岐阜県飛騨市神岡にあるKAGRAの見学会に行って来ました。
KAGRA(かぐら)とは?正式には大型低温重力波望遠鏡です。神岡はスーパーカミオカンデが有名ですが、その隣にある施設だそうです。こういう実験施設は非公開が普通です。今回は運用前の最初で最後?らしい公募抽選による見学会でした。高校の同期から見学会の情報があり、有志で申し込み、当たったことで実現しました。
まずは飛騨市の神岡振興事務所に集合。受付を済ませ、4台のバスに分乗して現地に向かいます。探検隊のようにヘルメットをかぶるのはお約束です(^^;)
あ、KAGRA(かぐら)とか重力波望遠鏡の解説がまだでしたね。私もハッキリわかったわけではありません。詳しくは下記のパンフレットを見て下さい(^^ゞ
重力で目に見えるのは潮の満ち干など。これは引力ですね。そしてモノが動くとそれに変わって空気が動いたりするわけですが、宇宙空間でも星などモノがあるとその重さで時空が歪(ひず)んだり、それが動くと歪んだ時空が波のように宇宙空間に広がってゆきます。その波をキャッチするのがKAGRAになるそうです(下記パンフ)。
そして微細な波動をキャッチするのに固定した機器(レーザー光、ビームスプリッター、反射鏡、光検出器)、歪み増幅用に機器間の相対的距離(3km)、真空環境、超低温(-253度)などが必要なのだそうです。
バスで着いたところは跡津川の谷。私は2003年に大多和峠アタックのために走っているのでチョー懐かしいです。バスのなかで廃線になった「三井鉱山専用軌道」の話にも言及されて嬉しかったです。
到着したところは、谷に入って少し行ったところ(地図参照、地図参照)。
パンフの3枚目に位置関係が出ています。
この跡津川という谷。じつは跡津川断層の断層線にできた谷です。谷の上部に「地震観測中の機器」も設置してあるくらいの活断層です。なるほど、それなら全長7kmのトンネルを掘るのに掘削機を使うと地盤が軟弱で危険なためダイナマイト工法で進めたとアナウンスしていたことも納得できます。
しかし、そういう脆い地震が発生しやすい地盤だとチョー精密な安定感を必要とする重力波望遠鏡の設置場所として適格だったかどうか、地理ヲタクとしてはとても不安になりました。
また清廉な環境のために坑道内で運搬作業用に使っている車は電気自動車です。左の可愛いのが富山の光岡自動車製、光岡自動車じたいマニアックですから「おおっ!」って声が上がるのも頷けます。
そしてもうひとつは「リーフ!」と思ったら、何とe-NV200でした。これはこれで玉が出てませんから電気自動車マニアとしては萌えましたねえ(^^ゞ
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KAGRA(かぐら)とは?正式には大型低温重力波望遠鏡です。神岡はスーパーカミオカンデが有名ですが、その隣にある施設だそうです。こういう実験施設は非公開が普通です。今回は運用前の最初で最後?らしい公募抽選による見学会でした。高校の同期から見学会の情報があり、有志で申し込み、当たったことで実現しました。
まずは飛騨市の神岡振興事務所に集合。受付を済ませ、4台のバスに分乗して現地に向かいます。探検隊のようにヘルメットをかぶるのはお約束です(^^;)
あ、KAGRA(かぐら)とか重力波望遠鏡の解説がまだでしたね。私もハッキリわかったわけではありません。詳しくは下記のパンフレットを見て下さい(^^ゞ
重力で目に見えるのは潮の満ち干など。これは引力ですね。そしてモノが動くとそれに変わって空気が動いたりするわけですが、宇宙空間でも星などモノがあるとその重さで時空が歪(ひず)んだり、それが動くと歪んだ時空が波のように宇宙空間に広がってゆきます。その波をキャッチするのがKAGRAになるそうです(下記パンフ)。
そして微細な波動をキャッチするのに固定した機器(レーザー光、ビームスプリッター、反射鏡、光検出器)、歪み増幅用に機器間の相対的距離(3km)、真空環境、超低温(-253度)などが必要なのだそうです。
バスで着いたところは跡津川の谷。私は2003年に大多和峠アタックのために走っているのでチョー懐かしいです。バスのなかで廃線になった「三井鉱山専用軌道」の話にも言及されて嬉しかったです。
到着したところは、谷に入って少し行ったところ(地図参照、地図参照)。
パンフの3枚目に位置関係が出ています。
この跡津川という谷。じつは跡津川断層の断層線にできた谷です。谷の上部に「地震観測中の機器」も設置してあるくらいの活断層です。なるほど、それなら全長7kmのトンネルを掘るのに掘削機を使うと地盤が軟弱で危険なためダイナマイト工法で進めたとアナウンスしていたことも納得できます。
しかし、そういう脆い地震が発生しやすい地盤だとチョー精密な安定感を必要とする重力波望遠鏡の設置場所として適格だったかどうか、地理ヲタクとしてはとても不安になりました。
また清廉な環境のために坑道内で運搬作業用に使っている車は電気自動車です。左の可愛いのが富山の光岡自動車製、光岡自動車じたいマニアックですから「おおっ!」って声が上がるのも頷けます。
そしてもうひとつは「リーフ!」と思ったら、何とe-NV200でした。これはこれで玉が出てませんから電気自動車マニアとしては萌えましたねえ(^^ゞ
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私たちは、ちんぷんかんぷんですが
これを見学されていたのでスーっと頭に
入ったと思います。
近くを通過しただけです。カミオカンデ
という表示板がありました。
スーパーカミオカンデといえば小柴さんとセットでインプット
されていても梶田さんは認識の外でしたし、
今回やっとスーパーカミオカンデとつながったのに
KAGRAと両方の所長さんだったとは新聞報道でわかった次第です。
せっかくのチャンスだったのに予習にもなってないです。