5月14日の日本経済新聞に、与党内で10月・11月の
休日を11月の初旬に集めて、ゴールデンウィークを作る
構想があるようだ。
(5月23日の産経新聞社説「主張」でも取り上げられている)
経済の活性化につなげるのが狙いのようだが、
以下の理由でこの構想には反対だ。
1.祝日には歴史的意味合いがあったが、その意義を否定する。
・11月23日の勤労感謝の日は、元々は新嘗祭だったし、
体育の日は、東京オリンピックの開会式の10月10日が、
2000年にハッピーマンデー制度で、10月の第2月曜日になってしまった。
ところで、11月3日の文化の日は、1946年に日本国憲法が公布された日であり、
日本国憲法が平和と文化を重視しているということで
1948年に休日に決まったが、以前この日は明治天皇の誕生日で
明治節と呼ばれていたそうだ。
2.連休の分散から集中で混雑が増える
・5月のGWの混雑ぶりから説明は不要だろう。
3.製造所や中小企業では恩恵が受けにくいところがある
・メーカーやサービス業では年間休日制で休めないところがある。
政治として考えなければならないのは、「有給休暇」など
制度が取得しやすい環境を整えたり、観光の活性化を考えるなら
道路標識や駐車場などの施設の整備を進めることなどの方が
必要なのではないだろうか。
また、飛び石で休みになると「オセロ休暇」として有休がとりやすくなるので、
固定的に連休を設定しない方が良いだろう。
【オセロ休暇】○=休日、●=出勤日
○●○⇒○○○になるよう会社側も有休取得促進を図っている。
(日本経済新聞5月14日)
「2祝日移し「11月連休」、与党内に構想 」
11月初めに祝日を集め、「秋のゴールデンウイーク」をつくる構想が
与党内に浮上してきた。前後の週末と合わせ、長期休みが取りやすくなる
との判断に加え、観光業振興の効果も期待する。
自民、公明両党が14日にも協議し、7月の参院選の
与党重点政策に盛り込む方向で調整に入る。
構想は11月3日の文化の日の前後に体育の日(10月第2月曜)と
勤労感謝の日(11月23日)を移すというもの。
1日と5日にすれば、振り替え休日などで4連休以上ができやすくなる。
休日を11月の初旬に集めて、ゴールデンウィークを作る
構想があるようだ。
(5月23日の産経新聞社説「主張」でも取り上げられている)
経済の活性化につなげるのが狙いのようだが、
以下の理由でこの構想には反対だ。
1.祝日には歴史的意味合いがあったが、その意義を否定する。
・11月23日の勤労感謝の日は、元々は新嘗祭だったし、
体育の日は、東京オリンピックの開会式の10月10日が、
2000年にハッピーマンデー制度で、10月の第2月曜日になってしまった。
ところで、11月3日の文化の日は、1946年に日本国憲法が公布された日であり、
日本国憲法が平和と文化を重視しているということで
1948年に休日に決まったが、以前この日は明治天皇の誕生日で
明治節と呼ばれていたそうだ。
2.連休の分散から集中で混雑が増える
・5月のGWの混雑ぶりから説明は不要だろう。
3.製造所や中小企業では恩恵が受けにくいところがある
・メーカーやサービス業では年間休日制で休めないところがある。
政治として考えなければならないのは、「有給休暇」など
制度が取得しやすい環境を整えたり、観光の活性化を考えるなら
道路標識や駐車場などの施設の整備を進めることなどの方が
必要なのではないだろうか。
また、飛び石で休みになると「オセロ休暇」として有休がとりやすくなるので、
固定的に連休を設定しない方が良いだろう。
【オセロ休暇】○=休日、●=出勤日
○●○⇒○○○になるよう会社側も有休取得促進を図っている。
(日本経済新聞5月14日)
「2祝日移し「11月連休」、与党内に構想 」
11月初めに祝日を集め、「秋のゴールデンウイーク」をつくる構想が
与党内に浮上してきた。前後の週末と合わせ、長期休みが取りやすくなる
との判断に加え、観光業振興の効果も期待する。
自民、公明両党が14日にも協議し、7月の参院選の
与党重点政策に盛り込む方向で調整に入る。
構想は11月3日の文化の日の前後に体育の日(10月第2月曜)と
勤労感謝の日(11月23日)を移すというもの。
1日と5日にすれば、振り替え休日などで4連休以上ができやすくなる。