「三千盛」株式会社三千盛 3rd

先日友人からプレゼントされた純米大吟醸、多分「酒のきまた」で3150円。



『からくち』と書かれたラベルに偽りなし。かなりの辛口！



吟醸香はわずかなもの。さらりとした口当たりで飲みやすく、何よりキレがいい。例えるなら日本刀か！？





むかごの塩煎りをアテに、今夜は燗をつけていただいた。旨み・ふくらみを感じ、これもまた旨い！

「三本足 かがみ原店 」各務原市

マイミクさん二人がこぞって美味しいと価していたので、一度は行ってみたいと思い、三週続けて岐阜県へ。

ナビに案内され到着すると、どちらかといえばうどん屋さん風の外観の建物。一台分だけ空いていたスペースに車を止め、
これまた和風の暖簾を潜って店内に入る。ちょうど団体さんのお帰りと遭遇し、勘定が済むまで、入口付近で待機だ。

カウンターに8席、フローリング敷きの小上りには、4人掛けが三卓・6人掛けが一卓で、キャパは26といったところ。
BGMにはスピーカーから流れる音楽（有線放送？）とテレビ音声の二本立てで、これはちょっといただけない。



さて、ランチ用のライスが無くなったというので、私たちは壁に貼ってあった『自信のある味』四品をメニューから選択した。


まずは、焼きぎょうざ600円。



豆板醤をつけて食べるように言われたので、それに従ったが、これがめっぽう旨い。挽肉が苦手のツレにも好評だ。


次は、麻婆豆腐1000円。



辛さは控え目ながら、花椒によるシビレ感はかなり。豆腐は小さ目で口の中で溶けていき、これも相当旨い。


少し遅れて、炒飯800円。



レタスなども入った具沢山のもの。パラパラ感もなかなかだし、味付けも私好みで、けっこう気に入った。


最後は、好物のバリそば1000円。



イカやアサリなどが多く、海鮮バリそばといった体。臭み消しの生姜と酢も利いているようだ。


　店主からのサービスされたゼリーは、まあ普通かな。


総合的にみて、料理は期待以上に美味しかったが、ボリューム感が無いのと、その高めの値段設定に疑問が残る。
ただし、850円という、お値打ちな麻婆豆腐ランチ・坦々麺ランチなどを食していれば、違う評価になったかもしれない。


尚、ツレは竹野内豊の写真とサイン、それに彼からのお祝いが届いていたことに、いたく感動していた（笑）

三本足 かがみ原店 （四川料理 / 三柿野駅、二十軒駅、蘇原駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5

「慈庵」昭和区 2nd

ブログでの営業告知を店主が止めてしまったので、臨時休業に不安を抱きながらの再訪である。


電気が灯っていて一安心。ツレを店の前で降ろしてから、車をコインパーキングに廻し、暖簾を潜った。




メニューボードに「甘えび入りそば800円」と「豚肩ロース塩チャーシューそば750円」を見つけ、注文はその二品に決定。

代金を支払い、いつものように店主の仕事ぶりを見ていると、麺の茹で時間がやたらと早い。
多分一分以下。太陽食品が開発したという究極の細麺・カラス麺を使用しているからだろうか。


さて、先に丼が二つ手渡されたが、内一つには甘えびが2尾載っている。遅れることもなく別皿の具も供された。



まずは優しい味のスープを一口。続いて甘えびを齧ると、その風味がこのスープにとても似合っているようだ。
また極細麺ともバランスが取れているのだろうが、私は麺の食感に頼りなさ、量的な物足りなさを感じてしまった。


えびを堪能した後で、具を全て丼に投入し、豚バラチャーシューの脂をスープに溶かせていただく。



もちろん完食。前にも増して端麗になった感のあるスープも、最後の一滴まで飲み干せば、十分に満足感を得られる。




ツレにとって脂身の少ないチャーシューは大歓迎の様子で、デザートの甘い柿も美味しそうに食べていた。
ただスープに以前の様なコク・深みが感じられなかったようで、麺も平打ちがよかったとのこと。


再開してまだ一ヶ月。試行錯誤の中から、また素晴らしい一杯を届けてくれると期待して待つことにしよう。

中華そば 慈庵 （ラーメン / 吹上駅、御器所駅、荒畑駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0

「ヨウショク オカダ （Yo-Shoku OKADA）」瑞穂市

岐阜での用事を済ませた後は、ラーメン好きのブロ友が番外と称して、足繁く通う洋食店へ行ってみることにした。

ナビに案内されるまま着いた場所は、飲食店が並んでいる共同駐車場。その一角に店の赤い看板が確認できる。
開け放されたドアから入ると、中はカウンターとテーブル、両方あわせても10席強の、こぢんまりとしたものだ。


二人掛けのテーブル席に着いて、壁のメニューからビーフシチュー＆オムライスを注文しようとしたところ、
昼には提供しておらず、ランチメニュー4種類の中から選択するようにとカウンターの常連さんが教えてくれた（笑）


そこで私はカツカレーのOKADA Lunch Dを、ツレはハンバーグの同じくAをお母さんらしき店員に注文する。

BGMのロックはマスターの好みだろうか？私は特に気にならないが、ツレにとっては落ち着かないと不評の様子だ。


さて、ワンプレートに載せられたカツカレーの登場。山盛りのキャベツに二人の注目が集まる。



続いて、ハンバーグのほか海老フライ・クリームコロッケなどが載った豪華な皿とライスも登場した。



ビーフカレーは少し粉っぽく感じ、ライスとカツのボリューム感もそれほどでもないが、結構辛目でなかなか旨い。
付け合せのポテトサラダとナポリタンスパゲッティーは、残念ながら好みではなかったが、ハンバーグはジューシーだし、
フライもコロッケも流石洋食屋さんといったところ。季節の味噌汁は、洋食っぽい味でちょっと面白かったし、




デザートに出てきた、ちょっと苦いクレームキャラメルには二人とも、つい美味しいと声がでてしまった。


コーヒーも付いて880円という価格は値打ちだとは思うが、多量のキャベツを加えてのボリュームだけに、それをどう評価するかで、
コスパに対する意見が分かれそうな気がする。それにしても、よくこんな場所の洋食店を見つけたものだと、ただただ感心するのみ。

ヨウショク オカダ （ハンバーグ / 美江寺駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0

「月下独酌」中区

二次会はマイレビュアー絶賛のお洒落なバー。階段を上がると左手、ガラスドアの小さなプレートに店名が確認できる。

コンクリート打ちっ放しの通路にあるスリットから、スポットライトだけが印象的な真っ暗な異空間へ踏み込んだ。
予約しておいたカウンター席に着いて、「ストラスアイラ」を注文。BGMにはアルトサックスが静かに歌っている。




女性陣は、黒尽くめのマスターに好みをそれぞれ伝え、色とりどりのカクテルをお願いしたようだ。




バカラグラスでいただくチェーサーは、単なる水とは思っていても何だかリッチな気分になる。



二杯目にあの強烈な個性のアイラモルト「ラフロイグ」を飲み干して、今夜はお開きとすることにした。




とても素敵な雰囲気で、恋人同士が愛を語るのに最適な店だろう。良心的な値段も魅力的だ。
近頃はビールか日本酒ばかり飲んでいたが、たまには気分を変えてのウイスキーもいいかもしれないな。

月下独酌 （バー / 久屋大通駅、栄駅（名古屋）、栄町駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0

「空 SORA 伏見店 」中区2nd

ミニオフ会の会場は、前に一度利用したことのある店。10分前に着いたが、入口の前で待っている二人の姿が認められる。

階段を下りて店内に入り予約の名前を告げると、奥の掘ごたつ席に案内された。土曜日ということもあってか、客はまばら。


それぞれが食べたいものを一品づつ注文してから、簡単に挨拶を済ませ、とりあえず生ビールで乾杯だ。





誰一人遅れることなく、かなりのハイペースで、ビールのお替りが入る。嗜む程度と言っていたのは誰だっけ（笑）


約束していた姉妹カメラの記念撮影をしたり、カメラ談義に華は咲いたが、それ以外にも話題は尽きない。





ただ料理はどれもボリューム感に欠け、残念ながら前回ほどの美味しさを感じられなかったので、評価を少し下げることにする。

室内が暗かったのか、あわてて撮った所為か、何だかピンボケの写真ばかり。まあ、楽しかったことだけ覚えていればいいか！？

空 SORA 伏見店 （割烹・小料理 / 丸の内駅、伏見駅、国際センター駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.5

「うどん かとう」中村区4ｔｈ

前回の訪問からほぼ3ヶ月が経ってしまい、既に街中は秋モード全開。そこで今日は暖かいものを食べようと出掛けた。

まだ11：30というのに8割方席は埋まっていたが、笑顔の店主にアイコンタクトで挨拶をして、入口近くの空席に着く。



まだ食べていないメニューから、私はかしわ天釜揚げうどん800円を、ツレは鍋焼きうどん900円をチョイス。
おにぎりのゆかり150円もそれぞれ1個として、始めて見た若い女性店員に注文後、おでんコーナーへ足を運ぶ。


　味がよく滲み込んだおでんに、からし味噌がグッド。



テンポよく、オーダーをこなしていく店主の仕事ぶりを見ながら、待つこと暫し。ようやく私たちの注文に取り掛かってくれた。


釜揚げのうどん自体が旨過ぎる。生姜とネギと胡麻でサッパリといただいたが、ツユには残念ながら少々不満あり。
名古屋の客に合わせたのかもしれないが、個人的にはもっと讃岐風にイリコを効かせたものであって欲しかった。
通常はこれでいいのだろうが、本場バージョンも選択できるとしたら、喜ぶ人がさらに増えるのではないだろうか。
絶品のかしわ天は言わずもが、コンビニのものの五割増しはあろうかと思われる、手作りおにぎりにも大満足だ。



海老天・牛肉・蒲鉾・牛蒡・椎茸・エノキ・三つ葉・玉子と具沢山の鍋焼きうどん。個人的には肉と椎茸の
下味が甘過ぎると感じたが、一度冷水で〆た麺は煮込んでもコシが残っていて、やっぱり美味しい。


大好きなラーメン店再開の情報を店主に伝え、またの再訪を誓いながら、いつまでも盛況な店を後にした。

手打ちうどん かとう （うどん / 中村区役所駅、名古屋駅、米野駅）

昼総合点★★★★☆ 4.0

「宝剣」宝剣酒造 3ｒｄ

広島県宝剣酒造お得意（？）の八反錦を使った純米吟醸酒で、10/19に富屋酒店で購入しておいたもの、2940円。



精米歩合：55％
日本酒度：+4前後
酸度：1.4前後
AL：16度以上17度未満




色はわずかに黄金色。最初はフルーティな香りを少々感じたが、飲み始めて慣れてしまえば、ほとんど無臭だ。
舌先では酸味を感じるものの、奥に入れば米の旨みもある適度の辛口酒。とても飲みやすいのは湧水仕込だからか。



先日友人たちと内輪で飲んだのは、季節限定のひやおろし。これも飲みやすくて美味しかったなあ。

「蕎麦茶寮 寿玄」岐阜県大垣市

「東海こだわりの蕎麦処」という本を頼りに蕎麦を手繰るの第3弾。今度の店は、岐阜県大垣市郊外にある。

ナビに従い車を走らせたところ、こちらの農家が目当ての店のようだが、南側の駐車場以外に目ぼしいものはない。

車から外に出て、初めて小さな看板に気付いた次第だ。


ここで間違いなさそうと家に近づくも、暖簾も出ていないし、玄関も閉まったまま。もしかして臨時休業と不安を抱きつつ、
引き戸を開けてみたところ、照明が点いてラジオも鳴っている。しかし何度か中に声をかけてみるが返答はなし。
三和土に呼び鈴を見つけ鳴らしてみたら、ようやく奥からご主人が登場し、「どうぞ」と招かれた。



かなり古い建物の中には骨董品があふれ、独特の雰囲気を作り上げている。少々座り難いテーブル4卓の一つに着いた。

メニューが見当たらないので尋ねてみたところ、扇子を指示されたが、お昼は盛りそば・そば寿司・そばがきぜんざいの
セットを1200円で出していると聞き、そちらを二つお願いする。


蕎麦茶を飲みながら待つこと暫し、盆に蕎麦つゆ・薬味それに出汁巻き玉子が載せられて供された。


玉子の味付けは私にはちょっと甘く感じたが、サービス（？）されれば悪い気はしない。かなりインターバルがあって、盛りそば。



細打ちの端正な蕎麦は見た目以上にコシがあるが、どうかすると固く感じ、喉越しというより、噛んで味わうタイプか。
ツユは辛めで濃く、この蕎麦には似合ってようだ。薬味の茗荷はとても珍しいと思い、試してみたがこれは微妙かな。




玉子・大葉・奈良漬を巻いた寿司は、コリコリとした食感も楽しめて、なかなか美味しかった。



ぜんざいは好んで食べようとは思わないが、そばがきが入っていれば別。甘さ控え目もいい。


私たちの後には2組4人。ゆったりとした時間を過ごすことができる、隠れ家のような蕎麦屋として覚えておこう。

寿玄 （そば（蕎麦） / 西大垣駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5