旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅11 渋民駅

2018-01-31 12:55:02 | IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅
 平成29年12月23日土曜日。IGRいわて銀河鉄道全駅下車の旅後編に出かけました。
 前編と同じく「青い森ホリデーフリーきっぷ」と「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」を使います。




 野辺地駅には伯養軒野辺地営業所が昭和27年から製造・販売を開始した駅弁「とりめし」があります。
 現在は、ウェルネス伯養軒青森支店が製造していて青森駅や新青森駅でも販売しています。


 なお、仙台駅ではウェルネス伯養軒仙台支店製造で「野辺地のとりめし」として販売されています。


 販売は、待合室内にある立ち食いそば「こけし亭」(元々の経営は伯養軒。その後NREみちのくからNREに)でしたが2014年(平成26年)3月をもって撤退。その後は待合室隣にあるKIOSKが販売していましたが、こちらも2017年(平成29年)9月をもって閉店。
 一時、野辺地駅では購入できない状態になっていましたが、平成26年4月1日から「こけし亭」を引き継いで立ち食いそばを営業している「パクパク」で、2017年(平成29年)12月1日から販売が復活しています。
 なお、青い森鉄道のホームページでは「野辺地のとりめし」。として紹介していますが、
地元では「とりめし」で親しまれています。




 それでは、青い森鉄道 快速 八戸行で出発です。  


野辺地    06:23着 06:23発
千曳     06:28着 06:28発 
乙供     06:33着 06:34発 
 今日は晴れているので朝霧がたっています。

上北町    06:39着 06:39発 
小川原    06:42着 06:43発 
三沢     06:48着 06:48発 
向山     06:52着 06:53発 
下田     06:57着 06:57発 
陸奥市川   07:01着 07:01発 
八戸     07:09着 

 八戸駅で、青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道 普通 盛岡行に乗り変え、今日最初の下車駅、渋民駅に向かいます。

八戸          07:13発 
北高岩    07:18着 07:18発 
苫米地    07:21着 07:22発 
 雪が全くありません。

剣吉     07:25着 07:25発 
諏訪ノ平   07:30着 07:30発 
三戸     07:34着 07:34発 
 目時駅までが青い森鉄道線になります。


目時     07:39着 07:39発 
金田一温泉  07:43着 07:43発 
斗米     07:47着 07:48発 
二戸     07:50着 07:51発 
一戸     07:56着 07:57発 
小鳥谷    08:01着 08:01発 
小繋     08:08着 08:08発
 奥中山越え。やはり雪が多いです。


奥中山高原  08:15着 08:15発 
御堂     08:21着 08:22発
いわて沼宮内 08:26着 08:26発 
岩手川口   08:30着 08:31発 
好摩     08:35着 08:40発
渋民     08:40着






 

 渋民といえば石川啄木の出身地として有名です。


 駅前には小公園が整備されていて、啄木の歌碑も建っています。






 石川啄木ゆかりの地や記念館はたくさんあります。
 渋民駅から「石川啄木記念館」までは、タクシーで約5分、徒歩約30分だそうです。


 社員作成の「啄木の里散策マップ」は、いわて銀河鉄道のホームページで見ることができます。


 石川啄木の和歌等に「停車場」が出てきます。
 「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」にでてくる「停車場」は、上野駅であることはよく知られています。
 「霧ふかき好摩の原の 停車場の 朝の虫こそすずろなりけれ」にあるように、渋民時代に利用した停車場は、渋民駅に開業が1950年(昭和25年)12月1日なので、啄木の生前に「渋民駅」は存在しませんから、この停車場は好摩駅のことです。




 駅スタンプの絵柄は、石川啄木記念館と宝徳寺です。




 もう一つ。JR時代の駅スタンプもありました。
 絵柄は、鵜飼橋と姫神山の啄木の歌碑です。

 
 改札を通るとき駅員の方が、跨線橋から撮った姫神山の写真を見せてくれました。
 桜の時期にもう一度下車したいものです。


 20分の滞在。次は隣の滝沢駅に向かいます。

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