示さない人も
じっと聞いていて、かなりユニークな感想を述べたりする。

認知症といっても、ある面ではかなり知的な会話ができることに
私も大きな発見をした。

夜何度も起きてくるという人にてこずることもあれば、
同じ人が、職員が違うと、よく寝ていて、一度も起きてこないということもある。

職員との相性とか、そんなことも影響するのか。


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