自宅は木造築50年のロートルである。
父が存命時にスレート屋根だったのを瓦屋根に変えた(勾配が変わったので2階の窓やベランダも変更になった)くらいで、修理などはずっとしていなかった。雨樋の交換を2019年にしてもらったくらいかなあ・・・
だから2021年に壁の塗装をやったとき、雨樋の交換には最後まで抵抗した。
だから3月28日に下の写真のような事態になることは予想していなかった。
物置の屋根の雨樋を取り付けてある板(専門的には『鼻隠し』)が腐って雨樋ごと外れてしまったのだ。
雨樋を取り付けてある板が腐ってガバガバになっているのは3月20日にはわかっていた。
雨樋が右側に傾いて雨水が端から漏れていたからだ。そのとき雨樋の交換をした業者さんを呼んで見てもらったが、
交換時すでに雨樋を取り付ける板(鼻隠し)が腐っていて真ん中の金具を打てない状態なので何ともならないとのことだった。
放置すれば右端から漏れたり雨樋内に湛水するため写真のように物干しの『さすまた』で支えて応急処置をしておいた(~_~)
しかし、そんな素人仕事は1週間後に破綻した。
仕方がないので業者さんに屋根の葺き替え工事と雨樋の設置をお願いした。
屋根をめくって板などを外し、下葺き材を載せていき、最後はトタンで葺いた。
そこそこの出来上がりではあるものの、当初の屋根は庇がもっと長かった。
修理後に庇は短くてもいいかと聞かれたので了承した。
ところがそのぶん壁との接続部が空いてしまい、まことに不格好になった。
雨風の侵入はあまりないだろうが、このままでは見栄えも悪いので指摘して善処してもらった。
これでもプロの工事としては残念としか言えないけどね。