I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「しゅばく (酒蕎麦)」京都・宇治

2011-01-10 | 蕎麦 旅の空
雑誌「男の隠れ家」の記事を見てから、ずっと行きたいと思っていたが、仕入れの都合で一時饂飩を生業としていたので、
訪問することはなかった。しかし蕎麦を再開したとの情報を得て、ようやく念願が叶うことになった。


予定より早く着いてしまったので、時間調整のため宇治川を渡って平等院を見学。開店10分前に店へ戻ったが、行列はなし。


暖簾が出されると同時に中へ入ってみれば、もっと拘った店内を想像していたが、意外と庶民的なイメージだ。
BGMには小さくモダン・ジャズが流れている。お好きなところへと言われ、小上がりの窓際を選択した。
他にテーブル、カウンターも含めれば、キャパは20席ほどか。ツレには悪いが、まずは冷えた体を燗酒で暖めることにする。



飛騨の「久寿玉」(一合800円)がお勧めと書いてあるので、それを。アテにはそば味噌300円をひとついただいた。
辛口の酒には、ちょっと甘目の味噌もいいかもしれない。


さて、十割蕎麦のざる900円が運ばれてきた。細切りのエッジが立って端正なもので、かなり緑がかっている。薬味はネギと山葵だ。


 まずは蕎麦だけで食べてみたところ、とても風味豊かで、

コシもあって喉越しもいい。ツユがちょっと甘く感じたので、山葵を直接蕎麦に載せてみたところ最高に旨く感じた。

 
蕎麦湯はポタージュというほど濃いものではないが、きっと別につくられたものだろう。




そこそこボリュームもあったが、これだけでは少々足りないということになり、かけ850円と冷したぬき1100円を追加する。



ツレが食べてみたいと言った油揚げ・あげ玉・ネギが載った冷したぬきは、それぞれの食感が楽しい。
ツユに漬ける食べ方は初体験だが、関西ではそれが普通なのだろうか?個人的には山葵と一緒にツユをぶっ掛けて食したい。



少量のつなぎが入っているという蕎麦は、太くなってもコシは感じられない。ただ柚子が香るツユは、はんなりと優しい味だ。
(「はんなり」って言葉、こんなときに使ってよかったのだろうか?)

結果、ここではやはり十割の冷たい蕎麦をいただくのが正解だろう。尚、本日の蕎麦は北海道音威子府と福井丸岡のブレンドとのこと。


しゅばく そば(蕎麦) / 宇治駅(京阪)三室戸駅宇治駅(JR)
昼総合点★★★☆☆ 3.5




それじゃあ、そろそろもう一つの目的、妙心寺の参拝に連れて行っていただけませんか。


コメント (6)
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平等院鳳凰堂

2011-01-10 | カメラ・写真
OLYMPUS PEN E-P1+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6














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