舅が車好きであったことは、何回か書いたことが有ったが、
中学生の頃、自分の家にあった車を動かしてぶつけてしまったことがあるらしい。
また、カタログに載っていた車をねだって、
ドイツのアドラーと言う車を買ってもらった由。
前輪駆動の幌つきで、その頃の他の車の写真をみると
黒のいわゆる決まった形のものが多いのに、なんともモダンである。
写真を撮るのも趣味で、
車のアルバム、飼っていた鳩のアルバム、
大学時代は乗馬部だったので馬が中心のアルバム等
項目ごとに整理されてあった。
撮ったアングル等、なかなか凝っている。
ある時、昔の車の資料を持っているかとの問い合わせに
話をしてから5分と経たずに見せてくれたのが、
車のアルバム。
その中から、数枚の写真を今回の車の本に資料を提供した。
写真の持ち主で存命の方がほとんどいない中、
編集なさっている方とのインタビューで、
TMC(Tokyo Motorist Club) の話になった時は、
そのクラブが戦争時に、高級将校の送迎に協力したこと等が話題になり
そして、その際に発行された「大日本国防自動車隊員証」なるものが
保存されていて、一緒に保存されていた名簿も、資料として本に載った。
隊員証と同じところから、昭和11年に発行された舅の免許証もでてきて
詰襟の学生服を着た写真が載っている。
大学に在学していた時期で、
この頃の免許証保持者は3万人くらいとのこと、
免許証の写真も、今回の車の本に載った。
考えてみれば、個人情報そのものが載っているのだが
一つの資料として、役にたったようで、
これも、舅が長生きしていたことが幸いした。
編集が終わったという話をうかがって
発行されるのを心待ちにしていたのだが
今年の2月、我が家に届き、
早速施設に持っていき、舅に見せることができた。
この頃は、何処まで経緯を覚えていたが定かでないが
ページをめくりながら、関心は示していた。
以下に、この本の編集に携わった中村さんの紹介文を、お借りして
説明とさせていただきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
写真集「御料車と華族の愛車」についてご紹介方々記しておきます。
日本の自動車産業や自動車文化の発展は、
基本的に戦後についてしか語られていませんが、
実のところ日本にも自動車が作られ始めた明治末期から既に輸入が始まっています。
日本ではこれまで明治・大正・昭和(戦前)の自動車史を語った書籍がほぼ皆無でした。
また、明治天皇がどのように西洋馬車を導入活用されたか、
また大正天皇の時代に西洋馬車をどうやって自動車に置き換えようと試みたか、
こうしたテーマでの近代史研究も成されたことがありませんでした。
本書は、当時の官僚や駐在大使が海外先進国の王室での
ハイテク移動手段の確保とその利用をどのように捉え、
日本の国情に合わせてこれを御料車や自分たちの移動時間短縮に応用してきたかを、
残された文書や写真から解き明かし、
戦後発展することとなる自動車産業の礎を築いたか、
また残された写真を使って当時の風俗並びに自動車文化を紹介するものであります。
商業ベースに乗るような出版物ではない為、
限られた部数の非売品ですが、
各地の博物館、大学図書館、
国会図書館と全国47都道府県の県立図書館に配布いたしましたので、
ご興味を持たれた方はぜひお近くの図書館に足をお運びいただき、
手に取ってご覧いただきたく存じます。
「御料車と華族の愛車」
発行者 一般社団法人 霞会館
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
車にご興味ある方に。
巻頭に天皇陛下のまとまった文も掲載されておりました。
(以前、毎日新聞に紹介されました)
以上、お知らせまで。
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中学生の頃、自分の家にあった車を動かしてぶつけてしまったことがあるらしい。
また、カタログに載っていた車をねだって、
ドイツのアドラーと言う車を買ってもらった由。
前輪駆動の幌つきで、その頃の他の車の写真をみると
黒のいわゆる決まった形のものが多いのに、なんともモダンである。
写真を撮るのも趣味で、
車のアルバム、飼っていた鳩のアルバム、
大学時代は乗馬部だったので馬が中心のアルバム等
項目ごとに整理されてあった。
撮ったアングル等、なかなか凝っている。
ある時、昔の車の資料を持っているかとの問い合わせに
話をしてから5分と経たずに見せてくれたのが、
車のアルバム。
その中から、数枚の写真を今回の車の本に資料を提供した。
写真の持ち主で存命の方がほとんどいない中、
編集なさっている方とのインタビューで、
TMC(Tokyo Motorist Club) の話になった時は、
そのクラブが戦争時に、高級将校の送迎に協力したこと等が話題になり
そして、その際に発行された「大日本国防自動車隊員証」なるものが
保存されていて、一緒に保存されていた名簿も、資料として本に載った。
隊員証と同じところから、昭和11年に発行された舅の免許証もでてきて
詰襟の学生服を着た写真が載っている。
大学に在学していた時期で、
この頃の免許証保持者は3万人くらいとのこと、
免許証の写真も、今回の車の本に載った。
考えてみれば、個人情報そのものが載っているのだが
一つの資料として、役にたったようで、
これも、舅が長生きしていたことが幸いした。
編集が終わったという話をうかがって
発行されるのを心待ちにしていたのだが
今年の2月、我が家に届き、
早速施設に持っていき、舅に見せることができた。
この頃は、何処まで経緯を覚えていたが定かでないが
ページをめくりながら、関心は示していた。
以下に、この本の編集に携わった中村さんの紹介文を、お借りして
説明とさせていただきます。
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写真集「御料車と華族の愛車」についてご紹介方々記しておきます。
日本の自動車産業や自動車文化の発展は、
基本的に戦後についてしか語られていませんが、
実のところ日本にも自動車が作られ始めた明治末期から既に輸入が始まっています。
日本ではこれまで明治・大正・昭和(戦前)の自動車史を語った書籍がほぼ皆無でした。
また、明治天皇がどのように西洋馬車を導入活用されたか、
また大正天皇の時代に西洋馬車をどうやって自動車に置き換えようと試みたか、
こうしたテーマでの近代史研究も成されたことがありませんでした。
本書は、当時の官僚や駐在大使が海外先進国の王室での
ハイテク移動手段の確保とその利用をどのように捉え、
日本の国情に合わせてこれを御料車や自分たちの移動時間短縮に応用してきたかを、
残された文書や写真から解き明かし、
戦後発展することとなる自動車産業の礎を築いたか、
また残された写真を使って当時の風俗並びに自動車文化を紹介するものであります。
商業ベースに乗るような出版物ではない為、
限られた部数の非売品ですが、
各地の博物館、大学図書館、
国会図書館と全国47都道府県の県立図書館に配布いたしましたので、
ご興味を持たれた方はぜひお近くの図書館に足をお運びいただき、
手に取ってご覧いただきたく存じます。
「御料車と華族の愛車」
発行者 一般社団法人 霞会館
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車にご興味ある方に。
巻頭に天皇陛下のまとまった文も掲載されておりました。
(以前、毎日新聞に紹介されました)
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