旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション13 「鶏樽めし」(大館駅)

2021-11-11 12:10:57 | 駅弁コレクション
【鶏樽めし】(大館駅)
                           2021.11.04投稿

1977年(昭和52年)9月4日 大館駅で購入 価格500円
                         [製造元](株)花善


 1970年(昭和45年)から大館駅で販売されていましたが、容器の金型が破損したため1976年(昭和51年)ころ販売が終了したと、花善のホームページで紹介されています。
 購入は1977年(昭和52年)9月4日となっていることから、すでに容器の製造が出来なくなり、在庫限りの販売時期だと思われます。
 秋田市で行われた採用試験の帰り、当時まだあった大館駅のホーム立売で購入したものです。

2015年(平成27年)3月8日 イトーヨーカ堂青森店で購入 価格1,100円
                         [製造元](株)花善
 2014年(平成26年)10月1日から2015年(平成27年)3月31日までJR東日本秋田支社と連携し、「アフター秋田DC」と「国民文化祭あきた2014」に合わせ、当時のものを忠実に再現した復刻版「鶏樽めし」が販売されました。


 極力忠実に復刻された掛紙ですが、価格など混乱を招くような所は省略されています。
 箸袋も当時の物が再現されています。


 初期の物の記憶はありませんが、忠実の再現されているそうです。
 掛紙・容器・内容について、詳しく解説した栞が付いています






 かつては表示義務のなかった原材料名は、別添シール表示になっています。


 消費期限・価格についても同様です。

 この年の「JR東日本 駅弁味の陣2014」にもエントリーし、副将軍に選ばれました。

 『鶏樽めし』は、大館駅で『鶏めし』を製造・販売する花善のかつて駅弁です。
 2014年(平成26年)10月1日から2015年(平成27年)3月31日までの期間限定販売以降、ごくまれに復刻販売が行われたようです。
 また、2020(令和2)年1月の京王百貨店駅弁大会で、“金メダル”をモチーフに金色の樽型容器に黄金の掛け紙を掛けた『金の鶏樽めし』が実演販売されたほか、東日本大震災から10年の令和3(2021)年4月から9月まで開催された観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」では、数量7,000個限定で『奥羽本線いいもの鶏樽めし』が販売されました。



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