9日(火)NHK19時のニュースネタで申し訳ないが・・・水難死亡事故に関してのニュース。
『10年間程度にほぼ同じ地点で水難事故が3件以上発生している特定の近傍箇所』として46箇所がリストアップされた。気が付くのは、その地点が岐阜県に集中していることだ。
多発場所を拡大してみると、やはり岐阜県が異様に多い。また上の画像の河川別のリストでは『長良川』が一番多い。ニュース映像では詳しく見えないのでNHKのウェブサイトに行ってみると、
『岐阜県を流れる長良川水系では上流から中流までの8か所で複数回、水難死亡事故が発生していて、特に岐阜市の千鳥橋付近では20年余りの間に8件発生し、9人が亡くなっています。』
とのこと。
だから、そのあとで出てきた映像が、マジ 千鳥橋。
律令制の時代の官道だった東山道(とうさんどう)が長良川を渡河する地点(対岸には峠)で、その名も渡河地点を意味する古津(ふるつ)に架かっているのが千鳥橋。ここは皇室に献上する鮎を獲る御料鵜飼が行われる場所でもある。
ここは対岸の兎走山(とのやま)に長良川がぶつかる地点で水流が渦を巻き、岩下は深くえぐられている。逆に反対側の古津は河原があるのでバーベキューなど川遊びをする人が多く、目の前の川に入りたくなるのだろう。
そして長良川では少し上流の美濃市・美濃橋付近。ここも長良川が小倉山(金森長近がお城を作った)にぶつかって深くなる地点で反対側の河原は映像のようにバーベキューのメッカみたいになっていて、泳ぎたくなる人が多いのだろう。
また本日12日(金)22時からNHKの『ドキュメント72時間』で、私の散歩コースの72時間を放送してくれるそうだ。この季節だから鵜飼の模様も絶対流してくれると思う。こうご期待である。
そうそう、その散歩コースにある長良橋上流付近、ここもよく死亡事故が起きる。今年も7月7日に亡くなったばかり。ここは金華山側は河原があって流れが緩やかなんだけど、川を横断しようと長良へ向けて泳いでいくと、あと一息という15m手前くらいから急に流れが速くなる。
なのでそこまでは力を温存して泳ぎ、最後のラストスパートは斜め45度川上に向かって泳がないと流されてしまう。30歳台まではチョイチョイやってたから覚えてるけどね(^^;
そういえば、もう70年も前の中学時代、二年先輩の
男子が溺死しました。付属中開校の年でしたので、
先生方もあわてておられたのを記憶しています。
籤で中三の時入り、たった四ヶ月で亡くなってしまい
ご両親もお気の毒でした。
夏休みに一人で遊泳していたようです。
そうなんです。何度も長良川での死亡事故を聞いてるので、このニュースでやっぱりと確信しました。
ウチラ地元民は遊泳中の死亡事故は聞いたことがありません(最近では鵜飼の船頭さんくらい)。
https://www.mesoscopical.com/entry/2017/04/28/193910
ですから中学の先輩が亡くなられたのは残念としか言いようがありません。清流だけど川にはそれなりの危険があることを皆さん、心してほしいです。