toty日記

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校長先生になろう

2007-05-15 23:12:51 | 
杉並区の和田中学校の校長、藤原和博さんの本。

これだけのことをやれば、校長先生になれるという
氏の実践からの啓蒙書。
学校や、教育行政のしくみも、わかりやすく書かれている。


この学校、歩いてすぐのところにあり、
このところ、何かと話題になって、興味ある人でした。

実務家として氏の活躍は、縦横無尽。
今までの学校の常識をものともせず、
学校を変えていく。

地域も、家庭も、本来の教育力が弱っている世の中では
学校にあらゆる問題が持ち込まれる。

それに対処するに、
学校に地域の人を呼び込み、
その力を生かし、

先生には授業や、子供に向かう時間をたっぷりとってもらえるよう、
ありとあらゆる方策を仕掛けていく。

例。
自分の子供しか見ていない親の愚痴につきあう担任は
相手の話を止めることができない。
そういう人は、校長が話の相手になる。

給食費を払わないうえ、それを正当化してくる親には、
会社の人事部に電話する。
こういう、非常識な親が出てくるほど、
親も教育していかなければならない。

横の関係、縦の関係以外に
ナナメの関係の人をいれていく。

図書室に本好きなおばさんを、
グリーンキーパー(園芸の世話)に地元のおじさんを、

土曜の自主教育には学生を、
長期になるときは、
少ないながらもきちんと報酬を。

実務的といっても、
そこに教育に対する哲学があり、
やみくもに効率や、偏差値などを追ったものではない。

コミュニケーション力をつけ、
自信をもたせ、
視野の広い子供を育てようとしている。

文中、

合唱で、男子の声が良く聞こえている学校は、
うまくいっている。
というくだりには、そうだ、そうだと、納得。


ところで、この地域の力を利用するって、
山吹の里のやり方と、似てない?

音楽も利用しているし、
拠点を、中においてるのも…、

自分達のやっていることも、
介護版、地域密着型といえるかもしれないと、思ったのでした。

一人の人間がここまで変えられるという、
今の時代に、最も必要とされる視点だと思う。

見学、参観がひきもきらないというが
一回、行ってみたい。
何に参加すればいいか、考えると楽しみ。


本の内容の構成からいうと、
何箇所かに書いたものを編集したようで、
同じことが何回もでて来る。

そのあたり、もう少し整理すると
あ、また繰り返し、と思うことが少なかったかも。


校長先生になろう! クリック!

写真の説明。
あるものを通販で買ったらラッピングしてくれた。
やっぱり、きれいだと開けたとき、嬉しい。

母の歌、小さい花

2007-05-14 21:45:21 | Weblog
母を歌った歌というと、
「小さい花」が、浮かびます。
玉川では、よく歌いました。

小さい花 ハコベの花 お母さんの花
きよらに そっと咲いて いつも僕を見てる花
小さい花 ハコベの花 お母さんの花

小さい花 ハコベの花 お母さんの花
野原に そっと咲いて いつもやさしくえまう花
小さい花 ハコベの花 お母さんの花

おおはるさんのイメージではないかもしれませんが。

そういえば、今日が最終日だった展覧会を見損ないました。
今日の午前中に行こうかと思っていたのですが。
せんちゃんの彫刻、見たかったのに、ちょっと残念です。

おおはるさんは、見にいったといってました。
その日は、お墓参りして、展覧会に行って
最後におばの見舞いにいって、12000歩、歩いたそうです。
スピードはゆっくりになりましたが、
やっぱりタフです。


小さい花 ハコベの花! クリック!

写真は、意味なくとった和気清麻呂像、
metalくんによると、
加茂川の「かも」に縁があるらしいので

母の日

2007-05-13 21:45:29 | 日常のあれこれ
ダンナの弟一家が、
母の日ということでしょう、姑に顔を見せに来た。

ということで、一緒に過ごしたので、
おおはるさんのところは、またの日に。

義母には、花を。

以前は着るもの、バッグなど色々考えたが
最近は、もっぱら花。
玄関に飾って、一緒に楽しむ。

ダンナが久しぶりに風邪をひき、
一日中盛大なくしゃみや咳ををしていた。
危ないなと、思っていたら、
喉の奥が痛い。

今日は早々に寝ることにします。


母の日! クリック!

京都鴨川べりの古い建物



めだかの赤ちゃん

2007-05-12 23:55:38 | 山吹の里では
喫茶の当番。

山吹の里の、玄関を入ってすぐの棚に、
誰かがおいた、小さな水槽があって、

中に、孵化したばかりのめだかの赤ちゃんが泳いでいる。
身長3ミリほどで、目をこらさないと見えない。

底にはまだ、卵状態のものもある。

コーラスを終えて、k-takさん、Kさんと
水槽の前で、しばし、めだかの話や神田川の話をする。

ちょっとしたことだけど、
こんな話ができるのも、楽しい。
めだかをみたの、本当に久しぶり。

今日、歌ったのは、
 森の水車
 二人は若い
 山寺の和尚さん

だいぶ、コーラスメンバーが入れ替わっている。


めだかの赤ちゃん! クリック!

写真は、鴨川の本流とは別に、
ちょっと高い所を流れていた川。

緑いっぱいで、めだかがいたかも!

ことば あふれ出る教室

2007-05-11 09:26:19 | ことば
5月10日(木)
23:00~23:30
NHK総合
ドキュメント
にっぽんの現場
「ことばあふれ出る教室」
~横浜市立盲学校~

昨日、うとうとしながらテレビを見ていたのですが、
この番組、はじまってすぐに、きちんと起きて、
居ずまいただして、見なくてはという気になりました。

ナレーションをつとめる小六の女の子が
紹介していく進行なのですが、
(この子の朗読がまた、いい)

全編、力がみなぎっていて、
学習する楽しさ、
仲間内での信頼、

先生のことば、
「できないじゃなくて、やるでしょ!」
その気魄。

今まで、点字は仮名しかなく、同音異義語の区別がつかなくて
理解に時間がかかっていたものを、
先生が、漢字指導の方法を編み出し、

漢字の成立ちを細かく教え、
点字で大きく表した漢字を手でなぞって、
一文字一文字覚えていく様は、

乾いた砂に、水がしみこむように、
子供の中に入っていった。

少ない人数とはいえ、
コミュニケーションの自由さ、
先生も生徒も、タイトルのように言葉があふれ出る。

特に、狂言仕立ての劇を練習していくさま、
在校生の前で、発表した時の
おなかの底から出てくるセリフは、
力強く、言葉が生きていると感じた。

目が見えないだけ、
言葉に頼る部分が多い生活のために、
先生も、言葉を大切に教えていると感じた。

先生の漢字の指導、
それを受け入れる子供たち、

点字を読む速度の早さ、なめらかさ、
パソコンに入力する時の、音声で確かめる方法、

初めて知ることも多く、
教育の原点だと感じる教室だった。

MIXIで、この番組について日記に書いている方を検索したら
数名ヒットした。
その感想を読ませていただいたので、
足跡をたどって頂いた方も数名。

中に、この番組を制作した方のお友達という方がいらして、
メッセージをいただいた。
今度、その方に会うので、感想をお伝えしますとのこと、
これは、何回でも再放送して、
多くの人に見てもらいたいと思う。
特に小学校の先生には。

直近の再放送は、5月16日(水)午前 2:15~(火曜深夜)
ビデオにでもとらないと、全うな生活をしている方は
無理な時間ですね。

http://www.nhk.or.jp/nippon-genba/200705.html


以下は、まっつーさんが紹介している関連サイト。

他に、この先生について、
http://www.terumicolor.net/now070323.html

また、盲人への漢字の指導法、
http://tenji-sien.net/index.htm

当の小学生達が、私たちはこれがわからない、
これは出来るとか、一般の小学生に自分達を知ってほしいと書いた文章。
http://tenji-sien.net/tutaetai/tutaetaikoto.htm



思い出してみると、
中学時代、奉仕部というクラブがあって
そこで盲学校と交歓会をしたことがある。
もしかしたら、横浜?

引率してくださったのが相坂先生、
楽器演奏している盲学校の生徒さん達と一緒に移っている写真がある。

その頃、点字も習って、張り切って実践しようとしたら
「分かち書き」がしっかりできるようになったらお願いします。
まずは、お勉強をしっかりといわれたことなど、
思い出した。


ことば あふれ出る教室! クリック!

写真は、ダンナが連休中、鳥海山でであった水芭蕉

粉々になった聴診器

2007-05-10 20:47:58 | 日常のあれこれ
昨日届いた聴診器ブックの話を舅にした。

獣医だったので、今は使わなくなった医療器具が
記念にとってあるらしい。

そして、戦時中の話になった。
陸軍の獣医として、中国に行った時の話だ。

自分の聴診器を持っていったら、
現地はとても乾燥していて、

象牙で出来ていた聴診器にひびが入って
粉々になってしまい、あわてて現地のお医者さんの紹介で
聴診器を手に入れたのだそうだ。
そうか、昔は象牙でできていたのか。

主に軍馬の面倒をみていたらしいが、
馬のおなかの調子を、聴診器で聞くのが大切で

馬はすぐ便秘をすると、調子が悪くなる。
常に聴診器でおなかの状態を把握するすることが大事だったそうだ。

そこいくとね、牛は胃袋がいっぱいあるだけあって
鈍感というか、そうそう、調子悪くならないんだ。

馬は繊細で、ちょっとしたことが命取りになる。
へえ、そうなのかと興味深く聞いた。


粉々になった聴診器! クリック!

写真は、ホテル「というわけで。」
電話をかけてみたくなる、
「はい、ホテル、というわけでです」
というだろうか?




聴診器ブック

2007-05-09 21:41:58 | 
本といっても、本の部分は少なくて
本物の聴診器がついている。

つまり、聴診器を使って、
家庭でも健康チェックをしようという本。

先日の中学の同期会の二次会で、
「本屋で平積みになっている…」という声が聞こえた。

何? と聞いたら、
本を出してね。聴診器ブックというんだ、
と教えてくれた。

体重計、血圧計は、よくあるが、
聴診器で、自分の身体の音を聴くというのが、
健康管理に役立つと、
売り出したら、よく売れているそうで、

本屋に行ったら、売り切れ状態だった。
ネットで注文していたら、今日届いた。

しばらく、いろんな音を聴いて、
お医者さんごっこをしそうだ。

4月29日の日記の集合写真、最前列真ん中の
男の子、あの頃は、丸顔で小さかった
小学部の1年から6年までずっと、百合組で一緒、
桐生君の本。


聴診器ブック! クリック! 親子で競争するとは!(笑)

しばらく、鴨川からみた風景を載せます。
窓拭きが、大変そうな京都の旅館? お店?



鴨と加茂

2007-05-08 21:09:51 | 日常のあれこれ
京都で「かもがわ」の説明を受けた時、

加茂川と高野川が合流して、その下流が
鴨川と、教えてもらった。
といっても、帰ってきて地図を調べてわかったことで

ある場所を境に、上流が加茂、下流が鴨
うろ覚えで、どっちがどっちか混乱していた。

これで、ちゃんと覚えられるかな。

一日目に乗ったタクシーの運転手さん、
高知からでてきて、一年半、道を覚えるのが大変だったと
言っていた。

うちも、高知の出身なんですよなんて話から
お墓は筆山、ああ、あそこですか、なんて話がはずみ、

新撰組や、龍馬や、牛若丸や、
いろんな人の名前が出てきた。

結論として、昔の人はみんな歩いたんだよね。

京の五条の橋の上、大の男の弁慶が♪と歌いだし、
それにしても、鞍馬山から、五条まで
義経は歩いてきたんだよね。
よく歩いたもんだよね。

タクシーやってられるのも、
今の人が歩かなくなっちゃったからなんだけどさ。

そんな話をしたので、歩く気になったのかもしれない。
写真を撮ったり、石碑を読んだり、
道草くいつつ歩いて、2時間弱。

昨日の歩数、それでも8000歩くらい。

(あれ、今地震?)


鴨と加茂! クリックお願いします! 息子にランキングで抜かれた!

鴨川の鴨、
この姿勢でずっと、ポーズをとってくれた
えらい鴨かも。

鴨川の飛び石

2007-05-07 23:29:02 | 日常のあれこれ
昨夜は、御所のそばに宿をとり、
お通夜で五条まで行きました。
その時、鴨川沿いの緑がきれいだった。

今日の告別式は1時とのことだったので、
午前中は歩いて式場まで行ってみました。

大ざっぱな地図を手に入れ、
蛤御門から御所を抜け、
川にでるまで、路地を抜け、

どこかで橋を渡ろうと、道を聞いたら
橋はもう少し先を曲がったらあります。
ここには、飛び石しかありませんと、言われた。

飛び石?
始めは、見るだけと、自分に言い聞かせて川辺にいったら、
わたれそう!

旅行かばんを持ちつつ、
コートだけは緑なので喪服とわからないから
まあいいかなと、飛び石伝いに川を渡る。

一人だし、
ここで落ちたら、ちょっとまずいと、慎重に。

鴨川べり、鳥がいたり、新緑の中、
京都って、歩くのが一番。

ここに叔父の家族は住んでいるんだなと、
通りの名前を確認しながら、歩く。

叔父の写真は、若い頃の微笑んだ顔。


鴨川の飛び石

連休最終日

2007-05-06 10:37:13 | 日常のあれこれ
最後の日は、何も予定を入れないでおいたのですが
京都のおじの訃報が入りました。

これから京都に行ってきます。
あわせるかのように、雨ですね。

一ヶ月前に、お宅に伺った時は、
ベッドにはいらっしゃいましたが、
お元気そうだったので、驚きました。

おおはるさん、Sおばは、明日の告別式にいくとのこと、
連休で切符を取るのが大変そうです。

カエル好きなyuki☆さん

2007-05-06 01:16:40 | 日常のあれこれ
metalくんが、実家の近くに出来たお店が
以前さがさんがライブをした、自由が丘のお店に似ていて、

ご飯が美味しいというので、
寄ってみた。

せたカフェキッチン」といって、
ちゃんとごはん + のんびりカフェ + まったりお酒
と、チョークで書いた看板にある。

カエルがところどころあり、
お店の雰囲気は、どことなく素人っぽいが、
人懐っこい。

metalくんが、もう7~8回行ったことがあるというので
出来てから、一ヶ月くらいたっているのかと思ったら

なんと、まだ一週間という。
なんだ、それじゃ、殆ど毎日、
それも、夜も昼もっていうこともあったらしい。

さばやあじ、野菜がたっぷり、
何よりお店の人の笑顔がよくて、
新しく出来たお店を、覗き込む通行人に
いらっしゃいませのオーラがでてる。

お知らせをもらって、帰ってきて
HPを覗いてみたら、
農大の演劇部のOBと言う経歴。

演劇を経験していたら、
あの笑顔、店作り、わかる気がした。

カエル好きなyukiさんが、二人目!


カエル好きなyuki☆さん! クリック!

今日のタイトル、絶対さがさんが、クリックすると期待して!

屋根に上って、新緑の中で

2007-05-05 08:13:33 | 日常のあれこれ
木曜の夕方出発で、御殿場に行ってきました。

昨日は、午前中草刈、
午後、雨どいの掃除をはじめたら、
屋根の落ち葉が目につき、
屋根に上ってみました。

落ち葉がたまっているところに、
コケが生え、これを放っておくと
悲惨なことになりそうで、

箒と木の枝をもって、大掃除開始、
しゃがんでの作業は、あちこちが痛くなる。

こんもりとしがみついているコケを枝の先でこそげおとし、
立ち上がって、掃き落とす。

傾斜が微妙なので、落ちないように、
そして、常に斜めの状態なので、
変な処の筋肉を使う。

4時ごろ切り上げたものの、
まだ全部は仕上げられなく、無念の中断。

今回は、ダンナも参戦。
で、手持ち無沙汰の舅は、

全室掃除機かけて、
三人分のお布団をあげてくれて、
お茶碗洗ってくれて、
冷蔵庫の整理をしてくれて。

もう、いいかげんに終わったら?と
何回も声をかけてくれたが、
やりだすと、しつこいダンナは、なかなか終わろうとしない。

そうそう、いつだか同じようなことしていた。
でも、今年は、屋根からの飛び降りはなし。

以前飛び降りたところに、実生の木が数本生えていて
もう、ホワンと受け止めてくれる落ち葉のじゅうたんではない。

後半の連休、最初の二日は、働いた~~。

帰りは、7時をすぎてETCで出入りすると、「料金半額」につられ
遅めに帰ってきた、ちょっと混んだが、いつもほどではなく
まあまあの渋滞。
無事帰宅。

東京では、どうせ渋滞になるから行くのはいやだと言う姑に
metalくんがつきあい、またまた、おさんどんと納戸の片付け手伝い。
姑が好きなかぼちゃの煮物がまたもや登場。


屋根に上って、新緑の中で! クリック!

写真は、お昼を食べたドーム状のレストランから。

昔は、御殿場の家からも富士山がよくみえたらしいが、
今は、木が繁って、見えない。

伝染(うつ)るんです

2007-05-02 22:27:14 | Weblog
NANAEさんのブログで、以前、
「不条理が、伝染(うつ)るんです」というタイトルで
一週間のうちに、銃による犯罪が続いたことがとりあげられていた。

その後、先週だったか、
火事が立て続けにあった日があった。

(そういえば、この火事のとき、
5時ごろ、そばを通りかかって、消防自動車が
何台も明治通りを走っていくのを見たと、
日記に書こうと思って忘れていた。)

こういう、時期が集中して似通った事件がおきると、
なぜか不思議に思う。


昨夜、夕食のあと、
例によってネットを覗こうとしたら、
「サーバーに接続できません」のメッセージが出て、
モデムが点滅している。

電源を一回切って、また入れてみたりしたが変わらず、
加入しているJcomのテクニカルサポートに連絡したら、
やはり、接続がおかしいので、チェックしますとのこと。

どうせ、明日の営業時間になるだろうと
たかをくくって、テレビにシフトして過ごしていた。

11時ごろ、ダンナが帰ってきて、
外の電柱のところで工事やっているよ、
あれは、なんだろう?

ほら、人が乗ったかごみたいなのが上下するので、
車庫入れするのに邪魔だった、という。

こんな時間に?
そうだ、もしかしたらと
モデムを見たら、ちゃんと動いている。

こんな夜中になおしてくれたのかと、ちょっと感激。

タイトルを、「伝染(うつ)るんです」としたのは
レオさんも、パソコン不調で、書き込みができない、
ドンピシャに参加できないと、訴えていたから。

同時多発(といっても2件だけだけど)、
パソコン不調の話でした。

レオさんも、復活したようで、まずはめでたしめでたし。


伝染(うつ)るんです! クリック!

写真は、かわいそうなぷーさん
もう5年くらいになるかな、
何回か紹介したが、
新目白通り沿いのベランダにほったらかされたまま。

もう、色すらない。

29時間と36時間

2007-05-01 23:55:55 | 日常のあれこれ
先日の同期会の話の続き。

今回、この会を企画してくれてのは
学園に残って、今は要職にいるIくん。
そして、みんなに電話をかけまくってくれた、Hくん。
二人の接点が、どこにあるのか、不思議に思っていた。

二次会の時、Hくんが、話してくれた。

玉川には、中学部から塾があった。
遠方で、通学が無理な人用の、宿泊施設である。
そこは、24時間の教育の場。

Iくんは、九州柳川出身、当時往復に29時間かかったそうだ。
そして、Hくんは、北海道足寄、往復が36時間。
新幹線ができる前である。

塾にいても、週末家に帰って、門限の6時に帰れる人は
かなりいる。

ところが、この二人は、遠くて家に帰るのは
長期休暇のときのみ。

12歳の子供にとって、故郷を離れての生活はやはり
厳しかったそうだ。
特に、日曜の昼間、皆が出払って、
し~んとした部屋で、自分達だけ帰れなかった時、
よけい、寂しさがつのるのだそうだ。

そうだろう。
二人とも当時はそんなことをおくびにも出さなかったが
そこに、共通の思いがあったらしい。

Hくんのおかあさんが、
余りにお金の請求をしてくるので
担任の福水先生に問い合わせたらしい。

すると、
「大丈夫、食べているだけです。」
と、先生から返事があったと、それは、笑い話。

塾の先輩が、坂本先生で、
クラス担任も、坂本先生になったときは、
「風邪で欠席します」と、欠席届を塾の責任者としての先生が書き、
学校で、同じ先生が検印を押したんだよ、と話す。

玉川の生活で、あこがれたのは、
塾の生活だった。
塾の人の結束が固いのが、うらやましかった。


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写真は、小学部のとき、黒板の字は山本先生の字。
懐かしい、先生らしい字。