愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

引越し

2006年03月06日 | 西子
 西子を拾ったとき住んでいた横浜市内のマンションは、実はペット禁止。ハムスターとか鳥なんかの小動物はOKだけど、猫・犬の類はダメって言われてました。でも、中には内緒で犬を飼っている人がいて、吠えながら追いかけられたこともたびたびありましたから「まぁ、当面は大丈夫だろう」との確信はありました。とはいうものの、身体は小さいくせに、連日、サカリがついたように鳴く西子ですから気が気ではありません。それに、実はこの時期に僕、離婚しまして…。イッソのこと狭くてもいいから、便利でペットOKの賃貸に引っ越そう! と決めました。
 そこで、①東京都内で家賃が比較的安いところ、②都心へのアクセスがいいところ、③ペットOKの物件、の3つを基準に部屋探し(③がもっとも重要!)。そこで、浮上したのが中野区・杉並区。でも、ペットOKの物件って少ないんですよね。小さい不動産屋だと「猫がいるんですけど…」といった途端、取り付く島もなしって感じで追い返されることもたびたび。比較的大きい不動産屋でも、2~3件なんてことも少なくありませんでした。それに、敷金が1~2か月分多く取られてしまう。「内緒で飼っちゃおうかなぁ」などと思うこともしばしばでした。でも、なんといっても、けたたましく「にゃおーん、みゃおーん、あおーん」と派手に鳴きまくりますから、やっぱり内緒で飼うのは不安です。
 男一人と猫一匹ですから、物が多いわけではありませんので広い必要はありません。でも、猫トイレは人のトイレに納めますが、西子のご飯用のお皿、水用のお皿、爪とぎの置き場所は確保しないわけにはいきませんから、あまり狭いのも考えもの。
 部屋探しに苦戦する僕を尻目に、西子の夜鳴きは相変わらず。「まったく…。だれのせいでこんなに苦労してると思ってんだよぉ」とグチってみましたが、そんなことを気にする西子ではありません。泣き叫んでいたかと思うと、膝の上で丸くなってゴロゴロ。こんなことされると、もう怒る気にはなれません。
 苦労の挙句、見つけたのが現在の杉並区阿佐ヶ谷。5.5畳のフローリングと6畳の和室。十分な広さです。しかも、阿佐ヶ谷は西子のお気に入りのおもちゃのボールをくれたCねえさんの地元でもあるので、いい動物物病院などの猫情報もいただけます。もう、このときはどれほどホッととしたことか…。
 こうして、西子と僕の新しい生活がスタートするのでした
コメント (1)
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