融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日はクリスマス礼拝です

2018年12月22日 | 礼拝のご案内

 明日12月23日(日)は、クリスマス礼拝です。午前9時から教会学校、午前10時30分から礼拝があります。メッセージは「身を委ねるイエス」、讃美歌は「主を待ち望むアドヴェント」の4番、「今こそ声あげ」、「喜びはむねに」です。礼拝後には、祈りの一時、クリスマス愛餐会があります。ご興味のある方は、どなたでもご参加ください。

 今週は、落雷に伴い、ADSLのモデムが壊れて焦りました。インターネットはつながるようになりましたが、今度はIP電話がつながらなくなりました。クリスマスも間近ですし、年が明けてから対処しようかと思います。

 このあたりでは、今のところ雪もなく、日照時間も長いとのことで良かったです。年末に、雪が降りそうとの予報です。帰省される方の道中が守られますようにと祈ります。

 クリスマスを迎えようとしていますが、各地で人が大切にされていない状況があるように思います。クリスマスが、弱くさせられ、困っている人たちの救いの始まりであるようにと祈ります。それが本来のクリスマスの出来事であったと信じます。

 


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「泊まる場所がなかった」

2018年12月22日 | 聖書のお話

「泊まる場所がなかった」 ルカによる福音書 2章1~7節

 ローマ帝国は、支配下の人々に対して住民登録という兵役や徴税のための調査を課していました。人々は、この調査に従うしかなく、出産間近のマリアもヨセフと共に登録をするために、故郷であるベツレヘムへの旅を強いられました。旅の途中でマリアは産気づきましたが、客間に泊まることができなかったために、家畜小屋で出産し、赤ちゃんを布にくるんで飼い葉桶に寝かすことになりました。ユダヤ人の習慣では、出産による血の汚れのために、部屋が使用できなくなってしまうと考えられていました。家畜小屋は、元々が汚れている場所と考えられていましたので、そこでなら出産することが可能であったのではないかと想像します。

 住民登録という強いられた旅の途中、そこでしか出産できない場所へと導かれたということは、イエスさんが飼い葉桶の中に寝かされることが必然であったと受け止めることができます。そして、夜通し羊の群れの番をしている羊飼いたちに、救い主の誕生が告げ知らされたことを併せて考えたとき、救い主は社会の中で弱い立場の人たち(羊飼い)のところで、自らも弱い立場の人間として生まれたと伝えられているように思います。救いとは、本当に救われるべき者が救われるようでなければ本物ではないと思います。イエスさんは、弱い人のところに、弱い者となって生まれた本物の救い主として伝えられているように思います。

 

 


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