旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅10 小鳥谷駅

2018-01-26 11:54:55 | IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅
 IGRいわて銀河鉄道 普通 盛岡行に乗って前編最後の小鳥谷駅に向かいます。


金田一温泉       15:37発 
 金田一温泉駅間で乗ってきた列車の折り返しです。
 乗客は誰もいません。


斗米     15:41着 15:42発 
二戸     15:44着 15:45発 
一戸     15:50着 15:50発 
小鳥谷    15:54着 






 跨線橋にある出入り口のひとつは、列車の編成に合わせて現在は封鎖されています。
 封鎖した壁には「藤島のフジ」が描かれています。




 「藤島のフジ」は、小鳥谷駅から南へ600mで、昔の仁昌寺という寺の境内にあたり、1591年(天正19年)、九戸の乱で上方軍の蒲生氏郷軍が九戸方の姉帯城を攻撃するために陣をはった場所だとも伝えられています。当時は周囲三方に堀がめぐらされ、藤があたかも島のように見えた事から、「藤島」と呼ぶようになったといわれています。フジの種類はノダフジで、樹齢は数百年以上と推測され、樹根の根回りが4m、高さ20m程の巨大で名実ともに日本一のフジだそうです。


 ホームにも藤棚が作られています。


 小鳥谷駅は一戸町に業務を委託している簡易委託駅で、窓口の営業時間は7時30分から12時までです。そのため、入場券や駅スタンプを手に入れることは出来ません。
 最初の下車駅を小繋駅から二戸駅に変更するのではなく、ここ小鳥谷駅を最初の下車駅にすると良かったのですが、その判断の間違いが大きく響きました。


 駅舎内は綺麗に整備されています。








 駅事務室の空き部分を利用したJA新いわて小鳥谷支所の農産物直売所「ニコニコ駅こずや」が、火・木・土・日曜の9時から13時まで営業しているようです。




 IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅前編はここまで。
 IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道 普通 八戸行に乗って帰路につきます。


小鳥谷    16:20着 16:21発 
一戸     16:25着 16:25発 
二戸     16:30着 16:31発 
斗米     16:34着 16:34発 
金田一温泉  16:38着 16:39発 
目時     16:42着 16:43発 
三戸     16:47着 16:48発 
諏訪ノ平   16:51着 16:52発 
剣吉     16:56着 16:56発 
苫米地    17:00着 17:00発 
北高岩    17:03着 17:04発 
八戸     17:10着 

 八戸駅で、青い森鉄道 普通 青森行に乗り換えです。


八戸          17:13発 
陸奥市川   17:19着 17:20発 
下田     17:23着 17:24発 
向山     17:28着 17:28発 
三沢     17:32着 17:33発 
小川原    17:38着 17:38発
上北町    17:41着 17:42発
乙供     17:47着 17:47発 
千曳     17:52着 17:53発 
野辺地    17:59着 

 乗車距離470.1km。
 乗車時間7時間17分。
 下車駅滞在時間1時間19分。
 6時23分に出発して、11時間36分の旅でした。

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