旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション145 「甲州ワインで育った牛と豚の弁当」(小淵沢駅)

2022-04-23 09:28:00 | 駅弁コレクション
【甲州ワインで育った牛と豚の弁当】(小淵沢駅)
                            2022.4.23投稿

2011年(平成23年)5月29日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,050円
                        [製造元](株)丸政

 中身写真と商品名が描かれる掛紙(蓋)です。
 長方形の容器に「甲州甘辛牛丼」と「甲州風ソースメンチカツ丼」の2種類が入っています。
 「甲州甘辛牛丼」は御飯の上に牛肉の他、玉ねぎ、こんにゃく、タケノコ、椎茸が載り、インゲンが添えられています。また、わさびが入っているので、お好みで甘い牛肉に付けて食べます。
「甲州風ソースメンチカツ丼」は御飯の上に、野沢菜炒めと錦糸玉子が載り、その上にメンチカツが2つ載って、福神漬けが添えられています。




 牛丼は、ワインを搾って残った葡萄の粕を飼料として育った甲州ワインビーフという肉を使っているそうですが、かなり甘い味付けなのでわさびを使った方が美味しくいただけます。
ソースメンチカツは、山梨産の白ワインを飲ませて育てたワイントンという豚肉を使っているそうです。山梨らしさと言うことで野沢菜が載っていますが、好みが分かれるところです。

 製造元の丸政は、1918年(大正7年)に中央本線富士見駅の構内立売業者として発足し、1929年(昭和4年)の小海線開通と共に中央本線と小海線の接続駅となった小淵沢に移転し、1944年(昭和19年)から殻弁当の販売を始めました。
 1955年(昭和30年)に株式会社となってから駅弁の他、駅内外の売店、みやげ物店、食堂、仕出し弁当の製造・宅配などもおこなっています。
 『高原野菜とカツの弁当』『元気甲斐』などが主力駅弁ですが、『駅弁味の陣』では次の駅弁が入賞しています。
 『駅弁味の陣2014』初陣賞 『信州牛と松茸ごはん』
 『駅弁味の陣2020』135周年記念賞 『そば屋の天むす(135周年記念パッケージ)』


 『駅弁味の陣2021』駅弁大将軍 『ワインのめし』




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