旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション218 「函館朝市海鮮丼」(新函館北斗駅)

2022-08-01 11:16:33 | 駅弁コレクション
【函館朝市海鮮丼】(新函館北斗駅)
                             2022.8.1投稿

2016年(平成28年)3月21日
 新函館北斗駅で購入 価格1,380円
                        [製造元](株)吉田屋

 商品名と中身のイメージ写真を載せた掛紙(スリーブ)です。


 酢飯の上に紅ズワイガニのフレークとズワイガニの棒肉と、イクラ醤油漬けと炙り白醤油漬サーモンを交互に敷き詰め、厚焼き玉子、小松菜と人参・椎茸の和えもの、白がりを添えています。


 北海道の海鮮丼と言えば、かに・イクラ・ウニが定番と思うのですが、お値段を考えてウニに変えてサーモンを使っているのでしょう。
 見た目も豪華ですが、お値段も高めのためちょっとビックリしました。
 なお、駅弁大会では全く同じ内容・価格で『北の海鮮丼』として販売されたようです。


 『旅の小窓~平成28年3月21日 開業前の新函館北斗駅』で、新函館北斗駅を訪問した際に購入しました。

 製造・販売の吉田屋と言えば、1961年(昭和36年)の販売開始以来のロングセラー駅弁『八戸 小唄寿司』が有名です。
 創業は、東北本線戦線開通の翌年1892年(明治25年)。駅弁販売は東北本線では宇都宮駅・一ノ関駅に次いで3番目で、全国でも8番目と言われています。
 板前を志す函館の若者が包丁一本を携えて上京の途中、開業したばかりの尻内駅(現 八戸駅)で下車したところ。偶然、駅長の目に留まり、駅員のまかないの仕事を任されることになり、翌年にはおにぎりと漬物だけの弁当をホームで売り始めたのが「吉田屋」の始まりだそうです。
 2013年(平成25年)4月には、東京工場操業を開始しています。
また、2016年(平成28年)3月19日、新函館北斗駅併設の「北斗市観光交流センター」で、「BENTO CAFE 41°GARDEN」(弁当カフェ よんいち ガーデン)を営業し、駅弁を販売しています。
 なお、「よんいちガーデン」は、北斗市が北緯41度にあることにちなんでいるそうです。
 そして、尻内駅(現 八戸駅)で下車した吉田屋初代は、北海道北斗市(旧・大野町)出身だそうです。


コメントを投稿