旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション363 「焼き鯖すし」(福井駅)

2024-03-17 10:45:33 | 駅弁コレクション
【焼き鯖すし】(福井駅)
                            2024.3.17投稿

2024年(令和6年)2月11日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,296円
                         [製造元](株)若廣

 鯖の絵と商品名に、若廣の「帆船紋」がデザインされた掛紙が紙箱にテープ留めされています。
 『黄金の鯖』の表示もありますが、神奈川県三浦市松輪漁港で水揚げされるブランド鯖『松輪サバ(まつわさば)』(地域団体商標)の別称『黄金のサバ』と紛らわしいのですが、こちらは「黄金色に焼き上げられた焼き鯖」という意味らしいです。


 「若廣」と「帆船紋」がデザインされた、竹皮柄がプリントされた台形(四角錐台。上底の長辺18.8㎝、 短辺7.7㎝。下底の長辺16.8㎝、短辺6.5㎝。高さ4.5㎝。)の紙箱です。


 蓋を開けると中も竹皮柄で、一番上に「商品のご案内」が載っています。






 「商品のご案内」を取り除くと、ラップに巻かれた焼き鯖すし1本と、お箸・爪楊枝・お手拭き・パック醤油のセットが入っています。


 福井県産コシヒカリを使った酢飯と鯖の間には生姜甘酢漬と大葉が挟んであります。
 よく見ないと分かりにくいのですが8貫に切られていて食べやすいのですが、ラップで包まれているので、気をつけて外さないと鯖の脂で手がベタベタするので注意が必要です。



 現在も販売されていて、公式ホームページには次のように紹介されています。
焼き鯖すし 1,296円(税込)
黄金色に焼き上げられた焼き鯖と福井県産コシヒカリが織り成す絶妙な一体感は「発祥の味にして頂点の味」。身は程よく脂がのって、しっとり肉厚。ふっくらと甘いシャリとともに香ばしさが口いっぱいに広がります。
※商品につきましては厳選した食材を使用しておりますが、天然物のため若干の違い(色・大きさ)がございます。予めご了承ください。


 製造元の若廣、2001年(平成13年)8月、福井県小浜に創業。翌9月に「焼き鯖すし」の製造・販売を開始したといわれています。
 福井駅や新大阪駅、福井県内の道の駅での販売の他、2015年(平成27年)11月東京葛飾工場稼働し、2016年(平成28年)2月JR上野駅内に「エキュート上野店」、2020年(令和2年)3月東京駅グランスタ内「若廣TOKYO」オープンなど、関東地方の駅での販売に進出しているようです。
 公式ホームページでは、国内航空路線での機内食廃止に伴い『弁空』として販売し、羽田空港で5年連続売上第1位を記録(統計データとしての詳細は不詳)したと謳っています。
 純粋に『駅弁』と言うには微妙に違うようにも思うのですが、地元福井駅駅ビルでの販売実績、他の駅弁業者のように改札内での販売実績があることから『駅弁』に分類しました。


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