I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「KUSUNOKI北海道」中区

2009-12-18 | 小料理・居酒屋
今朝の雪がすっかり溶けた栄で、友人と3人だけの小さな忘年会。


今年も北海道に行けなかったので、料理だけでも味わおうとこの店に決定。
実は隣の「炭味亭」で以前飲んだときに偶然発見し、次回はここと決めていた(笑)



入ってみると表からは想像できないウッディな空間が広がり、ダルマストーブが鎮座している。暖かいのは大歓迎だ。

予約を告げると、コーナーの席に案内された。 


とりあえず生ビールを注文すると、海老・牡蠣・烏賊のやたら豪華な突き出しが出てきて一瞬たじろぐ。
他のものをオーダーすると、テーブルの真ん中に七輪が嵌め込まれ、そこで各自が焼くというスタイル。





(本物のししゃもも食べたが、写真を撮り忘れていた。旨かったので残念)



途中、私は「熊ころり」という北海道の日本酒に切り替えた。何でも勝新太郎が愛したものとか。
やたらでかくて重いぐい呑みに、波波と注がれた冷酒はとても辛口だが、なかなか旨い。

  

どの料理も美味しいので酒も進み、話も盛り上がっていたが、椅子が固いのでそうそう長居はできない。
そこで、もう一軒はしごをすることになり、2ヶ月前に行ったあの店へ。



     

初めて立ち飲みの店へ入った二人は雰囲気に興奮したのか、面白がっていたのがとても愉快。
私はコップ酒400円(何と「醸し人九平次・純米吟醸」とか)、他はハートランドの生400円を柿ピー100円を摘みに飲む。
居合わせた客が持ってきた店名入りのチロルチョコをもらい、お礼を言ってを後にし、〆のラーメンへ。
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「東一(あずまいち)」五町田酒造

2009-12-18 | 酒と肴
先日岐阜の「酒の中島屋」のご主人から、燗で美味しいと勧められ購入したもの。純米山田錦 2478円。



「東一(あずまいち)」という名前からてっきり関東地方の蔵だと想像したが、意外や九州は佐賀県産。S・A・G・A サガである。

その五町田酒造㈱は嬉野市にあり、以前近くの温泉に泊まって吉野ヶ里遺跡を見学、有田焼きの窯を見てまわったことを思い出した。
当時は陶磁器に興味がなかったので、まさに冷やかし気分でフラフラと散歩しただけだったのが、今となっては悔やまれてならない。





さて、まずは常温で飲んでみようと試飲用の猪口に注いでみたところ、特に香りがあるわけでもなく、色は無色透明に近い。


口にしてみれば、昔から飲みなれたいかにも酒らしい、やや甘口と思われる味がする。



しかし燗をつけてみれば酸味や甘味よりもアルコールを感じ、粘度が増すのかトロリとして唇が滑らかになる。
こういったタイプは過去に飲んだ記憶もなく、やはり全ての日本酒にそれぞれ個性があると再確認することとなった。


やはり、この酒は燗で飲むのが良さそうだ。特にこんなに寒い夜には熱燗で!

肴は大根の浅漬け柚子風味。もう一合いってみてもいいかな 
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