峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

安倍首相、辞意表明(潰瘍性大腸炎)

2020年08月28日 | 時事ネタ
先日、佐藤栄作氏の連続在職日数を超え、最長政権の記録を更新したばかりの安倍晋三首相が今夕、辞意を表明しました。

第一次安倍内閣のときも病気で辞職したことがありました。結果的にはその時と同じ潰瘍性大腸炎が再発した結果、
「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった」
として、辞意表明会見に至りました。



この潰瘍性大腸炎、安倍首相より1つ年上の私、今年の5月に比較的軽いものをやってます。

夜中に寝ていたら胃の下あたりがどえらく痛くなりまして、吐き気、下痢、発熱を起こしました。
しかも熱は39度。久しぶりの高熱ですが、症状的にはコロナではないなと思いました。
下痢便の色はオレンジ色。黒かったら胃潰瘍などの出血だと思いましたが、明るいのは・・・

そこで、かかり付けのお医者さんにかかったところ、
「コロナじゃないでしょうね」
と冗談を言いつつ、触診などの結果、
「大腸ですね」
との診断。
大腸といったら盲腸とか結腸辺りの病気しか想定できなかったので、
「場所的に胃とか十二指腸ではないのですか?」
尋ねてみると、
「大腸は小腸の周りをぐるっと取り巻いてますからねえ。それに胃の壁は分厚いですが、大腸の壁は薄いので出血すると治すのが大変なんですよ。腸壁を刺激しないように食事はおかゆです。排便時には色に注意していてください。感染症の薬と胃腸を刺激しない薬を出しときます。」
にわかには信じられませんでしたが、大叔母の乳癌も発見してくれたお医者さんなので信用して薬を貰って帰宅しました。

女房に話すと、
「大腸?そこって大腸?」
女房も半信半疑です。

仕方ないので、おかゆを食べ、お薬を飲んで1週間後、痛みも少なく、便の色も普通に近づいてきました。感染症の薬はなしになり、そのまま快復に至りました。安倍首相の場合、もっと深刻な病状なのでしょうが、夜中に起きたあの痛みと高熱は侮りがたいものがありました。



ということで、前回の辞任と同じ病気だそうですが、あの痛みが慢性化するのではやはり耐えられないでしょうね。

安倍首相といえば、アベノミクスで長いデフレ状態からの脱却をはかり、一定の成功を収めました。それまでの政権がなし得なかった(やろうともしなかった)に較べると特筆できるでしょう。しかし憲法改正や拉致被害者帰国などの宿願が達成できなかったことは大腸の痛みとともに「断腸の思い」なのでしょうね。



後任については自民党に任せてあって、自民党総裁への影響力行使は考えていないとのことです。
外交辞令としては、そういう答になるでしょう。1ヶ月先が見ものですがねえ。

それでも同病相哀れむ
長期政権、お疲れ様でしたと言っておきましょう。


ただいまブログランキング アタック中です。
ワンクリック↓をお願い申し上げます。日々更新の励みになります。

岐阜県ランキング
<script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async></script>PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする