先週の木曜日の川西での「器再楽(きさら)の会」から持ち帰った小さな額です。
こんな風に壊れていました。
「大変でしたら諦めます」と画廊シャノワールのオーナーは仰いましたが、「いいえ、直します!」と私は持ち帰ったのです。
何でも直してみようとする私、どんどん経験を積んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6a/148907d1ba9038a80c2be10810f49a35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/29/a298d341aed26f3ba824ef97980e43be.jpg)
先ずは壊れて分離した部分をアラルダイトで接着します。
欠損部分がだいぶありますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/50/93d24d2842d36f4a2c382903ec2fca12.jpg)
そして、翌日です。
今度はアラルダイトに地の粉を混ぜたもので欠損部分の充填です。
木の粉が本来ですが、どちらでも大して変わりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d8/954bccb80d1d7c938dc73a3e766de931.jpg)
そして、プラスチック板を使って整形です。
ここがミソですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/80/2375f65dff608201e3d81234b10ce21c.jpg)
そし、さらに翌日です。
プラスチック板を剥がしてカッターナイフやヤスリ、水ペーハーなどを使ってベースの仕上げです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ce/c945a06592e26a667e862ea2bf27c1e3.jpg)
そして、「新うるし」を使っての色合わせです。
色合わせには「新うるし」は抜群の効果を発揮しますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/6c/de15d1c8a5dce23b77bb91f8aee7b44e.jpg)
いろいろと色を混ぜ合わせて、ようやく周りに近い色を作ることができて、塗装して完成です。
材料費はあまりかかりませんが、この手間を考えれば、新しいものを買ったほうがはるかに安くつきます。
でも、壊れたものを再び使える様にする「器再楽」の技はとても貴重だと自信を持っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b7/06c468a6ff25840cc0e7e80cf8e55742.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ef/8a0d321943da30d4063de571c3b4ac87.jpg)
入っていた作品を再び入れて、終了!(壊れていた部分は左上です)
画廊シャノワールのオーナーの驚く顔をみたいものですね。
そして、さらにもう一つの大きな額、欠けた部分の重点は済ませていますので、目の前で金粉でさっと仕上げて、さらに驚かせてあげましょうかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/af/9fe105874dfcfdfed84765b5cb3065d7.jpg)
金繕いの技をできるだけ広げたいと思っていますが、たいていは何日間か掛かる作業ですので、なかなか伝えるのが難しいですね。
これまで、何人か熱心な方を指導したことがありますが、私のブログを見て引き続き研究してほしいものですね。
それから、繕いを希望する作品もいつでもお受けしますよ。
※まだアップしていない最近の繕い例が多数あります。
ぼちぼちアップしますので見て下さいね。
こんな風に壊れていました。
「大変でしたら諦めます」と画廊シャノワールのオーナーは仰いましたが、「いいえ、直します!」と私は持ち帰ったのです。
何でも直してみようとする私、どんどん経験を積んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6a/148907d1ba9038a80c2be10810f49a35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/29/a298d341aed26f3ba824ef97980e43be.jpg)
先ずは壊れて分離した部分をアラルダイトで接着します。
欠損部分がだいぶありますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/50/93d24d2842d36f4a2c382903ec2fca12.jpg)
そして、翌日です。
今度はアラルダイトに地の粉を混ぜたもので欠損部分の充填です。
木の粉が本来ですが、どちらでも大して変わりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d8/954bccb80d1d7c938dc73a3e766de931.jpg)
そして、プラスチック板を使って整形です。
ここがミソですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/80/2375f65dff608201e3d81234b10ce21c.jpg)
そし、さらに翌日です。
プラスチック板を剥がしてカッターナイフやヤスリ、水ペーハーなどを使ってベースの仕上げです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ce/c945a06592e26a667e862ea2bf27c1e3.jpg)
そして、「新うるし」を使っての色合わせです。
色合わせには「新うるし」は抜群の効果を発揮しますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/6c/de15d1c8a5dce23b77bb91f8aee7b44e.jpg)
いろいろと色を混ぜ合わせて、ようやく周りに近い色を作ることができて、塗装して完成です。
材料費はあまりかかりませんが、この手間を考えれば、新しいものを買ったほうがはるかに安くつきます。
でも、壊れたものを再び使える様にする「器再楽」の技はとても貴重だと自信を持っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b7/06c468a6ff25840cc0e7e80cf8e55742.jpg)
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入っていた作品を再び入れて、終了!(壊れていた部分は左上です)
画廊シャノワールのオーナーの驚く顔をみたいものですね。
そして、さらにもう一つの大きな額、欠けた部分の重点は済ませていますので、目の前で金粉でさっと仕上げて、さらに驚かせてあげましょうかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/af/9fe105874dfcfdfed84765b5cb3065d7.jpg)
金繕いの技をできるだけ広げたいと思っていますが、たいていは何日間か掛かる作業ですので、なかなか伝えるのが難しいですね。
これまで、何人か熱心な方を指導したことがありますが、私のブログを見て引き続き研究してほしいものですね。
それから、繕いを希望する作品もいつでもお受けしますよ。
※まだアップしていない最近の繕い例が多数あります。
ぼちぼちアップしますので見て下さいね。
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