KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

11月に第2のGW??

2007年05月24日 | 世の中あれこれ
5月14日の日本経済新聞に、与党内で10月・11月の
休日を11月の初旬に集めて、ゴールデンウィークを作る
構想があるようだ。
(5月23日の産経新聞社説「主張」でも取り上げられている)

経済の活性化につなげるのが狙いのようだが、
以下の理由でこの構想には反対だ。

1.祝日には歴史的意味合いがあったが、その意義を否定する。
・11月23日の勤労感謝の日は、元々は新嘗祭だったし、
体育の日は、東京オリンピックの開会式の10月10日が、
2000年にハッピーマンデー制度で、10月の第2月曜日になってしまった。

ところで、11月3日の文化の日は、1946年に日本国憲法が公布された日であり、
日本国憲法が平和と文化を重視しているということで
1948年に休日に決まったが、以前この日は明治天皇の誕生日で
明治節と呼ばれていたそうだ。

2.連休の分散から集中で混雑が増える
・5月のGWの混雑ぶりから説明は不要だろう。

3.製造所や中小企業では恩恵が受けにくいところがある
・メーカーやサービス業では年間休日制で休めないところがある。

政治として考えなければならないのは、「有給休暇」など
制度が取得しやすい環境を整えたり、観光の活性化を考えるなら
道路標識や駐車場などの施設の整備を進めることなどの方が
必要なのではないだろうか。

また、飛び石で休みになると「オセロ休暇」として有休がとりやすくなるので、
固定的に連休を設定しない方が良いだろう。

【オセロ休暇】○=休日、●=出勤日
○●○⇒○○○になるよう会社側も有休取得促進を図っている。



(日本経済新聞5月14日)
「2祝日移し「11月連休」、与党内に構想 」
11月初めに祝日を集め、「秋のゴールデンウイーク」をつくる構想が
与党内に浮上してきた。前後の週末と合わせ、長期休みが取りやすくなる
との判断に加え、観光業振興の効果も期待する。
自民、公明両党が14日にも協議し、7月の参院選の
与党重点政策に盛り込む方向で調整に入る。

構想は11月3日の文化の日の前後に体育の日(10月第2月曜)と
勤労感謝の日(11月23日)を移すというもの。
1日と5日にすれば、振り替え休日などで4連休以上ができやすくなる。

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