峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

『日本百名峠』の著者、井出孫六さんが亡くなっていた

2020年12月30日 | 
ここんとこ新聞には年末恒例の今年を振り返る記事が毎日載っています。
本日あったのは『2020墓碑銘』。今年亡くなられた方々です。

いの一番が志村けんさん。新形コロナで亡くなられたニュースは日本中に衝撃を与えました。
そのあと色々な著名人が続くのですが、私が「えっ!」と絶句したのは文化欄の直木賞作家、井出孫六さんでした。

井出孫六さんはふるさと・長野の歴史を掘り起こし、ルポや小説を執筆したと紹介されていましたが、私にとっては『日本百名峠』桐原書店、1982 の著者として強く心に残っている人です。

『日本百名峠』は私が1000峠を走破しようと一念発起した頃に意識した本でした。掲載された峠は自転車では到達できそうにない峠も多い反面、大して険しくもないのに歴史上とか文学上著名なのでリストアップされたと思われる峠もあるので納得いくものばかりではありませんでした。



日本全国バランスよく収録しようという姿勢は頷けましたし、今回井出孫六さんの著作物を再確認してみると、タイトルに峠が付いているものが50作品中5つもあるのに驚きました。なかでも『峠をあるく』には私も何度も行っている人形峠の記事が載っているそうで、そこからウランに関すること、福島第一原発の話など“神話”の崩壊につなげるところはルポライターの面目躍如だと思いました。もう少し著作を読んでおけば良かったと思いました。

2020年の最後にあたって今年亡くなられた方々に黙祷させていただきます。


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