旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション360 「小田原提灯弁当」(小田原駅)

2024-03-13 14:17:45 | 駅弁コレクション
【小田原提灯弁当】(小田原駅)
                            2024.3.13投稿

2024年(令和6年)2月2日
 東京駅「駅弁屋 祭」で購入 価格1,500円
                        [製造元](株)東華軒

 商品名と小田原提灯・小田原城のイラストがデザインされた掛紙(スリーブ)です。


 小田原名物の提灯に模した発泡素材の容器(直径12.0㎝×高さ13.0㎝の円柱)の表には商品名、裏には「おさるのかごや」のイラストが描かれています。


 「小田原ちょうちん」は商標登録されていたため、商品名は「提灯」と漢字表記になっているようです。


 容器の上には、お箸・木製スプーン・お手拭きのセットが載っています。


 陶器は2段重ねになっていて上はおかず、下は御飯です。


 御飯は、醤油ベースの茶飯の上に、ほんのり甘めの伝統ダレで味付けた鯛おぼろを敷き詰めた東華軒の鯛飯で、アサリの佃煮と梅干しが添えられています。


 おかずは、筍鶏そぼろ・金目鯛西京焼き・千切り大根煮・海老天ぷら・カップ入りわさび漬・煮物(人参・竹輪・椎茸・こんにゃく)です。




 小田原駅ではかつても『ちょうちん弁当』が販売されていて名物駅弁のひとつだったそうです。
 東華軒によると、社内でも地元名物の小田原提灯をモチーフとした弁当を復活させたいという声が前からあり、2021年(令和3年)5月の限定販売を経て、8月9日から新作『小田原提灯弁当』今回のレギュラー化にこぎつけたそうです。
 現在も販売されていて、公式ホームページでは次のように紹介されています。
小田原提灯弁当 1,500円
 小田原名物の提灯に模した容器のお弁当です。容器を上段と下段に分け、上段には金目鯛の西京焼きに加え、東華軒の名物「とりそぼろ」、下段には、同じく東華軒の名物「鯛めし」を盛り込みました。
~上段~
 金目鯛西京焼き・尾付き海老・切干大根・椎茸・花人参・竹輪・こんにゃく・わさび漬・とりそぼろ
~下段~
 茶飯・鯛おぼろ・あさり佃煮・梅干


 製造元の東華軒の創業は、東海道本線最初の駅弁とされる国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売を始めた1888年(明治21年)7月1日。
 その後、小田原駅開業と同時に小田原駅でも販売をはじめ、現在は本拠地を小田原に置いています。
『駅弁味の陣2017』で『御鯛飯 復刻版』が「掛け紙賞」を受賞。
 ※現在は販売されていません。



コメントを投稿