学級委員（級長）

鳥取県の公立小学校で20年ぶりに「学級委員長」が復活するという
記事があるメルマガで目についた。
運動会で勝ち負けをはっきりさせないということを実施している
学校があることは知っていたが、おかしな人権団体に教育現場が
長い期間「蹂躙」されていたようだ。

・＜小学校に「学級委員長」不在の鳥取県、20年ぶり復活へ＞asahi.com 2月8日
・＜鳥取の小学校は『学級委員長』なし　『なれない子供が傷つくから』？＞（J-CASTニュース 2月12日）


当時の文部省、教育委員会などは無責任で、「人権団体」の圧力に対峙するのが面倒で、
将来の社会を担う子供たちの健全な成長など気にもしなかったのだろうか？
親も自分の子供のことだけを考え、人権団体に加担していたことになるだろう。

役割と義務・責任を体感するためには「級長」の制度は一定の成果を収めていると思う。
社会に出れば温室的な「平等」なんてあるわけがなく、
子供の時から鍛え上げなければ、ひ弱な社会になってしまう。

若者の数が減るとともに、自立・自律の精神のない中身が脆弱な国民の割合が増え、
国力はどんどん落ちてしまっている。
中国や韓国の若者の方が、しっかりした信念を持っているようだ。


100年に一度と言われている経済混乱の今の時期こそ、国家100年の計を考えた
政策を立案するためのチャンスだと思う。
明治維新から140年ほど経過し、先の終戦から60年以上経過し、そのような時期なんだろう。