今週CBCテレビで放送された『道との遭遇』で富山県の栃折峠中腹にある廃隧道が紹介された。
2000年7月に栃折峠をゲットしたとき、中腹にあったトンネルを『謎のトンネル』と記している。
それが番組で取り上げられたので嬉しさ百倍。そして今でもあるんだと感慨深い。
隧道ができた経緯は雪が積もると交通が途絶してしまい郵便物も届かなくなってしまうため、人道専用の隧道を造ったのだそうだ。
このように人が通れるだけの大きさしかないので隧道内は狭く、素掘りでつくられていた。
そんなレベルなので現在では崩れているところもあり、通り抜けはできなくなっている。
この峠区間にある国道471号線は昭和12年にできているが、廃隧道になった栃折隧道は昭和30年竣工。なんと私より年下なのである。
それがなぜ、いつ廃道になったのか。ジモピーに尋ねてみると昭和43年にブルドーザーを導入し除雪をするようになってから徐々に使われなくなったのだそうだ。
長年?の疑問が解けてガッテンの回であった。